ロングハイライトビデオ|2021 AMAスーパークロス 最終戦(第17戦)ソルトレイクシティ2

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2021 AMAスーパークロス 最終戦(第17戦)ソルトレイクシティ2 公式「ロングバージョン」ハイライトビデオがリリース。「ハイライトでは物足りないけど、フルビデオ観る時間もなかなか作れない…」という、今の時代を生きる現代レースファンには嬉しいビデオをリザルト雑感、シリーズ最終ランキングと共にシェア。

 

 

450SX、250SXイーストのヒートレースからLCQ、メインレースまでを「約20分」にギュッと凝縮。ヒートからメインレースまで一連の流れを通して観ると各クラスのタイトル獲得への緊張感、ワクワク感がより一層増すこと間違いなし。

 

エンジョイ!

 

 


 

 

【450SX 決勝リザルト】
1. Cooper Webb (KTM), 29 laps – タイトル決定戦で8勝目を飾り見事2度目のSXタイトル獲得! レース序盤のロクスンとのバトル、一度はパスされたセクストンを抜き返した終盤の持ち前の勝負強さとウェブの強みがいかんなく発揮された勝利。レース後の記者会見でバトル時にスローダウンして接触を仕掛けてきたロクスンに対して怒りもあったが想定内とコメント。ロクスン相手に逆転タイトルの手応えを感じたのは、やはりデイトナSX時の感情的なロクスンの姿を見た時だったとも語りました。2019年の勝利数7を超えるシーズン8勝は今季最多勝でもあります。ロクスンにシリーズ前半で最大16点ビハインドから、最終的に35点差の大差を付けての逆転タイトル。改めてウェブの恐ろしいまでの勝負強さを強烈に印象づけました!

2. Marvin Musquin (KTM), +03.556 – 前戦で今季初勝利果たしたムスキャンが好調を維持し2戦連続KTM1, 2フィニッシュに貢献。レース中盤までは混戦の中でタイトル争うウェブの背後に付ける難しいポジションでしたが、順位がばらけた終盤はウェブに続いてポジションアップ。本来の調子を取り戻しシリーズを終えました。引退説等、去就問題もささやかれていましたが、「来年も」というコメントが表彰台で聞かれました。

3. Chase Sexton (HON), +05.566 – ウェブ、ロクスン、ムスキャンをパスして首位快走したルーキー。高地ということも影響か? 終盤は疲労でペースダウンしましたが、フープススピードの強みをいかしたポジションアップは250SXでのジェット・ローレンス同様の驚愕スピード。負傷もあった450SXルーキーイヤー、負傷欠場もありましたが良い流れでアウトドア開幕を迎えることとなり注目です。来季SXで初優勝、タイトル争いを予想させる快走でした。このレースでのベストラップ記録。

4. Dylan Ferrandis (YAM), +08.300 – 450SX新人賞獲得。

5. Malcolm Stewart (YAM), +10.847 – 好調維持したまま5位でシリーズ終了。自己ベストのランキング6位。

6. Joey Savatgy (KTM), +12.918 – シリーズ後半戦でスピードとポテンシャル再評価されていたサバッチーが最終戦で今季自己ベスト記録。

7. Justin Barcia (GAS), +16.036 – 新生GASGASエースライダーとして強烈なインパクトを与えた開幕戦優勝含めて4度の表彰台登壇。不運な転倒や取りこぼしもありましたが、バーシアの勝てる実力と存在感に改めて気付かされました。

8. Aaron Plessinger (YAM), +16.868 – 高地が理由か? 疲労でペースダウンとコメント。

9. Eli Tomac (KAW), +20.916 – 高地への適応、ヒートレース勝利もありディフェンディングチャンピオンとしての活躍が期待されましたが、今季何度も見られたスタート出遅れから混戦のペースに飲まれて追い上げ出来ずに終了というパターン。

10. Ken Roczen (HON), +22.258 – 僅かながら逆転タイトルの望みがある状況でホールショットからウェブとバトルしながらの序盤戦は見応えありましたが、その後一気にペースダウン。高地でのレースで疲労とコメント。結果的に現在のウェブとの実力差がそのままレースに反映されたかのような内容でそのままフィニッシュ。10位は今季ワーストリザルト。2017年の負傷後、シリーズ通して安定した成績を残せていないロクスン。3戦連続して首位からの転落劇…。どうしたんだロクスン。

11. Dean Wilson (HUS), +39.562
12. Max Anstie (SUZ), +1 lap
13. Benny Bloss (HON), +1 lap
14. Tyler Bowers (KAW), +1 lap
15. Kyle Chisholm (YAM), +1 lap
16. Broc Tickle (HON), +1 lap
17. Justin Starling (KTM), +1 lap
18. Alex Ray (KAW), +2 laps
19. Cade Clason (KAW), +2 laps
20. Fredrik Noren (KAW), +2 laps
21. Joan Cros (KAW), +3 laps
22. Jason Anderson (HUS), +20 laps

 

 

【2021 450SX ポイントランキング】
1. Cooper Webb 388 points(8勝)– 開幕直後の背中のダメージ再発、エアサス問題等、困難もありましたが自身の勝負強さを武器に逆転で2度目のタイトル獲得。

2. Ken Roczen 353(4勝)- ポイント首位から35点差へ一気に転落。来年の巻き返しに期待!
3. Eli Tomac 326(3勝)
4. Justin Barcia 289(1勝)
5. Aaron Plessinger 264
6. Malcolm Stewart 248
7. Dylan Ferrandis 237
8. Jason Anderson 237
9. Marvin Musquin 231
10. Joey Savatgy 207
11. Dean Wilson 165
12. Chase Sexton 162
13. Broc Tickle 128
14. Martin Davalos 124
15. Zach Osborne 123
16. Adam Cianciarulo 120
17. Justin Brayton 96
18. Vince Friese 94
19. Kyle Chisholm 88
20. Justin Bogle 78

 

 

【250SXショーダウン リザルト】
1. Jett Lawrence (HON), 22 laps – 驚愕フープススピードの強みを発揮しニコルスを逆転。その後ニコルスの追撃を許すも悲願のショーダウン勝利達成。このレースのベストラップも記録。

2. Colt Nichols (YAM), +01.112 – ホールショットから首位快走。勢いに勝るローレンスに首位を譲るも後方をピタリとマーク。タイトル獲得最優先の戦いぶりを見せ、危なげないライディングで自身初のタイトル獲得! シリーズ全9戦全てで表彰台登壇の安定感。ローレンスと並ぶ、3勝はシリーズ最多タイ。僅差でタイトル争うチームメイトのクレイグの負傷離脱もありましたが、文句なしのチャンピオン誕生。多くのトップライダーと違い、オクラホマ拠点のプライベートチームからプロキャリアをスタートしたライダー。ローカルレースや国外レースで賞金を稼いでいた日々も…。負傷欠場シーズンも続きましたが遂に頂点へ!

3. Hunter Lawrence (HON), +05.608 – 転倒もありながら持ち前のスピードで再びポジションアップ。ローレンス兄弟揃って表彰台登壇達成! しかし、判断ミスやリズム失う課題は改めて浮き彫りに。今季アウトドア、そして来年のSXの活躍が非常に楽しみ。

4. Cameron McAdoo (KAW), +06.744 – アトランタSX3連戦でのダメージも心配されましたが、ヒートレース勝利と表彰台圏内走る力走。リズムセクションでのミスでパースダウン。
5. Seth Hammaker (KAW), +12.171 – 250SX新人賞獲得。順位を落とすもヒート、メインレースと好スタートで存在感示す。

6. 下田丈 (KAW), +17.972 – トップ3目指すも、スタート出遅れ… オープニングラップ10番手からの追い上げ。上位陣からは大きく離されるものの着実にポジションアップする健闘。

7. Pierce Brown (GAS), +22.745
8. Jalek Swoll (HUS), +25.843

9. Justin Cooper (YAM), +28.291 – ヒートレース時のコースアウトによりグリッド順が悪く、スタートで遅れ。大量ポイントリードに守られ、タイトル獲得最優先の無理しないレース展開に終始。無事、キャリア初タイトル獲得! これまでのファクトリーチーム入りしてきたようなライダーにしてはプロデビューが遅く、更に自宅での通信教育ではなく、公立高校卒業。大学進学も視野に入れていたという少々変わった経歴のトップライダー。ニコルスと同様にスターレーシングヤマハ勢が、250SX両クラス完全制覇達成。

10. Kyle Peters (HON), +29.344
11. Garrett Marchbanks (YAM), +32.630
12. Enzo Lopes (HON), +38.506
13. Jarrett Frye (YAM), +44.130
14. Thomas Do (KTM), +46.977
15. Michael Mosiman (GAS), +1 lap
16. Joshua Osby (HON), +1 lap
17. Joshua Varize (KTM), +1 lap
18. Coty Schock (HON), +1 lap
19. Luke Neese (KAW), +2 laps
20. Logan Karnow (KAW), +2 laps
21. Dilan Schwartz (SUZ), +3 laps
22. Geran Stapleton (HON), +3 laps

 

 

 

【250SXイースト ポイントランキング】
1. Colt Nichols 210 points(3勝)– リードを29点に拡げてのタイトル獲得。
2. 下田丈 181(1勝)- ルーキーイヤーだった昨年の3位から2位へ。来年はタイトル候補としての活躍が期待できるはず。ローレンスの上でシリーズ終えた意味も大きいでしょう。
3. Jett Lawrence 177(3勝)
4. Christian Craig 158(2勝)
5. Michael Mosiman 123
6. Josh Osby 111
7. Joshua Varize 104
8. Thomas Do 101
9. Mitchell Oldenburg 91
10. Logan Karnow 80
11. Grant Harlan 71
12. Kevin Moranz 70
13. John Short 68
14. Luke Neese 60
15. Jeremy Hand 59
16. Devin Simonson 50
17. Max Vohland 46
18. Hunter Sayles 46
19. Hunter Schlosser 44
20. Wilson Fleming 41

 

 

【250SXウエスト ポイントランキング】
1. Justin Cooper 194 points(3勝)– 開幕直前の足の負傷もありましたが安定感、スピードと他を圧倒。チャンピオンに相応しい活躍でした。
2. Hunter Lawrence 181(1勝)
3. Cameron McAdoo 177(1勝)
4. Seth Hammaker 160(1勝)
5. Jalek Swoll 153
6. Garrett Marchbanks 137
7. Nate Thrasher 127(2勝)- 最終戦欠場
8. Kyle Peters 124
9. Coty Schock 104
10. Mitchell Harrison 90
11. Chris Blose 88
12. Pierce Brown 75
13. Stilez Robertson 58
14. Cedric Soubeyras 56
15. Jarrett Frye 55
16. Enzo Lopes 51
17. Jace Owen 51
18. Ty Masterpool 38
19. Ramyller Alves 38
20. Robbie Wageman 37

 

 

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