【勝谷武史レポート!】オーストラリア選手権Rd.2 アッピン MX2
2015年シーズンは Sony Action Cam Kawasaki Racing Team からオーストラリア選手権 MX Nationals にフル参戦する2014年全日本モトクロス選手権MX2クラスチャンピオンの勝谷武史。レースフルビデオとレース後の本人からRd.2 アッピンを終えての話が聞けたのでまとめてレポートします。エンジョイ!
今回のレース中継ビデオ。中継にトラブルがあったようで、moto2しかビデオが配信がありません。
MX2 moto1 –スタートに出遅れた勝谷の前に1コーナーでの転倒者がいて避けきれずにストップ。後方から追い上げるも再び前走者の転倒に巻き込まれ、最終的には自らワダチを外して前回りのクラッシュとオープニングラップに3度の転倒からの追い上げのレースに… 全日本と違い、40台でのレースな上に、狭くパッシングポイントが少ないコースでのポジションアップに苦戦しながらも最終的には10位でゴール。
1 | 6 | Jay Wilson | 01:55.487 | Yamaha YZ 250F | |
2 | 1 | Luke Clout | 01:54.178 | Yamaha YZ 250F | |
3 | 199 | Nathan Crawford | 01:55.393 | Husqvarna TC 250 | |
4 | 12 | Jed Beaton | 01:55.633 | Yamaha YZ 250F | |
5 | 33 | Rhys Carter | 01:55.228 | Suzuki RM-Z 250 | |
6 | 2 | Hamish Harwood | 01:58.165 | KTM 250sxf | |
7 | 64 | Dylan Wills | 01:57.756 | KTM SX 250 | |
8 | 23 | Wade Hunter | 01:58.578 | Yamaha YZ 250F | |
9 | 127 | Dylan Gosling | 01:57.896 | Husqvarna 250 | |
10 | 888 | 勝谷 武史 | 01:57.405 | Kawasaki KX250F |
MX2 moto2 – トップ画像の通りスタートそのものは出れたもののイン側に寄せきれず、序盤の混戦を5〜6番手で終えるも3番手争いからなかなか抜け出せず我慢の展開。中盤以降、単独3番手とポジションアップに成功すると徐々にトップ争いとの距離を縮めだすものの勝負する距離となる前に時間切れ。3位でフィニッシュ。今季のオーストラリア選手権MX2クラスのmoto2のみ、20分+1周という変則フォーマットが採用されています。あと10分あれば… という内容に。
1 | 1 | Luke Clout | 01:50.552 | Yamaha YZ 250F | |
2 | 6 | Jay Wilson | 01:51.490 | Yamaha YZ 250F | |
3 | 888 | 勝谷 武史 | 01:50.666 | Kawasaki KX250F | |
4 | 199 | Nathan Crawford | 01:52.249 | Husqvarna TC 250 | |
5 | 23 | Wade Hunter | 01:51.931 | Yamaha YZ 250F |
・オーストラリア選手権Rd.2 アッピン MX2 総合結果
1 | 6 | MX2 | Jay Wilson | 67 |
2 | 1 | MX2 | Luke Clout | 67 |
3 | 199 | MX2 | Nathan Crawford | 58 |
4 | 12 | MX2 | Jed Beaton | 53 |
5 | 888 | MX2 | 勝谷 武史 | 51 |
・MX2 championship standings
1. Luke Clout 130
2. Jay Wilson 127
3. Jed Beaton 118
4. 勝谷 武史 113
5. Nathan Crawford 109
TKと色々と話していく中で、開幕戦から4ヒート中、3度のトップ3。そして後方からの追い上げのレースも経験し、シリーズを戦う上での自分のポジションや課題が明確になってきているそうです。自身の調子そのものやレースへの準備も万端な様子でライディングも好調とのこと。今回のmoto2でのベストラップにも表れていますが単独走行時のベストラップはチャンピオンのL・クラウトとほぼ同タイム。
その反面「一瞬の隙も見せられない」という特にスタート直後から超アグレッシブな若手オーストラリア人ライダーとのバトルに手を焼いているという結果も。更に、先にも述べたmoto2のみ、20分というレースフォーマットも終盤の体力勝負に自信があるTKには厳しい環境ではありますが、開幕からの2戦で、レース内容とラップタイムの両面で勝利への手応えを感じられるポジションに付けているTK。次戦以降の活躍にも注目したいです!
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