250SX決勝ハイライトビデオ＆リザルト雑感｜2023 AMAスーパークロス 第13戦 アトランタ
【追加：リザルト雑感】
2023 AMAスーパークロス 第13戦 アトランタ。全17戦で争われる世界のレースシーンが最も注目する最高峰モトクロスシリーズが、AMAスーパークロス。東西に別れて争われる250SXクラスは、イーストシリーズ（全10戦）の第7戦として開催。決勝ハイライトビデオ、リザルト雑感＆最新ポイントランキングをシェア。
モトゴシップ｜「祝：今季初レース」下田丈 2023 AMAモトクロス 第13戦 アトランタ出場発表
注目は、デイトナSXスタイル的なスピードウェイのインフィールドにレイアウトされた屋外特設スーパークロスコース。ハイスピードなレースが予想されますが、デイトナSXとの違いは、これまでのアトランタSXでおなじみの赤土が運び込まれることと、サンド路面でアウトドア的要素強いデイトナSXよりもスーパークロス色濃いセクションが多いところでしょう。
レース前日の降雨の影響残るセクションもありましたが、迫力のレースアクションが繰り広げられました。エンジョイ！
【250SXイースト 決勝リザルト】
1. Hunter Lawrence (HON), 11 laps – ヒヤリとするミスからのコースアウトもありましたが（股間を強打）、タイムドプラクティスからスピードと安定感はライバル達を圧倒。今季6勝目（4連勝）。 次戦の東西シリーズ混走ショーダウンでの実弟ジェット・ローレンスとの直接対決が話題になる中、勝利を宣言。ニューモト的にもハンター勝利を予想しています！
2. Jordon Smith (YAM), +08.232 – ディーガンとの負けられないバトルを制し、前戦で予選落ちの屈辱果たす2位表彰台（今季4度目）をホームレースで達成。1ヶ月弱のインターバル期間に足を捻挫。今大会直前までライディング出来ずに療養していたと語るも、レース内容は今季ベストのライディングと振り返りました。マシンセッティング変更し挑んだ一戦でもありました。もともと一発のスピードには定評あるだけに、シリーズ終盤の活躍に期待。
3. Haiden Deegan (YAM), +14.579 – 大型新人が今大会もレースを盛り上げる。ローレンスやスミス相手に物怖じせずにアグレッシブなバトルを展開するハートの強さを披露。ルーキーながら2戦連続3度目の表彰台登壇。アウトドア要素強めのコースレイアウトはSX新人のディーガンには良い方向に働いたとのこと。ルーキーイヤーにランキング2位は想像もしていなかったことで、最高の気分と語りました。
4. 下田丈 (KAW), +18.251 – 中段からのスタートでオープニングラップ7番手からの追い上げレース。終盤にディーガンに迫る。鎖骨骨折からに加えて、今季初レースでの4位は十分すぎる結果でしょう。ジャンプやフープス等のセクションで少々精彩欠く印象受けましたが、興奮や緊張もあったとコメント。ヒートレースで転倒、メインレースではスタート出遅れと追い上げレースが続きましたが、終盤でもラップタイムが落ちないフィジカルの強さは健在。5月下旬開幕のAMAモトクロスを照準に自信と調子を上げていくことが目標と語っています。
5. Max Anstie (HON), +32.629 – 前戦でのリタイアからの5位。下田選手とのバトルもありましたが、大きく離されてフィニッシュ。シリーズ序盤のスピードからは程遠いレース内容。ハイスピードコースに上手く対応出来なかったとMXGP優勝経験あるライダーとは思えないコメントも…。
6. Henry Miller (HON), +51.860 – プライベーターが前戦の9位から、キャリアベストとなる6位フィニッシュ。昨年限りで引退したアレックス・マーティンとインターバル期間にトレーニング行った成果も出ているとのこと。
7. Chris Blose (KAW), +52.404 – 中段からの追い上げレース。6位まで浮上するも周遅れの影響でラストラップにミラーに逆転を許す悔しい幕切れ。
8. Talon Hawkins (HUS), +59.812 – スウォルの負傷を受け、急遽プロデビュー決定したハスクバーナファクトリー期待の若手が初トップ10入り。ヒートレースでの3位フィニッシュが自信に繋がったと語ります。
9. Cullin Park (HON), +1:11.012
10. Caden Braswell (HON), +1:17.746
11. Marshal Weltin (SUZ), +1:18.542
12. Jeremy Hand (HON), +1:34.599
13. Gage Linville (HON), +1 lap
14. Luke Neese (HON), +1 lap
15. Michael Hicks (HON), +1 lap
16. A J Catanzaro (HON), +1 lap
17. Tj Albright (YAM), +1 lap
18. Coty Schock (HON), +1 lap
19. Nate Thrasher (YAM), +4 laps – 過去4戦中、2勝という好相性の秘密は、初優勝の地にしてホームレースが理由。タイムドプラクティスでローレンスを破るスピードでトップタイム記録も転倒リタイヤ…。ダメージが心配されます。
20. Jace Owen (HON), +6 laps
21. Jeremy Martin (YAM), +6 laps – 苦手のフープスで転倒。再スタートするもリタイア…。
DNF. Tom Vialle (KTM) – スタート直後混戦時、全走者とジャンプ中にラインが交錯しクラッシュ。そのままリタイアするも大きな怪我はなく、次戦への豊富を語っています。
【250SXイースト ポイントランキング 7/10】
1. Hunter Lawrence (HON), 177 points（6勝）– 前戦までランキング2位スラッシャーの転倒リタイアもあり、大量リードを築き上げることに成功。次戦でディーガンの結果次第ですが、早々と自身初AMAスーパークロスタイトル獲得の可能性浮上！
2. Haiden Deegan (YAM), 132 – ランキング2位浮上！
3. Max Anstie (HON), 122
4. Nate Thrasher (YAM), 120（1勝）
5. Jordon Smith (YAM), 115
6. Jeremy Martin (YAM), 111
7. Chris Blose (KAW), 104
8. Tom Vialle (KTM), 86
9. Cullin Park (HON), 81
10. Coty Schock (HON), 77
11. Henry Miller (HON), 72
12. Jace Owen (HON), 66
13. Talon Hawkins (HUS), 62
14. Chance Hymas (HON), 60
15. Jeremy Hand (HON), 52
16. Michael Mosiman (GAS), 51
17. Michael Hicks (HON), 47
18. Caden Braswell (HON), 44
19. Marshal Weltin (SUZ), 42
20. Hardy Munoz (HUS), 32
…
24. 下田丈 (KAW), 19
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