モトゴシップ:2016全日本モトクロス選手権 神戸大会 平田優へのペナルティの理由が判明!

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2016 全日本モトクロス選手権 第5戦 神戸大会 IA1 ヒート2で優勝のチェッカーを受けながらも「1周減算」のペナルティにより、11位へと順位が降格した平田優選手(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)。神戸大会 ヒート1終了時にポイントランキング2位につけていた平田選手、タイトル争いにも大きな影を落とすペナルティでした。

 

第6戦 東北大会では所属するヤマハから下記のアナウンスが…

 

 

 

第5戦 神戸大会の平田選手へのペナルティの件、実は正式なアナウンス等は一切無く、公式リザルト上の「コースカットのため、1周減算のペナルティを科す」という一文の記載のみという状況でしたが、ここにきて新たな展開が。

 

MFJ公式HPにて「MFJ モトクロス国内規律裁定委員会裁定結果」というタイトルで、

「2016 全日本モトクロス選手権第 5 戦 IA1 決勝第 2 ヒートにおける平田優選手への罰則に対する申立て」に関して審議され、裁定が決定いたしました。

というお知らせが。

 

(表示右上クリックで拡大表示可)

 

まとめると…

 

・神戸大会での平田選手へのペナルティに対してヤマハが申し立てを行ったが棄却された。

・ペナルティは、平田選手のコースショートカット時に前のライダーを抜いて順位を上げ、チェッカーを受けたことによるもの。

・当該ライダー、他ライダー、競技役員の複数の証言を基に裁定された。

 

 

この裁定結果により、神戸大会での平田選手のペナルティの理由がレースから3週間以上経ってようやく公となったことになります(何周目?どこのセクション?前のライダーは?等の記載は無し)。

 

今回発表の裁定結果を読む限り、公式リザルトが出た時点でペナルティの詳細を公表しても、何も問題は発生しない印象ですが、どうなんでしょう?

 

そもそも、今回公表されたのは申し立てに対する裁定結果のみで「結果的」にこうして、平田選手へのペナルティの理由が公になったという状況。

 

「ペナルティの是非にはこの記事では触れませんが…」 話題を集めた神戸大会、国内最高峰クラスの優勝取り消しに繋がるペナルティ発生という「事件」。来場してくださった多くの観客や日本中のレースファンの為にも「コースカットのため、1周減算のペナルティを科す」という以上の内容が含まれる、迅速なアナウンス・情報提供の必要性はあったように思います。

 

 

 


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