モトゴシップ:平田優へのペナルティ発端にする処分最終裁定結果発表!
ニューモトでも度々お伝えしてきた、2016 全日本モトクロス選手権 第5戦 神戸大会 IA1 ヒート2で優勝のチェッカーを受けながらも「1周減算」のペナルティにより、11位へと順位が降格した平田優選手(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)に関するニュース。
上記ペナルティを発端に翌戦の第6戦 東北大会への平田選手欠場のアナウンス… その後、MFJより平田選手へのペナルティに対してのヤマハからの提訴、裁定結果を発表。そして、2016年8月25日付けでMFJより「MFJモトクロス中央審査委員会裁定結果」の新たなアナウンスがありました。
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まとめると、まず最初に下記2点の裁定の存在が初めて明らかに…
- 平田優選手に対する2大会出場停止
- ヤマハファクトリーレーシングに対する罰金100万円
2点の裁定結果を受け…
- ヤマハ側から裁定結果への根拠を求める上告がなされた
- 上告を受け、MFJモトクロス中央審査委員会開催
- 平田優選手に対する2大会出場停止(変更なし)
- ヤマハファクトリーレーシングに対する罰金100万円から「20万円」へ
- MFJモトクロス中央審査委員会の決定が最終のものに
ということに。
平田選手へのコースショットカットに対するペナルティ以外の「2大会出場停止」処分と「ヤマハファクトリーレーシングに対する罰金」に関する内容は、今回の裁定結果報告で初めて公になった情報です。
第5戦 神戸大会から1ヶ月半以上経過し、公にされた「出場停止」「罰金」処分の存在。裁定確定までの審議が継続していたこともあり、正式なアナウンスが出せなかったという理由は理解できなくもないのですが… 発端のコースショートカットへのペナルティ発表の方法から、今回の最終裁定結果までの情報公開の遅さには、詳細が明らかにされた今でもどこか違和感拭い去れない印象残るレースファンは多いのではないでしょうか?
「不透明感…」 「ファン不在感…」
MFJの処分は正式なものですから、まずは発表、公のものに。その後、申し立てや上告等の存在を発表したり、処分変更の裁定が下されたとしても、そのつど公にしていくことに対して、大きな問題が生じることってあるのでしょうか?
今回の件に関わらず、現代社会における情報のスピード化や情報公開への対応、今後ますます重要に。レースの場合は特にリザルトに関わる発表や変更事項等は、事の大小関わらず、速やかな発表・詳細な情報を強く望みたく思います。
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