ヤバすぎるスキル|完璧タイミング&迷いゼロ!ジェイソン・アンダーソン超絶パッシング

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今季絶好調、2018 AMAスーパークロス序盤戦でポイントリーダーに立つジェイソン・アンダーソン(ハスクバーナ)。

 

第6戦終了時点で優勝3回、2位1回、3位1回、4位1回とスピードだけでなく、安定したリザルトと確実に上位に進出してくる勝負強さがここまでのアンダーソンの強みとなった発揮されています。

 

 

アンダーソンの持ち味と言えば、250時代から変わらずの「アグレッシブ」なレーススタイル。接触もいとわない、ここぞというタイミングでのパッシングで数々のドラマチックなレースを演出してくれました。

 

下記映像は第6戦サンディエゴ、メインレースでのアンダーソントップ浮上の瞬間です。エンジョイ!

 

@ s p e e d

 

シーリーが為す術なく首位を明け渡してしまうほどの絶妙なタイミングでの「迷いゼロ」飛び込み&パッシング成功は、往年のライアン・ビロポート全盛期を思い起こさせる絶対の自信と勝利への執念を感じさせます。

 

レース序盤に2秒以上のビハインドをトップ走行のシーリーに負いながら、レース終盤に急接近。このパッシングの周回突入時に1秒以上あった差を一気に縮め、様子を伺うことなくそのままの勢いでブロックパス。

 

アンダーソンの頭のなかではサンドフープス後の逆バンク状コーナー進入時点で最終コーナーでのパッシングが完璧に頭の中で描けていたことでしょう。

 

 

アグレッシブなライディングが時に物議を醸すこともあるアンダーソンですが、AMAスーパークロスでタイトルを獲得するにはスピードだけでなく、ここぞという勝負どころを逃さない「勝利への嗅覚」も必要であるというのは歴史が証明済み。

 

そして「パッシング成功率」は最初が最も高く、2度目以降の成功率は回数と同じくして相手の警戒心も高くなり徐々に下がっていくものなのです… それゆえにビロポートやアンダーソンのような、ここぞというタイミングでの「迷いゼロ」な仕掛けは、より重要性が増すことに。

 

波乱の2018 AMAスーパークロス序盤戦、他のライバル達よりも転倒やトラブルは少なく、運すらも味方につけているアンダーソン。スピード、フィジカルの強さに加えて、勝負所でのライン取り自由度の高さにも現れているニューマシンとのマッチングの仕上がりの良さも武器となっています。

 

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Simon Cudby


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