レースビデオ&リザルト|2018 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 最終戦 イタリアGP

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2018 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 最終戦 イタリアGPのMXGPクラス、MX2クラス決勝レースハイライトビデオ&リザルトをシェア。

 

最終戦イタリアGPの会場は、F1やMotoGPのサンマリノGPとして開催されてきたイモラ・サーキット特設コースが舞台。約3万5千人が来場。70年前にも同会場にてモトクロスレース開催されていたという歴史もある地での一戦で、全20戦を約7ヶ月かけて行われた長いシーズンも幕を閉じることに。

 

 

最高峰MXGPクラスは前戦オランダGPでジェフリー・ハーリングス(KTM)がタイトルを確定。フロントゼッケンのみゼッケン1番で出走。MX2クラスでは初スペイン人GP王者となったホルヘ・プラド(KTM)が、タイトルを争ってきたディフェンディングチャンピオンのポール・ジョナス(KTM)がヒザの手術のために欠場を表明し、最終戦直前に事実上タイトル確定して最終戦に挑みます。

 

 

【MXGP 総合結果】
1.  Jeffrey Herlings 1 – 1 KTM
2.  Tim Gajser 2 – 2 Honda
3.  Clement Desalle 3 – 3 Kawasaki
4.  Julien Lieber 5 – 4 Kawasaki
5.  Gautier Paulin 4 – 6 Husqvarna
6.  Jeremy Van Horebeek 8 – 5 Yamaha
7.  Shaun Simpson 7 – 7 Yamaha
8.  Jeremy Seewer 6 – 12 Yamaha
9.  Glenn Coldenhoff 11 – 8 KTM
10.  Evgeny Bobryshev 10 – 10 Suzuki

 

 

【2018 MXGP ポイントランキング】
1.  Jeffrey Herlings Netherlands 933
2.  Antonio Cairoli Italy 782
3.  Clement Desalle Belgium 685
4.  Tim Gajser Slovenia 669
5.  Gautier Paulin France 574
6.  Romain Febvre France 544
7.  Glenn Coldenhoff Netherlands 534
8.  Jeremy Seewer Switzerland 469
9.  Jeremy Van Horebeek Belgium 433
10.  Max Anstie United Kingdom 386

 

負ける要素が見つけられないほどの無双状態、完全優勝を果たしたハーリングスは今季総合17勝目&キャリア通算84勝目を上げてシリーズを終えることに。ライディング要素全てが高次元で融合されたスピード&安定感はタイトな特設コースでもライバルたちを寄せ付けない圧倒的な勝利。前戦、オランダGPでのタイトル直後にストレスから解消され暴食、一気に5キロ増とのコメントも飛び出しましたが、再び体調を整えてレースが始まれば圧勝。総合2位には、予選からスピードを披露していたガイザー。タイトなコースながら好調時のキレあるライディングが久々に見れました。負傷欠場でスタートしたシリーズも締めくくりには満足しているとのコメントも今季勝利なしは残念。今季コンスタントにトップ3フィニッシュを残し続けたデサールが総合でも3位、年間ランキングでも3位でシリーズを終えました。

 

決勝レースキャンセルの地元カイローリはランキングに変動なく、ランキング2位でシリーズを終えました。

 

 

【MX2 総合結果】
1.  Jorge Prado 1 – 1 KTM
2.  Thomas Kjer Olsen 2 – 4 Husqvarna
3.  Thomas Covington 7 – 3 Husqvarna
4.  Michele Cervellin 4 – 7 Yamaha
5.  Henry Jacobi 3 – 9 Husqvarna
6.  Anthony Rodriguez 9 – 5 Yamaha
7.  Jago Geerts 6 – 11 Yamaha
8.  Hunter Lawrence 36 – 2 Honda
9.  Calvin Vlaanderen 12 – 8 Honda
10.  Ben Watson 8 – 17 Yamaha

 

 

【2018 MX2 ポイントランキング】
1.  Jorge Prado Spain 873
2.  Pauls Jonass Latvia 777
3.  Thomas Kjer Olsen Denmark 673
4.  Ben Watson United Kingdom 602
5.  Thomas Covington Vernon, AL 599
6.  Calvin Vlaanderen South Africa 543
7.  Michele Cervellin Italy 397
8.  Jago Geerts Belgium 391
9.  Hunter Lawrence Australia 353
10.  Henry Jacobi Germany 343

 

17歳、若き新王者が最終戦を完全優勝でタイトル獲得に華を添えました。タイトル争うジョナス負傷欠場もありましたが総合優勝12回、レース勝利17回という素晴らしい戦績。最終戦直前にタイトル確定も、今季チャンピオンであることを証明するためにもベストを尽くしたとのコメント。総合2位は、シリーズ終盤戦で再び好リザルト連発のオルセン。総合優勝1回、総合表彰台3回と年間ランキングでも3位の活躍。総合3位には、オルセンのハスクバーナファクトリーチームメイトのアメリカ人ライダー、コビントン。タイトで滑りやすいコースに苦戦とコメント。来季はアメリカへ帰国し、AMAにハスクバーナから参戦決定。

 

ヒザの手術の為、最終戦欠場したジョナスはランキング2位で変動なし。来季は最高峰MXGPクラスにステップアップを公言。

 

シリーズ終盤戦で持ち前のスピードを度々披露。プラドを下して今季初勝利が期待されましたが不運のマシントラブルに見舞われたオーストラリア人ライダーのローレンス。来季は念願のAMAシリーズにガイコホンダから参戦決定。早速、ネイションズからガイコホンダライダーとして参戦とのこと。

 

予選レースビデオ|2018 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 最終戦 イタリアGP
モトゴシップ|2018 FIMモトクロス世界選手権「MX2チャンピオン決定」ホルヘ・プラド
Ray Archer


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