250SX決勝ハイライトビデオ&リザルト雑感|2022 AMAスーパークロス 第10戦 デトロイト
【追加:リザルト雑感】
2022 AMAスーパークロス 第10戦 デトロイト。世界のレースシーンが最も注目する最高峰モトクロスシリーズ、AMAスーパークロス。東西に別れて争われる250SXクラスは、イーストシリーズ第4戦(全9戦)として開催。決勝ハイライトビデオ、リザルト雑感&最新ポイントランキングをシェア。
滑りやすい路面と相反するように、リズムセクションやフープスに刻まれるワダチや早い段階から発生する周遅れライダーが、目の離せないレースアクションを演出。スターレーシングヤマハの負傷中ライダー、ジェレミー・マーティンとリーバイ・キッチンの代役ライダーとして、450SXクラスからカイル・チゾムが参戦開始。エンジョイ!
【250SXイースト 決勝リザルト】
1. Jett Lawrence (HON), 21 laps – 2連勝で今季3勝目。オープニングラップで首位浮上後は前戦同様に安定したペースで快走。一時は周遅れの影響で背後にブラウンが迫るシーンもありましたが、ペースに勝るローレンスは最終的に独走勝利。ブラウンの接近には無警戒だったようで、驚きながらも再集中してリードをキープ出来たとのこと。自身のミスによる転倒等のアクシデントがなければこのまま残りのレースも連勝の可能性高いことを多くのレースファンに強く印象づけるレース内容で、ミスをしないレースを強く心掛けていると語りました。ロクスン欠場でシリーズがウエストに移った際に450SXクラス参戦の可能性を問われると、アウトドアのAMAモトクロス250MXタイトル防衛を優先するため、ナシとの答え。実兄ハンター・ローレンスについては可能性を否定しませんでした。
2. Cameron McAdoo (KAW), +06.459 – 前戦で痛めた膝のダメージを抱えたまま迎えた一戦。大きなダメージはなかったそうですが、メインレースではスタート出遅れ。レース終盤に2位まで追い上げるもローレンスには及ばす。とはいえ、開幕から4戦連続表彰台登壇中。スピードには自信を持っており、ローレンスと戦うためにもスタート改善に務めるとコメント。今大会もフープスでのスピードと安定感が大きな武器に。
3. Pierce Brown (GAS), +10.151 – 韓国系アメリカ人。今季好調のスピードが話題のブラウンが今季初表彰台登壇。安定感や勝負強さに難ありな印象でしたが、今季は積極的に仕掛けていく姿勢が高評価。今回のキャリア2度目の表彰台で波に乗ることが出来れば、タイトル争いを掻き回す面白い存在となれる可能性あり。
4. Rj Hampshire (HUS), +20.879 – このクラスのベテランですが、今大会もスタート出遅れと不安定さが露呈。スピードや勝負強さが魅力ではありますが、今季は表彰台が遠いレース内容続いています。スタート改善が望まれます。
5. Jordon Smith (HON), +24.121 – LCQからのメインレース進出。キャリア初優勝を飾った会場で、スタート出遅れからの今季ベストタイ。レース終盤のミスを悔やむもライディングには満足とのこと。
6. Mitchell Oldenburg (HON), +32.570
7. Phillip Nicoletti (YAM), +40.255
8. Stilez Robertson (HUS), +47.055 – 前戦で今季初表彰台登壇果たした若手ですが、得意のホールショット披露もフープスで大失速。
9. Enzo Lopes (YAM), +1 lap
10. Joshua Varize (HUS), +1 lap
11. Derek Drake (SUZ), +1 lap
12. Kyle Chisholm (YAM), +1 lap – 450SXクラスから250SXクラスへ今大会からスターレーシングヤマハと契約。久々の250マシンにわずか数日間の準備期間で乗り換えという不安視される面もまりましたが、タイムドプラクティス9番手。メインレースでは好スタートから上位バトル展開中にエンストのミスで追い上げるもここまで。次戦以降も注目したいベテランです。マシン調整はこのまま継続していくとのことで、今後の巻き返しと展望を語っています。
13. John Short (HON), +1 lap
14. Jace Owen (YAM), +1 lap
15. Henry Miller (KTM), +1 lap
16. Jeremy Hand (HON), +1 lap
17. Joshua Cartwright (KAW), +1 lap
18. Marshal Weltin (YAM), +1 lap
19. Cullin Park (HON), +1 lap
20. Hardy Munoz (KAW), +2 laps
21. Devin Simonson (YAM), +2 laps
22. Michael Hicks (KTM), +3 laps
【250SXイースト ポイントランキング 4 of 9】
1. Jett Lawrence (HON), 99 points(3勝)– ポイントリードを「8点差」へと拡大
2. Cameron McAdoo (KAW), 91(1勝)
3. Pierce Brown (GAS), 68 – 首位から「31点差」…。
4. Stilez Robertson (HUS), 67
5. Enzo Lopes (YAM), 64
6. Jordon Smith (HON), 63
7. Rj Hampshire (HUS), 60
8. Phillip Nicoletti (YAM), 58
9. Mitchell Oldenburg (HON), 50
10. Jeremy Martin (YAM), 42
11. Jace Owen (YAM), 41
12. Austin Forkner (KAW), 39
13. Joshua Varize (HUS), 37
14. Derek Drake (SUZ), 37
15. Henry Miller (KTM), 33
16. John Short (HON), 30
17. Kyle Peters (HON), 20
18. Cullin Park (HON), 17
19. Levi Kitchen (YAM), 15
20. Marshal Weltin (YAM), 15
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