ヤバすぎるスキル｜MXGP ジェフリー・ハーリングス「AMAモトクロス最終戦」スポット参戦

by SetagayaRacing · Published 2017-09-01 · Updated 2017-09-01

2017 AMAモトクロス最終戦アイアンマンへ突如スポット参戦を表明し、プラクティス最速ラップ記録からレース1・レース２ともに優勝の完全制覇を果たしたMXGPライダー、ジェフリー・ハーリングス（KTM）。

現在のMXGPシーンで最速ライダーとしてそのスピード、ライディングに世界中のレースファンが魅了されたAMAモトクロス最終戦でしたが、海外メディアRacerX誌発のハーリングにフォーカスしたハイライトビデオがリリース。

エンジョイ！

Racer X Onlineさん(@racerxonline)がシェアした投稿 – 2017 8月 30 4:59午後 PDT

MXGP中継でハーリングスのライディングをMX2時代から見続けてきましたが、AMAモトクロスというフィールドで見せたライディングは改めてハーリングスの素晴らしさを再認識させるものでした。

本場AMAライダー以上にスクラブを多用し、貪欲にトラクション・加速を意識。ライン取りもベストラインを積極的に探していこうとするクリエイティブで柔軟な姿勢。そして、それらを可能にしているのは下半身の安定感・重心バランスの素晴らしさ。

プラクティスタイム2位トマックに対して約1.5秒差のトップタイム。レース1は、序盤でトップを争ったトマックの転倒、ムスキャンの猛追受けるシーンもありましたが8秒リードで優勝。レース2では、ラスト2周でトップ独走中ムスキャンの転倒自滅に助けられた形の勝利でしたが、ハーリングスもスタート直後に他者の転倒に巻き込まれてからの追い上げレース。タイトル争い中のトマックとの直接対決はなりませんでしたが、ここはハーリングスの2位まで追い上げてきたスピードとフィジカルを評価するべきでしょう。