新編集版レースハイライトまとめ&リザルト雑感|2020 AMAスーパークロス 第7戦 タンパ
2020 AMAスーパークロス 第7戦 タンパ。フロリダ州タンパで迎えるこの一戦から本格的にシリーズは、東部ラウンド連戦がスタートします。フロリダ出身のトップライダーだけでなく、トレーニング拠点をフロリダに置くライダーも多く、広義の意味でのホームレースを迎えるライダーが多数となったラウンド。
公式ハイライトビデオもシェアしてきましたが、今季は新たな取り組みとしてリリースされている独自映像&スロー映像を効果的に使用した別バージョンのレースハイライトといえる公式ビデオをまとめました。
ヒートレースからメインレースまで。そしてスローで観る世界最高峰SXライディング&レースアクションの数々。リザルト振返りと共にお見逃しなく。日本期待の下田丈選手のSXデビュー戦となった一戦。下田選手の活躍に注目集まりましたが、250SXイーストシリーズ開幕戦、最高峰450SXクラスでは新ポイントリーダー誕生と大きな動きがあったラウンドに。
エンジョイ!
【450SX リザルト】
1. Eli Tomac (KAW), 26 laps – 今季3勝目で新ポイントリーダー浮上。シリーズ最初の3勝目ライダーがタイトル獲得のジンクス通りとなるか。
2. Cooper Webb (KTM), +07.290 – スタートに苦戦のコメントあるもののミスしやすいコースで2位にひとまず満足とのこと。東部ラウンドで強み発揮するウェブの今後の活躍がシリーズの行方を握るか?
3. Ken Roczen (HON), +18.043 – 順位入替え激しかった上位争いで転倒あったもののシアンサルーロ自滅もあり、表彰台確保。ポイントリーダーから脱落。
4. Justin Barcia (YAM), +24.117 – スタート出遅れのオープニングラップ14番手から今季ベストともいえるライディングで追い上げての4位。レース終盤のベストラップを叩き出しながらの追い上げは圧巻。最終ラップ最終コーナーで4位浮上!
5. Justin Hill (HON), +24.510 – 一発のスピードでヒートレース勝利を経験していたヒルが450キャリアベストリザルト。スタート決まればキャリア再建となる活躍が期待できそう。
6. Dean Wilson (HUS), +26.761 – 昨年モンスターエナジーカップでの負傷の影響で依然、万全の状態とはいえないウィルソンですが今季ベスト。
7. Malcolm Stewart (HON), +28.314 – 地元大会、実兄のジェームズ・スチュワートの久々のスタジアム来場も話題に。レース後半まで3位走行もスタミナ切れで後退。しかし、華のあるライダーの活躍はおおいに大会を盛り上げてくれました。
8. Adam Cianciarulo (KAW), +28.968 – 地元大会。タイムドプラクティス最速タイム記録更新もメインレースではあとひとつ噛み合わない印象の450ルーキー。ミスはあるものの臆することなくアグレッシブに攻める姿勢は毎戦盛り上げてくれます!
9. Justin Brayton (HON), +31.812
10. Jason Anderson (HUS), +28.79 – ラストラップのフィニッシュ直前のコースアウト、コース外走行でアドバンテージを得たとの理由で、2順位降格のペナルティ。
11. Zach Osborne (HUS), +44.114 – オープニングラップにチームメイトのアンダーソンを巻き込むクラッシュ…。
12. Broc Tickle (SUZ), +44.644 – 禁止薬物検出による2年間出場停止の処分明け久々の復帰戦。数週間前にJGRスズキのマシンに乗り換える等の状況考えるとまずは上出来なカムバック。
13. Vince Friese (HON), +1 lap
14. Martin Davalos (KTM), +1 lap
15. Tyler Bowers (KAW), +1 lap
16. Aaron Plessinger (YAM), +1 lap
17. Kyle Chisholm (YAM), +1 lap
18. Kyle Cunningham (SUZ), +1 lap
19. Chad Reed (HON), +1 lap
20. Ryan Breece (SUZ), +2 laps
21. Adam Enticknap (SUZ), +2 laps
DNS Blake Baggett (KTM) – ヒートレース時のマルチクラッシュで背中と首を痛める。メインレース進出は果たすも大事を取ってDNSという判断とのこと。次戦には復帰予定。
【450SX ポイントランキング 7 of 17】
1. Eli Tomac (KAW), 155 points(3勝)– 新ポイントリーダーに浮上!
2. Ken Roczen (HON), 151(2勝)
3. Cooper Webb (KTM), 144(1勝)
4. Justin Barcia (YAM), 135(1勝)
5. Adam Cianciarulo (KAW), 127
6. Jason Anderson (HUS), 120 – 首位から35点ビハインド
7. Malcolm Stewart (HON), 106
8. Justin Brayton (HON), 102
9. Justin Hill (HON), 93
10. Blake Baggett (KTM), 91
11. Zach Osborne (HUS), 87
12. Dean Wilson (HUS), 86
13. Aaron Plessinger (YAM), 77
14. Vince Friese (HON), 70
15. Martin Davalos (KTM), 59
16. Tyler Bowers (KAW), 42
17. Justin Bogle (KTM), 24
18. Kyle Chisholm (YAM), 21
19. Chad Reed (HON), 21
20. Alex Ray (KAW), 19
【250SX リザルト】
1. Shane Mcelrath (YAM), 19 laps – TLD KTMからスターレーシングヤマハ移籍初戦となるイースト開幕戦で見事優勝! プラクティスから好調、メインレースではオープニングラップで首位浮上後、最大8秒強のリードを築き上げ完璧な勝利。ウエストシリーズの印象強いマケラスが軟質路面多いイーストシリーズでどこまで好調維持していけるか注目です。
2. Chase Sexton (HON), +02.962 – シーズンオフのミニモトでのクラッシュで鎖骨骨折で調整遅れも心配されていたディフェンディングチャンピオンですが、キレ感ある力強いライディングを披露。
3. Jeremy Martin (HON), +07.263 – 負傷から約1年半ぶりとなる公式戦復帰。タイムドプラクティス最速ラップ、メインレースでは表彰台登壇と見事な復帰戦。療養中だった一年前は友人経営ショップ店員を勤めており、感慨深いレースとなったとのこと。
4. Garrett Marchbanks (KAW), +12.535 – スタート出遅れから追い上げ。表彰台を狙えたはずとしながらサンドセクションでの周遅れに苦しめられたとのコメント。ライディングコーチにはアイバン・テデスコ。
5. Jordon Smith (KAW), +14.349 – TLD KTMからプロサーキットカワサキへの移籍初戦。タイトル候補の一人ですが、調子に乗り切れなかったとのこと。勝負の年でしょう!
6. Rj Hampshire (HUS), +33.208 – ガイコホンダからハスクバーナファクトリーへ移籍初戦。ベストラップ記録のスピード誇るもミスで後退。スピードあるものの安定感に難アリは、ガイコホンダ時代から変わらないレース内容ですが…。
7. Kyle Peters (HON), +42.132 – 今季アリーナクロスをメインにレース活動。
8. Joey Crown (YAM), +45.003 – プライベーター最上位。
9. James Decotis (SUZ), +46.181 – レース前の負傷で出場危ぶまれましたが貴重なトップ10フィニッシュ。
10. 下田丈 (HON), +47.256 – 期待のSXデビュー戦。リザルト&活躍まとめはコチラから!
11. Jace Owen (HON), +1 lap
12. Joshua Hill (YAM), +1 lap – 450SX優勝経験ほこる元ファクトリーライダーの2度目の現役復帰戦。
13. Cedric Soubeyras (HUS), +1 lap
14. Nick Gaines (YAM), +1 lap
15. John Short (HON), +1 lap
16. Jerry Robin (HON), +1 lap
17. Jordan Bailey (HON), +1 lap
18. Hunter Sayles (KTM), +1 lap
19. Enzo Lopes (YAM), +1 lap
20. Justin Starling (HON), +1 lap
21. Isaac Teasdale (SUZ), +2 laps
22. Curren Thurman (KTM), +16 laps
【250SXイースト ポイントランキング 1 of 9】
1. Shane Mcelrath (YAM), 26 points
2. Chase Sexton (HON), 23
3. Jeremy Martin (HON), 21
4. Garrett Marchbanks (KAW), 19
5. Jordon Smith (KAW), 18
6. Rj Hampshire (HUS), 17
7. Kyle Peters (HON), 16
8. Joey Crown (YAM), 15
9. James Decotis (SUZ), 14
10. 下田丈 (HON), 13
11. Jace Owen (HON), 12
12. Joshua Hill (YAM), 11
13. Cedric Soubeyras (HUS), 10
14. Nick Gaines (YAM), 9
15. John Short (HON), 8
16. Jerry Robin (HON), 7
17. Jordan Bailey (HON), 6
18. Hunter Sayles (KTM), 5
19. Enzo Lopes (YAM), 4
20. Justin Starling (HON), 3
21. Isaac Teasdale (SUZ), 2
22. Curren Thurman (KTM), 1
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