モトゴシップ:2016全日本モトクロス神戸大会優勝のチェッカー受けた平田優にペナルティが!

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2016 全日本モトクロス選手権 第5戦 神戸大会「スーパーモトクロス in 神戸エアポート」での大事件! IA1 クラス ヒート2 で優勝のチェッカーを受けた平田優選手にペナルティが科せられました。

 

 

ペナルティの内容は「1周減算」というもので、その結果「1位から11位」へ順位降格した公式順位が発表されています。理由は「コースショートカット」。結果として、シリーズポイントランキングでも、2位から3位へ順位を落とすことに。

 

今季AMAスーパークロスRd.11 デトロイトでは、ライアン・ダンジーが赤十字フラッグ無視で「2順位降格」のペナルティにより、優勝から3位となった件も記憶に新しいところ。

 

過去に全日本モトクロス選手権で優勝したライダーに対して、順位降格となるペナルティがあったのか? 記憶が定かではありませんが、大事件には間違いありません。

 

 

なお、MFJからの平田選手へのペナルティ対象となる当該場面や詳細は現時点では公表されていません。

 

今回の神戸大会、特設コースということが影響してなのか? クラス問わず、コースアウトシーンが多くあったようで、他にも審議対象案件が存在していたようです。

 

モトクロスレースという競技やコースの特性上「コースアウト」もしくは「コースショートカット」からの「コース復帰」への明確なルールの適正化や裁定は難しいものがあるかもしれませんが、最優先すべきはライダーの安全、その次に競技の公平性ではないでしょうか。

 

ペナルティに至る、裁定の経緯が明らかにされない限り、我々レースファンが真実を知る由もありません。

 

状況問わず、故意かどうかは問題ではなく、ルール厳守というのも「理由」として公表されれば、それも当然理解できます。では、一体何があったのか?

 

先日、MFJは黄旗(イエローフラッグ)規則改訂についての通達を出したばかり。黄旗に限らず、ルール厳守や安全をこれまで以上に打ち出し啓蒙していくにも、再発防止の為にも、今回のようなペナルティへの裁定に至る経緯の透明化・公表は、非常に有効な手立てのひとつだと考えます(ペナルティの是非や大小については今記事では触れません)。

 

上記のライアン・ダンジーの件は、正式なリリース以外にTV中継の中でも、ペナルティの内容やその判断等、AMAオフィシャルより正式にコメントされていました。

 

 


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