モトゴシップ|イーライ・トマック「カワサキ契約今季限り」公式発表&去就問題

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2021年でカワサキとの複数年契約が切れるイーライ・トマックですが、突然の今季限りでカワサキとの契約終了発表(2021年5月7日)!

 

ホンダからカワサキに移籍して、6年目。1度のAMAスーパークロスタイトル、3度のAMAモトクロスタイトル獲得という輝かしい戦績を収めてきたカワサキとトマックの関係も終幕ということに。

 

カワサキからのリリース抄訳すると…

今季限りで相互に契約延長しないことで合意。カワサキはトマックや彼の家族とも素晴らしい関係を築き上げられたことやこれまでの活動とトマックの功績を誇りに思うとコメント。

リリースの最後に注目すべき点、カワサキファクトリーの「2022年はアダム・シアンサルーロ含む、2名体制」で参戦予定との記述もありました!

 

 

ここからがモトゴシップ本題! 今回の発表の裏には海外メディアで突然報じられた、トマックのスターレーシングヤマハ移籍説(2年契約)があります。当初は、カワサキと水面下で契約延長に合意していたと報じられていたトマックでしたが、同時に多くの海外トップライダー契約最終年の動きと同じように他メーカーとも接触(条件比較、条件引き上げの為)。そのひとつとして見られていたスターレーシングヤマハ移籍(?)には驚き。

 

背景にはスターレーシングヤマハ所属のアーロン・プレシンジャーのレッドブルKTM移籍説、プロサーキットカワサキ所属オースティン・フォークナーの来季450クラスステップアップ? 250クラス残留? 説も紐付いたモトゴシップなのです。

 

フォークナーは今季開幕前から、複数年契約で来季はカワサキファクトリーから450クラス参戦が予定されていました。しかし、鎖骨骨折によるスーパークロスシリーズ離脱で、フォークナー本人からも来季450ステップアップ計画見直しの可能性を示唆するコメントありましたが…。もう1点、空いたカワサキファクトリーの1枠には、今季限りでハスクバーナファクトリーと契約満期迎えるジェイソン・アンダーソンにスターレーシングヤマハと交渉の噂(スーパークロスのみ参戦)もAMAスーパークロス中継内で紹介されていましたが、トマックのヤマハ移設説により一転、カワサキ加入説が浮上。果たして、来季のカワサキファクトリーの体制はどうなるのか?

 

 

トマックの今季AMAスーパークロス終了時点でのカワサキからのレース参戦数は、165。そのうち、優勝は60勝! この数字は現役最多。燃え尽き症候群説も囁かれたトマックですが、ヤマハ移籍?後もカワサキ時代のような成功を収めることが出来るでしょうか?

 

モトゴシップシーズン本格到来のワクワク感!

 

Kawasaki Motors Corp, Octopi Media


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