レースビデオ&リザルト|2022 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第9戦 スペインGP

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2022 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第9戦 スペインGPのMXGPクラス、MX2クラス決勝レースハイライトビデオ&リザルトをシェア。

2度のMX2王者にして、GASGASファクトリーのエースライダーとして最高峰MXGPクラスに挑む、スペイン人ライダー、ホルヘ・プラドのホームレースとなります。会場はマドリードから車で30分ほど離れた場所にレイアウトされた新コースで3度目のGP開催。比較的フラットでタイトなコースは僅差バトルを演出。ハードパック路面にテクニカルなタイトなコースは好相性と語るプラドだけに活躍が期待されます。公式発表で、33度の厳しい暑さの中でレースは行われました。

エンジョイ!

 

 


 

【MXGP 総合結果】
1. Maxime Renaux (FRA, YAM), 1-1
2. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 5-2
3. Brian Bogers (NED, HUS), 4-3
4. Tim Gajser (SLO, HON), 2-6
5. Jorge Prado (ESP, GAS), 3-11
6. Mattia Guadagnini (ITA, GAS), 8-5
7. Ruben Fernandez (ESP, HON), 6-7
8. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 11-4
9. Pauls Jonass (LAT, HUS), 9-9
10. Alberto Forato (ITA, GAS), 7-12

今季大注目ルーキーにして昨年のMX2王者ルノーが、ピンピン完全優勝でMXGPクラス初総合優勝獲得(レース勝利3勝目)! 両レースで好スタートを揃えたルノー、レース1はプラドとガイザーのバトルを制して勝利。レース2ではプラドの転倒により首位浮上、その後はチームメイトのコールデンホフを退けての勝利。転倒者やミスが目立った一戦でしたが、ルーキーらしからぬ安定感と途切れぬ集中力の高さが際立ちました。昨年のMX2クラスでもlスペインGP優勝。レース翌日はお母様の誕生日ということで母に捧げる勝利に。次戦は母国フランスGP! 総合2位は、コールデンホフ。レース1直前サイティングラップでの転倒のダメージでめまいもありましたが、予選レース勝利と今大会好調でレース2では2位。2戦連続表彰台登壇。総合3位には、MXGPキャリア2度目の表彰台登壇のボジャース。ムラのあるライダーのイメージですが、シリーズ中盤戦突入後はコンスタントにスピードを発揮中。

ポイントリーダーのガイザーは、全戦同様に体調不良と暑さに苦しめられた展開。勝負どころで攻めきれず、レース2ではペースダウンも。地元プラドは両レースでホールショットから首位浮上もミスや転倒で自滅…。表彰台を逃す悔しい結果に。しかし、ベストラップ記録するスピードは戻ってきており、本来のレースが見れる日も近いはず。

 

【MXGP ポイントランキング】
1. Tim Gajser (SLO, HON), 404 points
2. Maxime Renaux (FRA, YAM), 338
3. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 292
4. Jorge Prado (ESP, GAS), 290
5. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 272
6. Brian Bogers (NED, HUS), 243
7. Ruben Fernandez (ESP, HON), 242
8. Pauls Jonass (LAT, HUS), 196
9. Calvin Vlaanderen (NED, YAM), 194
10. Jeremy Van Horebeek (BEL, BET), 189

ルノーがポイント差を縮めるも、ガイザーは「66点」の大量リードをキープ。初タイトルを狙うプラドには厳しい現実が…。

 

【MX2 総合結果】
1. Tom Vialle (FRA, KTM), 1-1
2. Simon Längenfelder (GER, GAS), 2-3
3. Jago Geerts (BEL, YAM), 9-2
4. Liam Everts (BEL, KTM), 6-4
5. Stephen Rubini (FRA, HON), 3-9
6. Thibault Benistant (FRA, YAM), 5-7
7. Andrea Adamo (ITA, GAS), 7-6
8. Mikkel Haarup (DEN, KAW), 10-5
9. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 4-13
10. Jan Pancar (SLO, KTM), 12-8

2020年MX2王者ビアルが今季5度目の総合優勝をピンピン完全優勝で達成(総合表彰台登壇8度目)。再びポイントリーダーに返り咲き。両レース共にヘールツの転倒に助けられた形ですが、得意の好スタートからレースをコントロール。次戦の母国フランスGP前に素晴らしいレースとなったとコメント。総合2位は、開幕戦の総合優勝以来となる表彰台返り咲きのランゲンフェルダー。両レース共に終盤にかけて力を発揮。特にレース1終盤でこのレースでのベストラップを記録する好調ぶり。再び好調を取り戻してきています。総合3位には、今大会でポイントリーダーの座を奪われた形のヘールツ。重要な局面でのミスや転倒による取りこぼしが難点ですが、今大会でも課題が露呈。とはいえ、表彰台登壇でダメージコントロールに成功と前向きなコメント。

 

【MX2 ポイントランキング】
1. Tom Vialle (FRA, KTM), 382 points
2. Jago Geerts (BEL, YAM), 372
3. Simon Längenfelder (GER, GAS), 287
4. Mikkel Haarup (DEN, KAW), 266
5. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 259
6. Andrea Adamo (ITA, GAS), 227
7. Kay de Wolf (NED, HUS), 211
8. Isak Gifting (SWE, KTM), 210
9. Stephen Rubini (FRA, HON), 207
10. Thibault Benistant (FRA, YAM), 183

10点差でビアルがポイントリーダー返り咲き。

 

レースビデオ&リザルト|2022 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第8戦 サルデーニャGP(イタリア)

Juan Pablo Acevedo


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