MXGP事件簿|レッドブルKTMチームメイト「ジョナス VS. プラド」空中接触大転倒

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2018 FIMモトクロス世界選手権 MXGPシリーズ 第18戦 トルコGP、MX2クラスのレース1で起こった、レッドブルKTM勢同士のポール・ジョナスとホルヘ・プラド空中接触、転倒シーンビデオをシェア。

 

シリーズ残り3戦となったMX2クラスのポール・ジョナスとホルヘ・プラドによるレッドブルKTM勢同士のタイトル争い。ランキング3位以降に150点以上の大差を付けての一騎打ちとなっています。

 

 

ハイスピードコースにビッグジャンプがレイアウトされ見所の多い一戦でしたが、一番の事件がこちら。首位を走るディフェンディングチャンピオンで現在ランキング2位のジョナスの後方から、ポイントリーダーのプラドが猛烈な勢いで仕掛けていきます。エンジョイ!

 

 

「う〜ん、これは…危険…」この接触転倒でジョナスはヒザを痛め、両者共に順位を落とすも大きな怪我に至らずは不幸中の幸いと言えるでしょう。

 

この瞬間のカメラアングルのみの映像で判断するとなると、プラドの後方からジョナスが追突しているように見え、ジョナスの判断ミスとも受け止められそうですが…

 

 

ライブ中継で大会通してオンライン観戦していましたが、コーナーイン側のプラド選択ラインは通常もっと減速するライン取りでしたので、プラドのイン側ラインからの飛びっぷりには観ていて驚きました。

 

ジョナスはレース後のコメントで自分からはプラドの位置は見えず非常に危険な瞬間だったと語り、対するプラドはこの接触に関してのコメントはなし。個人的にもプラドの仕掛けはタイミングや場所、そして結果も大変リスキーなものになってしまったと考えます。シリーズ終盤のタイトル争い中&チームメイトが相手という状況であればなおさらではないでしょうか?

 

 

プラドは過去、ジャンプで前方を横切るような「クロスジャンピング」を危険な行為とジョナスに度々指摘されてきた経緯もあるライダーで、MXGPポイントリーダーのハーリングスからも度々危険なバトルを行うライダーの一人として名指しもされてきました。

 

今回はジョナスが接触を回避出来た可能性も否定出来ないものの、プラドの勢い余った強引すぎる仕掛けのようにも受け取れます。コース幅が広いジャンプ着地からレーシングラインが急激に狭まる高速セクションということも接触の要因のひとつでしょう。レッドブルKTM勢同士ということでこれ以上問題が大きくなることはないと思われますが、残り2戦のMX2タイトル争い、これまで以上に注目を集めていくこと必至です!

 

レースビデオ&リザルト|2018 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第18戦 トルコGP

Ray Archer


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