ヤバすぎるスキル|最後の一枠ドラマ「敗者復活LCQ」フィニッシュ直前バトル一部始終@ 2020 タンパSX
2020 AMAスーパークロス 第7戦 タンパSX、開幕戦となった250SXイーストシリーズの敗者復活LCQレースでの話題のシーンをシェア。
ドラマ&ハプニングの宝庫ともいえる、敗者復活LCQラストラップのメインレースへ進出をかけた最後の一枠、4番手争い。同クラスウエストシリーズ開幕戦での古賀太基選手のフィニッシュ直前ポジションダウンのシーンをご記憶の方も多いと思います。
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何が起こっても不思議ではないLCQレース、タンパSXでも衝撃的な結末が… エンジョイ!
@ s u p e r c r o s s l i v e
ラストラップ突入時、4番手のアイザック・ティーズデイル(スズキ)を追う5番手のジャレック・スウォル(ハスクバーナ)の差は約2秒。スピードで勝るスウォルはトリプルジャンプでスクラブ、最終ラップ最終コーナーで完璧なブロックパスに成功し、4番手のメインレース出場順位に浮上…。
しかし、ブロックパスにより十分なフープス進入スピードを確保出来なかったスウォルはフープス後半で失速。最後まで勝負を諦めていなかったティーズデイルはそのミスを逃さずにライン変更し「0,080」秒差の再逆転&メインレース進出を決定するフィニッシュジャンプに飛び込んだのでした。
LCQ最終ラップでの逆転劇、激しいアクシデントも起こりますが、ポジションダウンにより戦意喪失してしまうライダーがいるのも事実。スウォルのミスがあったものの、ティーズデイルの最後まであきらめない貪欲な姿勢がミラクル再逆転を実現したと見るべきでしょう。このネバー・ダイ精神もレーサーの資質とするならば、このメンタルもヤバすぎるスキル認定するべきでしょう!
スウォルは、下田丈選手同様にこのレースがSXプロデビューのハスクバーナファクトリー期待の逸材。苦汁をなめるSXデビュー戦となってしまいました。ルーキーは皆揃って本場AMAスーパークロスのフープス難易度の高さを口にしますし、スウォルは小柄なライダー。ヒートレースでもこのフープスで転倒しており、苦手意識も影響したとしても不思議ではありません…。スウォルにとっては鬼門のセクションとなっていました。
ルーキーとはいえ、ファクトリーライダー。次戦以降のルーキーの巻き返しにも注目です。メインレースの上位バトルだけでなくヒートレースやLCQにもドラマが多く展開されるのもAMAスーパークロスの魅力。今後もニューモトではフォローしていき〼
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