450SXハイライトビデオ&リザルト雑感|2021 AMAスーパークロス 第3戦 ヒューストン3

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【追加:リザルト雑感】

2021 AMAスーパークロス 第3戦 ヒューストン3、全17戦で行われるシリーズ開幕戦。最高峰プレミアクラスとなる450SXクラスの決勝ハイライトビデオ、リザルト&ポイントランキングをシェア。

 

 

コロナ禍で開催される2021 AMAスーパークロスシリーズ。多くのラウンドを同一会場3連戦「トリプルヘッダー」(一部2連戦、デイトナSXは単独開催)を基本に転戦し、例年通りの全17戦でシリーズは争われます。開幕からはテキサス州ヒューストンでの3連戦。第2戦から3日間のインターバルで開催された第3戦。ハイライトビデオで大注目の一戦を振返ります。レース関連記事リンクは最下段に。エンジョイ!

 

 


 

AMAスーパークロス事件簿|「青旗無視?」ウィルソンにロクスン「激おこ」真相

【450SX 決勝リザルト
1. Cooper Webb (KTM), 26 laps – 波乱の一戦… 遂に2019年SX王者が今季初優勝で表彰台初登壇。ラストラップ大逆転劇の衝撃ばかりに目を奪われがちですが、周遅れの多いレースでロクスンの背中をしぶとく狙い続ける精神力に加え、首位浮上直後からロクスンの反撃を封じるライン取りもウェブのクレバーさが光った点。シーズンオフに再発した背中のダメージと新設計新採用のエアサスのセッティングに苦しんでいるとの情報ありますが徐々に改善されているとのこと。

2. Ken Roczen (HON), +00.468ウィルソンの存在もありますが… またしてもウェブに逆転を許してしまったロクスン。結果が求められる世界だけにこれ以上、ウィルソンを恨むつもりはなく前を向いていくとのこと…。ウィルソンからの謝罪は受け入れ済み。今大会直前にマシンテストを行い新セッティングの効果は出ているとのこと。過去数シーズンの課題としてフィジカル面がありますが、開幕からのトリプルヘッダー終了時点では順調とのこと。開幕からのヒューストンSX3連戦で唯一、2度表彰台登壇しているのはロクスンのみ。新ポイントリーダーに浮上です!

3. Adam Cianciarulo (KAW), +14.431 – 3戦目にしてようやく満足いくライディングが出来たというシアンサルーロ。前戦でのクラッシュがあっただけに嬉しい今期初表彰台。シーズンオフの腕(神経)の手術でフィジカルや走り込み面で準備不足ながら調子は上がっているとのこと。ランキング首位から9点差という状況に満足しているとコメント。450初優勝が期待される今季はさらなる活躍に期待したいところ。

4. Justin Barcia (GAS), +20.174 – スタートで集団に飲み込まれるもレース中盤には4位浮上。シアンサルーロとの差を詰めて3位浮上は時間の問題と思った瞬間にサンドセクションで転倒は残念ですが、その際にパスされたトマックをすぐさま抜き返すアグレッシブな姿勢は今季の好調ぶりを披露したハイライトでした。

5. Eli Tomac (KAW), +23.385 – 前戦優勝で勢いに乗るかと思いましたが、本来のライディングとは異なる精彩欠いたレースに。荒れたコースで無理出来ずに無難に5位キープとのこと。トマックがシリーズのどの時点で本来のスピードを取り戻せるのか? スタートの精度も低く、今後の戦いぶりが気になります。

6. Malcolm Stewart (YAM), +30.207 – トマックの背後でレースを進めますがミスで後退。しかし、開幕から5位・7位・6位としぶといレースを続ける様子はこれまでのマルコムには見られなかった点。レースファンとしては一発のスピードも期待したいところ!

7. Aaron Plessinger (YAM), +33.903 – 久々の好スタートから上位で存在感示す。期待されているポテンシャルの高さはまだまだ発揮されていない印象…。

8. Jason Anderson (HUS), +43.291 – 2018年王者…ライディング、結果共に精彩欠いて〼

9. Zach Osborne (HUS), +48.029 – スタート出遅れ…。調子は450キャリア最高レベルとのこと。

10. Justin Brayton (HON), +49.043 – 36歳ベテラン、開幕3連戦全てでトップ10フィニッシュ。

11. Dean Wilson (HUS), +54.088 – スタート出遅れからの…。苦しいレースが続いている上にまさかの事態の張本人となるハプニング…。

12. Dylan Ferrandis (YAM), +1 lap – オフシーズンの手の骨折による調整不足が露呈したとコメント。終盤にクラッシュもあり。オフシーズンにコロナ感染…。

13. Marvin Musquin (KTM), +1 lap – スタート出遅れの影響による無理なポジションアップがエンストのミスを誘発。荒れたコース得意のムスキャンでしたが、もう一発が欲しいところ。

14. Joey Savatgy (KTM), +1 lap
15. Benny Bloss (HON), +1 lap
16. Martin Davalos (KTM), +1 lap

17. Broc Tickle (HON), +1 lap – オフシーズンにコロナ感染…。

18. Kyle Chisholm (YAM), +2 laps
19. Vince Friese (HON), +2 laps
20. Justin Bogle (KTM), +3 laps
21. Carlen Gardner (HON), +3 laps
22. Austin Politelli (HON), +20 laps

 

 

【450SX ポイントランキング 3 of 17】
1. Ken Roczen (HON), 60 points – 新ポイントリーダー浮上
2. Cooper Webb (KTM), 59
3. Justin Barcia (GAS), 59
4. Eli Tomac (KAW), 54
5. Adam Cianciarulo (KAW), 51
6. Justin Brayton (HON), 51
7. Malcolm Stewart (YAM), 51
8. Dylan Ferrandis (YAM), 50
9. Marvin Musquin (KTM), 48 – 首位まで12点差
10. Zach Osborne (HUS), 40
11. Aaron Plessinger (YAM), 38
12. Dean Wilson (HUS), 35
13. Jason Anderson (HUS), 34
14. Joey Savatgy (KTM), 23
15. Broc Tickle (HON), 22
16. Kyle Chisholm (YAM), 18
17. Vince Friese (HON), 15
18. Benny Bloss (HON), 12
19. Martin Davalos (KTM), 12
20. Chase Sexton (HON), 10

 

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