250SXハイライトビデオ&リザルト雑感|2021 AMAスーパークロス 第3戦 ヒューストン3
【追加:リザルト雑感】
2021 AMAスーパークロス 第3戦 ヒューストン3。世界のレースシーンが最も注目する最高峰モトクロスシリーズ、AMAスーパークロス。東西に別れて争われる250SXクラスのイーストシリーズ第3戦(全9戦)、決勝ハイライトビデオ、リザルト&ポイントランキングをシェア。
例年はカリフォルニア州アナハイムで開幕するAMAスーパークロスシリーズですが、コロナ禍での今季はカリフォルニア州でのスーパークロス開催はなし。テキサス州ヒューストンでの開幕、そしてイーストシリーズからの開幕という異例づくしの250SXクラス。多くのラウンドを同一会場3連戦「トリプルヘッダー」(一部2連戦、デイトナSXは単独開催)を基本にシリーズは争われます。
第2戦から3日間のインターバルで開催された、同一会場3連戦「トリプルヘッダー」の3戦目。ハイライトビデオで大注目の一戦を振返ります。レース関連記事リンクは最下段に。エンジョイ!
【250SXイースト 決勝リザルト】
1. Colt Nichols (YAM), 20 laps – 課題のスタート克服し、2年振り今季初優勝。同点ながらポイントリーダー浮上。次戦はスターレーシングヤマハのチームメイト、クレイグと揃ってポイントリーダーの証、レッドプレートで出場へ。このクラスでレース終盤でもしぶとくポジションアップ出来る数少ないライダー。開幕から3位・2位・1位と全て追い上げレース。僅差バトルでも我慢が光るしぶといレース運びが結果につながっています。クレイグとのバトルはSXテストコース
2. Christian Craig (YAM), +03.478 – スタート1コーナーイン側からするすると首位浮上。ベテランらしいクレバーな判断。周遅れに苦しめ続けられながらも終盤まで首位キープも運はニコルスに味方。破れはしたものの同点でポイントリーダーの座はキープ。得意の硬質路面でのレースではありませんが、フープススピードは健在。今年もスターレーシングヤマハ強し!
3. Jett Lawrence (HON), +16.392 – タイムドプラクティスでの転倒で右足を強打。ヒートレース勝利時のインタビューもいつも陽気なローレンスにしては笑顔なしがダメージの深刻さを感じさせました。スタート出遅れから追い上げ途中で下田選手とのバトルもありました。スピードに勝るローレンスは下田選手に続いてモジマンもパス。その際の強引すぎるパッシングにはAMAから警告ありました。ポイントリーダーの証、レッドプレートに照準合わせて巻き返しのコメントも。
4. 下田丈 (KAW), +27.130 – SX自己ベストタイ。スタート出ましたが1コーナー立ち上がりのジャンプでボーランドの背中に追突するアクシデントもあり、オープニングラップ6位からの追い上げ。終盤にモジマンの転倒で4位浮上してそのままフィニッシュ。フープス攻略に手こずり、腕上がりの要因になったとリリース内でコメント。タイトル候補でチームメイトのフォークナー(鎖骨骨折?)と優勝候補のハンプシャー(手首?)が負傷で今大会欠場。目標とする表彰台への確率は高まっていますが、表彰台圏内とのタイム差や中盤混戦での駆け引きに課題があるのは事実。とはいえ、4位・5位・4位と開幕からのトリプルヘッダーで結果をまとめたのはお見事。スタートから序盤の展開で「覚醒」する下田選手の姿に期待したいです!
5. Michael Mosiman (GAS), +42.215 – 下田選手と表彰台を掛けて争うことが多いモジマンは開幕戦に続いて転倒し、下田選手のポジションアップを許すことに。
6. Max Vohland (KTM), +49.632 – 2世ライダーのボーランド、ルーキーイヤーながらレースを重ねるごとに確実にそのポテンシャルの高さと存在感をアピール。シフトペダルのスプリング破損でペースダウンを強いられるも、上位でのラップ数を重ね急成長中。
7. Joshua Osby (HON), +1 lap
8. John Short (SUZ), +1 lap
9. Kevin Moranz (KTM), +1 lap
10. Thomas Do (KTM), +1 lap
11. Joshua Varize (KTM), +1 lap
12. Logan Karnow (KAW), +2 laps
13. Tj Albright (KAW), +2 laps
14. Jeremy Hand (HON), +2 laps
15. Wilson Fleming (HON), +2 laps
16. Lane Shaw (KTM), +2 laps
17. Luke Neese (KAW), +2 laps
18. Grant Harlan (HON), +2 laps
19. Devin Harriman (KTM), +2 laps
20. Mitchell Oldenburg (HON), +2 laps
21. Bobby Piazza (YAM), +3 laps
22. Jonah Geistler (KTM), +3 laps
【250SXイースト ポイントランキング 3 of 9】
1. Colt Nichols (YAM), 70 points – 同点首位浮上
2. Christian Craig (YAM), 70 – 同点首位
3. Jett Lawrence (HON), 64
4. 下田丈 (KAW), 56 – 1順位浮上
5. Michael Mosiman (GAS), 53
6. Max Vohland (KTM), 46
7. Joshua Osby (HON), 42
8. Austin Forkner (KAW), 40 – 負傷欠場(鎖骨?)
9. Joshua Osby (HON), 39
10. Mitchell Oldenburg (HON), 31
11. Rj Hampshire (HUS), 32 – 負傷欠場(手首)
12. Thomas Do (KTM), 31
13. Joshua Varize (KTM), 29
14. Kevin Moranz (KTM), 24
15. Logan Karnow (KAW), 22
16. Jeremy Hand (HON), 21
17. Grant Harlan (HON), 21
18. Hunter Sayles (KTM), 17
19. Tj Albright (KAW), 14
20. Luke Neese (KAW), 14
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