【モトゴシップ】2017年 全日本モトクロス選手権 チーム体制まとめ
【2017年3月7日 再編集】
AMAやMXGP界では続々と2017年シーズンのライダー契約や主要チームのレース参戦体制が発表されています。日本のレースファンとしては、全日本モトクロス選手権のチーム体制やライダー移籍情報等のお話も気になるところ…
そこで現在、正式発表やモトゴシップとして囁かれている 2017年全日本モトクロス選手権チーム体制 をファクトリーチームやトップライダーを中心にニューモトでは一度ここで整理してみようかと。2017年シーズンの全日本モトクロス選手権もワクワクするような興味深い動きが見えてきました… 信じるか信じないかはアナタ次第! エンジョイ!
<Team HRC> | ||
IA1 | 成田 亮 | 残留 |
IA1 | 山本 鯨 |
新加入 |
まずはV11 全日本モトクロス王者、IA1 ディフェンディングチャンピオン成田亮選手擁するホンダファクトリー「Team HRC」から。2016年シーズンと同様、2名体制。絶対王者の成田選手に加えて、FIMモトクロス世界選手権 MXGPから山本鯨選手が2013年以来となる全日本モトクロス選手権復帰となり、Team HRC加入です。
下記リンク先でファクトリーチーム「Team HRC」、サポートチームの正式発表ありました。
ファクトリー体制としての活動は「IA1」のみ。2016年 IA2 チャンピオンの能塚選手はFIMモトクロス世界選手権MXGPシリーズ参戦へ。下記で改めてご紹介。
Team HRC アドバイザーを務めていた勝谷武史選手は、2017年も引き続きアドバイザー、テスト業務を務める模様です(代替出場の可能性も)。
モトゴシップ|カワサキファクトリー「K.R.T.」消滅「チームグリーン」へ!
<チームグリーン> | ||
IA1 | 新井 宏彰 | 残留 |
IA1 | 小方 誠 | 新加入 |
カワサキファクトリー「K.R.T.」から「チームグリーン」としての活動を発表。チーム運営をカワサキモータースジャパンへ委託し、主要チームスタッフは川崎重工からカワサキモータースジャパンに出向という形の模様。2016年 全日本モトクロス選手権 IA1 ランキング2位の新井選手に加えて、2016年シーズンはカワサキのマシンでプライベートチームから参戦していた小方選手が新加入となります。小方選手にはファクトリーマシンが貸与されていた経緯もあり、新体制にも問題なく馴染めることでしょう。
モトゴシップ|2017 全日本モトクロス選手権参戦スズキファクトリー体制発表
<Team SUZUKI> | ||
IA1 | 小島 庸平 | 残留 |
IA1 | 深谷 広一 | 新加入 |
タイトル奪還を狙う小島選手をエースライダーとし、2016年シーズンはプライベートチームからスズキのマシンで参戦していた深谷選手をファクトリーチームに抜擢。ポテンシャルの高い、深谷選手が初のファクトリー体制を得てどのように飛躍していくのか見所でしょう。昨年限りで引退した熱田選手はアドバイザーに就任。
スズキファクトリー「Team SUZUKI」もファクトリー体制は「IA1」のみに限定。MXGPでデビューした、ニューマシン登場も噂されていますが…
<YAMAHA FACTORY RACING TEAM> | ||
IA1 | 平田 優 | 残留 |
IA2 | 渡辺 祐介 | 新加入 |
モトゴシップ|2017 全日本モトクロス選手権参戦ヤマハファクトリー体制発表
エースライダーの平田選手に「IA2」ライダーの渡辺選手が合流。これまでと異なりIA1, IA2共にファクトリー体制。これにより、国内ファクトリーチームとしてはヤマハのみが「IA2」ライダーを正式に参戦させることに。
ヤマハにもニューマシン登場の噂があるとか… 体制発表会で正式にニューマシンでの参戦が公となりました。
<KTM うず潮レーシング福山> | ||
IA1 | 星野 優位 | 残留 |
2016年シーズン、KTMで全日本モトクロス選手権初となる表彰台獲得の星野選手はヒザの怪我で長期欠場もKTM うず潮レーシングから復帰。
その他、大きな話題としては2016年 IA2 チャンピオン、能塚智寛選手(ホンダ)がFIMモトクロス世界選手権 MX2 クラスへ参戦へ! 所属はMX2クラスにおけるホンダファクトリーチーム「Team HRC(マーティン・ホンダ)」と見られており、既に海外メディアにも能塚選手の名前は登場済。2016年シーズンのスイスGPにスポット参戦し、総合23位(23位 – 21位)のリザルトを残しています。
モトゴシップ|2016 全日本モトクロス選手権 IA2 チャンピオン 能塚智寛 MXGP参戦へ
2015年全日本モトクロス選手権 IA2 チャンピオン、富田俊樹選手は2017年もAMA参戦継続へ。2016年シーズンはAMAモトクロス序盤戦で腰椎、ヒザ、鎖骨にダメージを負う大怪我で戦列離脱。現在もリハビリ中とのことで復帰時期は未定の模様。
【トッププライベーター、IA2勢他】
IA1勢では、池谷優太選手が引き続き、SRF TEAM REDZONEから参戦濃厚も新体制の可能性あるとか。馬場大貴選手も「TEAM 887 & ホンダドリーム」と体制に変化ない模様もチーム名等、変更の可能性あり。IA2からは田中雅己選手(TEAM ナカキホンダ)、大塚豪太選手(T.E.SPORT)がIA1へステップアップ。他にもIA1ステップアップとなるライダーが増えそうです。
2016年シーズン、AMAモトクロスにスポット参戦後、全日本モトクロス選手権IAクラスにプライベーターとして参戦していた安原志選手は、マシンをカワサキに変更。KX250Fを駆りIA2クラス参戦へ。チームは星野裕選手や植田翔太選手が所属する八尾カワサキ。
スズキのサポートチーム、SRMマウンテンライダースは池本凌汰選手に加えて、2016年シーズンはヤマハのマシンで出場の馬場亮太選手が新加入。
2016年 IA2 ランキング2位の岡野聖選手(ヤマハ)は体制変わらず、フライングドルフィン サイセイからIA2参戦へ。
スズキファクトリーで活躍してきた竹中純矢選手は引退表明。インタビューは下記リンクより。
「たまMOTO」特別編|竹中純矢選手スペシャルインタビュー(vol. 1)
国内4メーカーで「IA2」ファクトリー活動がヤマハのみといのは寂しい限り。マシン開発のプライオリティが最優先とも言われる国内ファクトリーチーム活動。今の時代、日本のレースシーンも海外で最新情報がシェアされ、ニューマシンやファクトリーマシンの存在はグローバルでの影響力も大きく、セールス面においても250Fマシンの開発、活躍は重要なはず。IA1クラス同様にIA2クラスでもファクトリー活動、ファクトリーライダーが活躍してくれることにより更なるレースシーン活性化への効果も期待出来ますので、今後の動向にも注目していきたいです。
ビッグネームの引退が大きなニュースとなった2016年シーズンですが、そのビッグネーム達が何かしらの形でレースの現場へ戻ってきてくれる情報もあります。中にはアッと驚くような嬉しいプランの可能性もあるとかないとか…
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