リザルトまとめ|下田丈スーパークロスデビュー戦@ 2020 タンパSX

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2020 AMAスーパークロス 第7戦 タンパ、250SXイーストシリーズ開幕戦で遂にAMAスーパークロスデビューを果たした下田丈選手。デビュー戦でのリザルトはレースビデオでお伝えした通りですが、プレスデイからの下田選手の活躍&結果を振り返ってみたいと思います。

 

プレスデイビデオまとめ|2020 AMAスーパークロス 第7戦 タンパ

GoProビデオ&プラクティスタイム速報|2020 AMAスーパークロス 第7戦 タンパ

タイムドプラクティス総合タイムは、ベストラップ記録のジェレミー・マーティンから、1秒067遅れの7番手。2度目のセッションでは、プロサーキットカワサキのジョードン・スミスや現役復帰のジョシュ・ヒルを上回るタイムを記録というポテンシャルの高さを披露。

 

 

出場したヒートレース2では、一時は3番手走行もロックスターエナジーハスクバーナ移籍初戦のRJ・ハンプシャーとジョシュ・ヒルにパスされるも5番手でフィニッシュ。このレース勝利のガイコホンダのチームメイト、チェイス・セクストンから28秒145のビハインドとなりました。ベストラップ記録のチームメイト、マーティンから3秒699遅れの52秒471が下田のベストラップ。

 

ヒートレース中、デビュー戦の下田選手と2度目の現役復帰となったジョシュ・ヒル(450SX優勝、ファクトリーライダー経験あり)とのバトルは、世代を超えた感慨深いものがありました。本来のペースとはいかずに直接のバトルには破れましたが、リスクを犯さず冷静にメインレース進出。

 

 

250SXイーストハイライトビデオ|2020 AMAスーパークロス 第7戦 タンパ

【250SX リザルト】
1. Shane Mcelrath (YAM), 19 laps
2. Chase Sexton (HON), +02.962
3. Jeremy Martin (HON), +07.263
4. Garrett Marchbanks (KAW), +12.535
5. Jordon Smith (KAW), +14.349
6. Rj Hampshire (HUS), +33.208
7. Kyle Peters (HON), +42.132
8. Joey Crown (YAM), +45.003
9. James Decotis (SUZ), +46.181
10. 下田丈 (HON), +47.256
11. Jace Owen (HON), +1 lap
12. Joshua Hill (YAM), +1 lap
13. Cedric Soubeyras (HUS), +1 lap
14. Nick Gaines (YAM), +1 lap
15. John Short (HON), +1 lap
16. Jerry Robin (HON), +1 lap
17. Jordan Bailey (HON), +1 lap
18. Hunter Sayles (KTM), +1 lap
19. Enzo Lopes (YAM), +1 lap
20. Justin Starling (HON), +1 lap
21. Isaac Teasdale (SUZ), +2 laps
22. Curren Thurman (KTM), +16 laps

*下線は過去に表彰台登壇経験ライダー

 

下田選手、オープニングラップ5番手から3周目まで5番手キープしますが、徐々にポジションダウン。サンドセクションに苦戦、ミスもあり一時は12番手まで順位を下げますが、再びポジションアップ。10番手でフィニッシュ。スーパークロスデビュー戦をトップ10フィニッシュで終えています。リリースコメントによると固さも出たようですが、まずはお見事といったところでしょう。まだまだ上位進出の可能性は望めそう。上位トップ10中、8名が表彰台登壇経験ありのライダーがズラッと並びます。ここにデビュー戦の日本人ライダーが名を連ねているのは、胸アツ以外ありません!

 

タイム差をメインレースでも確認すると10位の下田選手までが同一周回数で、優勝のマケラスから47秒256遅れ。ベストラップでは、このレースでベストラップ記録のセクストンから2秒036遅れの51秒874を12番手走行中の9周目(全19周)に記録。

 

デビュー戦ということで、この一戦のみで今後の活躍を占うことは出来ませんが、タイムドプラクティスで記録した7番手タイムは自身が目標として語ったトップ5の可能性の高さを裏付けるには十分のパフォーマンス。下田選手を含めて若手中心のこのクラスは波乱も多く、ウエストシリーズから好スタート連発のガイコホンダマシンで好位置からレース序盤を戦えれば、上位で存在感示すレースを近い将来必ず目にすることが出来るはずです。

 

次戦のアトランタSXは、イーストシリーズ今季初の決勝3レース制「トリプルクラウン大会」として開催。通常よりも短いレース時間で3レース行われるということで、好スタートと序盤のポジション争い、そしてフィジカル面の強さが要求される戦いに。下田選手の戦い、日本から応援送りましょう!

 

Geico Honda


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