【現地ライブTV中継完全版&リザルト雑感】2016AMAスーパークロスRd. 9 デイトナ

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2016AMAスーパークロスRd.9 デイトナ の現地TV中継完全版ビデオ&リザルト雑感です。レース事前情報から特集コーナー、インタビュー 等、関連情報満載の約2時間、予選レースのフォーマット変更もあり、全レース白熱の展開に。エンジョイ!

 

アメリカにおけるモータースポーツ文化の象徴のひとつともされる歴史あるデイトナ・インターナショナル・スピードウェイ。デイトナ・バイク・ウィーク開催期間中に行われるデイトナSXだけは主催者がAMA、メインスポンサーがホンダとされ、シリーズで特別な一戦扱いに。アウトドアモトクロス要素を含んだコースはデイトナならでは。今年はコースをタイトにし、更にラップタイムを短くする方向でレイアウトしたとコースデザイナーのリッキー・カーマイケル自らが語っているとおり通り、パッシングポイントが少ない中での激しいレースに。

 

*2016シーズン、予選レースフォーマットの変更が行われています。

  • ヒートレース2組(4名×2、メイン進出)
  • セミ2組(5名×2、メイン進出)
  • LCQ(4名メイン進出)

 

以前にも採用されていたフォーマットなので馴染みある方も多いかと。このフォーマットによりヒートレースから積極的なバトルが期待出来ることと、最大三回のメイン進出のチャンスということに。

 

【450SX リザルト】

1. Eli To­mac (KAW) – カワサキ移籍後今季初優勝(今季2度目の表彰台)! プラクティスから絶好調。昨年のAMAモトクロス序盤戦での圧倒的なスピードを見せていたトマックの強さを思い起こさせる勝利。スタートが重要だったと語り、スタート直後にダンジーをパスに成功。

2. Ryan Dun­gey (KTM) – 珍しくミスを連発。何度かトマックに迫るシーンが見られるも勝負するまでには至らず。ヒートレースでは大差でトマックに敗れたダンジー。メインレースではトマックに迫ることが出来たのは大きな収穫だったとコメント。

3. Mar­vin Mus­quin (KTM) – トップ2人には20秒以上の大差も今季3度目の表彰台へ。昨年250SX優勝経験もあり好相性のコース。荒れたコースになるとムスキャンの強みが発揮されます。

4. Ja­son An­der­son (HUS) – オープニングラップの混戦を切り抜けるとコンスタントに走り切ったレース。事件なし(笑)

5. Ken Roc­zen (SUZ) – スタート直後のトリプル飛べずに後方に埋もれます。混戦の中、追い上げもここまで…

6. Trey Ca­nard (HON) – 久々に転倒もなくコンスタントに走り切るも結果には不満が残るとコメント。

7. Jos­h Grant (SUZ)今季初レースで7位は素晴らしい。終始前後にライダーがいる厳しい展開で着実に順位を上げてのこのポジションは大きな価値あるでしょう。ファクトリーチーム代役起用の噂も…

8. Chris­to­phe Pour­cel (HUS) – 好スタートも後方からバランスを崩したムスキャンに追突され転倒。オープニングラップでのマルチクラッシュの原因に。不運も素早い再スタート後、8位をキープ。

9. Jus­tin Bray­ton (KTM)
10. Co­le See­ly (HON)
11. Jus­tin Bog­le (HON)

12. Chad Reed (YAM) – 好相性のデイトナもプラクティスから不発。まさかのLCQからのメイン進出。前戦の表彰台獲得のパフォーマンスとは別人のよう…

13. Bla­ke Bag­gett (SUZ) – 二度目の復帰戦。レース一週間前からライディング再開で徐々に調子を取り戻してくとのこと。

14. Vin­ce Frie­se (HON)
15. Ky­le Cun­ning­ham (SUZ)
16. Mi­ke Ales­si (HON)
17. Ja­cob Wei­mer (SUZ)
18. Wes­t­on Peick (YAM)

19. Da­vid Mill­saps (KTM) – レース最後に転倒。肋骨3本骨折、内蔵にもダメージ。欠場が予想されます…

20. Ni­cho­las Schmidt (SUZ)
21. Phil­lip Ni­colet­ti (YAM)
22. Tho­mas Hahn (YAM)

 

 

【450SX ポイントランキング(After 9 of 17 races)】

1. Ryan Dun­gey (KTM) – 213 – シリーズ折り返しで、39点差
2. Ken Roc­zen (SUZ) – 174
3. Ja­son An­der­son (HUS) – 163 – ロクスンまで11点差に迫る。
4. Eli To­mac (KAW) – 154
5. Co­le See­ly (HON) – 145
6. Chad Reed (YAM) – 141
7. Mar­vin Mus­quin (KTM) – 134
8. Jus­tin Bray­ton (KTM) – 110
9. Da­vid Mill­saps (KTM) – 105
10. Ja­cob Wei­mer (KAW) – 81

 

 

【250SXイースト 暫定リザルト】

1. Je­re­my Mar­tin (YAM) – 今季初優勝! タイトなコースでスチュワートへのパッシングに慎重にならざるを得なかったとコメント。予想通り、AMAモトクロス250王者の強さが発揮されたレースでした。我慢強く、勝負強い!

2. Jus­tin Hill (KTM) – マーティンには届かずもベストラップを記録し追い上げ、レースを盛り上げました。レース中盤での積極的なライン変更が裏目に出るシーンが度々あり、たらればですが、あれがなければマーティンにも届いていたかも? 昨シーズン序盤の負傷以来、久々に元気なヒルのライディングが見られました。次戦以降に期待高まるレース展開でした。

3. Mar­tin Da­va­los (HUS) – 我慢のレース。これまでのダバロスならミスが出てもおかしくない展開でしたが様子を見続けていたそうで、終盤勝負を仕掛け続け、スチュワートのミスを誘い表彰台へ!

4. Mal­colm Ste­wart (HON) – レース前のインタビューから実兄ジェームズ・スチュワートの怪我もあり思い詰めた表情やコメントが気になっていましたが… ホールショットから12周の間トップ快走、そして後続を追撃をうまく封じて込めていましたが力尽きた印象。レースを間違いなく盛り上げてくれましたが、本来の伸び伸びとしたマルコムらしいライディングからは大きくかけ離れていた印象。明るいマルコムが見たい!

5. Aa­ron Ples­sin­ger (YAM) – 体調不良…

6. Arn­aud Tonus (KAW) – 追い上げレース。徐々に調子上向きとのこと。

7. Rj Hamp­shire (HON) – 地元でヒート勝利もメインではジャンプのミスにより手を痛めて我慢のレースに。

8. Jes­se Went­land (HON)
9. Ty­ler Bo­wers (KAW)
10. Sha­ne McEl­rath (KTM)
11. Ben­ny Bloss (YAM)

12. Ced­ric Sou­bey­ras (KAW) – 先週のイギリスアリーナクロス「ゲスなレース」で渦中の人が250SXイースト参戦へ。ヤマハからマシンを乗り換えてカワサキBUDレーシングから参戦。

13. An­t­ho­ny Ro­d­ri­guez (KAW)

14. Da­ko­ta Alix (KTM) – 今季フルプライベーターながら好スタートから活躍が目についていましたがラストラップに転倒、鎖骨骨折…

15. Gan­non Au­det­te (KAW)
16. Jim­my Al­bert­son (SUZ)
17. Vann Mar­tin (HON)
18. Jos­hua Cart­w­right (YAM)
19. Matthew Bis­ce­glia (SUZ)
20. Paul Coa­tes (HON)
21. Jus­tin Star­ling (KAW)
DNF Alex­an­der Frye (KTM)

 

 

【250SXイースト ポイントランキング (After 2 of 9 races)】

1. Mar­tin Da­va­los (HUS) – 45 – 後続が僅差で続くシビれる展開へ!
2. Je­re­my Mar­tin (YAM) – 43
3. Mal­colm Ste­wart (HON) – 40
4. Jus­tin Hill (KTM) – 38
5. Aa­ron Ples­sin­ger (YAM) – 36
6. Rj Hamp­shire (HON) – 29
7. Ty­ler Bo­wers (KAW) – 25
8. Ben­ny Bloss (YAM) – 18
9. Arn­aud Tonus (KAW) – 17
10. Jim­my Al­bert­son (SUZ) – 16

 

 

 


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