たまモト|2025 全日本モトクロス選手権前半戦まとめ・IA1編

2025年シーズン、開幕戦からあっという間の4戦でしたね。えかきやは、開幕戦九州大会と第3戦の関東大会を現地で取材させていただき、第2戦のSUGO大会、第4戦の中国大会は配信にて観戦いたしました。配信はレースの細かいところが観られて良いけど、やはり現地に勝るものはないなあ、なんて思ったり。
それはさておき、開幕前開幕戦にIA1トップライダーに伺った「オフシーズンの過ごし方」についてのお話を紹介しつつ、開幕戦、第3戦で伺ったお話も交えて2025年の前半戦を振り返ってみたいと思います。

■ジェイ・ウイルソン
「シーズンオフは自分にとっての第二の故郷であるニュージーランドに帰ってリフレッシュしてきたよ。一緒に成長してきたベン・タウンリーやジョッシュ・コピンズと多くの時間を過ごして昔に戻った気がしてとても良い時間を過ごせた」と語ったジェイさん。「オーストラリアは生まれ故郷だけど、ニュージーランドは僕にとって大切な場所なんだ。オーストラリアでレースをしていた時は、実際にニュージーランドとの間を行ったり来たりしていたんだよ。僕はジョシュ・コピンズのチームで走っていたんだけど、オーストラリアでレースをしていたので、3週間か1か月くらい休みがあれば、必ずニュージーランドに戻っていた。ニュージーランドにはとても親しい友達もたくさんいて 私にとっては第二の故郷(my second home)のようなものなんだ」と楽しそうに語っておられました。また、このシーズンオフに日本で購入した古民家をリフォームされた話は、えかきやのnoteにて紹介しました。
たまモト・番外編『ジェイ・ウイルソン選手、日本生活4年目を語る』
https://note.com/ekakiyatama/n/n57b65eab655d
オフシーズンは楽しく過ごされたジェイさんですが、2025年前半戦は思いがけないアクシデントや怪我でいつになく厳しいレースが続いたように見えました。が、えかきやが広島(第4戦中国大会)の時にSNSに挙げた「ジェイさんどうしちゃったの?」という投稿にご自身からリプライがありまして、曰く「これはチャンピオンシップを管理するというものです。先週、私が練習中にクラッシュし、多くの怪我を負っていることを多くの人が知っています。そのため、今日はポイントを管理することを最優先しました。それは成功し、賢明なことでした。」とのこと。これ多分英語を日本語に翻訳して投稿してくださったんだと思います。つまり、チャンピオンを獲るためにはケガを押しても少しでもポイントを獲ることを選んだっておっしゃってるんですね。全日本を走ってチャンピオンの座を守ること、それがジェイさんにとってとても大事なことなんだと改めて感じました。

■横山遥希
「僕、去年の最終戦ヒート2に手の甲を骨折しちゃったんでその週の木曜日にもう手術して。僕12月の17日だったかな、にオーストラリアに戻ったんですけど最終戦から12月前半まで…乗り出したのは確か12月の頭だったんでそれまでは休養とできるトレーニングをやってたって感じになったんです」「年明けてバイクに乗り出したのは1月3日とか4日だったかな。そんなところから僕は乗り込みとトレーニングやってて、ニュージーランドの開幕戦が2月の15だったかな。で、ニュージーランド選手権4戦の後、オーストラリア選手権の開幕が3月の22、23だったんで、3月15日にニュージーランド選手権の最終戦を迎えて終えて、オーストラリア開幕戦でそのまま全日本開幕っていう」とほとんど休みなしのシーズンオフを過ごされた横山選手。「それについては僕は良い方に捉えているっていうか、レースが一番レース慣れできる練習場所なのかなって思っていて。全日本の開幕戦の前に数回はレースしておきたいなっていう気持ちもやっぱり強くて。で、地方戦っていう手段もありますけどメンツとかも地方戦だと出るライダー出ないライダーいるじゃないですか。海外の選手権なら絶対的に速いライダーも出てくるし、コースも難易度も高いところでのレース経験ができるってことで、今年はニュージーランドもやらせてもらったんですけど。今年もこのまま日本とオーストラリアの2本立てでレースを続ける感じですね。今年も去年同様全日本メインにオーストラリア選手権に参戦していきます」
そんな横山選手の今シーズンへの意気込みは「ジェイを意識しないって言ったらやっぱりね、嘘になってしまうんで、去年のチャンピオンですし去年も戦ってきましたけどやっぱり速いライダーで経験もありますし、そう簡単に勝たせてくれる相手ではないっていうのも事実なのかなと思いますけど、でも僕もそこに勝たないと未来がないんで。特にタイトル争いはジェイが絶対関わってきますけど、手が届かないところではないっていうのは、一緒に走って去年から思ってたんで、まあ今年その穴を埋めるために、シーズンオフ取り組んできたんで。開幕戦から去年の後半戦のようにスタートできて最終的にはチャンピオン獲得するっていうのが僕の仕事なのでそこを目標に…目標って言っうか『その仕事』ができるようにしっかり準備して開幕戦に臨むっていうところですかね」と語っておられました。2025シーズン前半の横山選手もまた、ジェイ選手と同じく決して順調なレースばかりではありませんでした…それでも前半戦終了してのランキング2位、ジェイ選手の最大のライバルであることに変わりはありません。後半戦、どう挑んで行かれるのか、引き続き注目していきたいです。

■大倉由揮
シーズンオフをヨーロッパで過ごされた大倉選手、「1月の末から行って2ヶ月ぐらいですね。最初の1ヶ月はイタリアに滞在してその後の1ヶ月はスペインに滞在してました。スペインに行ってからは1ヶ月ビクトルの家に泊めてもらってて。イタリアはずっとホテルでしたね、1ヶ月。金銭的にも厳しくて帰りの飛行機を1ヶ月先にとってたんでどうしようって考えた時に色々プランはあったんですけど、去年みたいにベルギーに行こうかとも考えたんです。チームメイトの(吉田)流雲がベルギーに行ってたんで、そこの拠点で寝泊まりするかって思った時にビクトルのお父さんが『うちにおいで』って連絡くれて。急にインスタでDM送ってくれたんですよ。それでビクトルの家にステイして…スペイン選手権は1回出ました。全日本に近いような感じのレベルで、でもやっぱトップ3は全然全日本よりレベルが高くて」「イタリアはインターナショナルイタリア選手権でGP開幕前にみんなが出ていたのでほぼGP選手でまあまあなレベルでした。そうですねやっぱりイタリア選手権に関してはまだまだ自分の実力が全然足りてないなってことを思い知ったレースです。スペインの方ではいいレース展開はできたんですけどトップ3とはかなりの差があったんで悔しいなぁって感じです。ネイションズ行く時は、前回2回連続ネイションズ行ってそこで順位がちょっとずつ上がってきている部分もあるんで、もうちょっと行くためにもこの1年間何を考えて取り組むかっていうのが大事ですね。経験値的には完全に2、3年前の自分とは経験してきたものが違うのは確かなので、自分が今、速くなってるっていうのは正直実感としては何もないですけど、どこかで成長してると信じたいです」
すっかりヨーロッパといえば大倉くんみたいな感じになってきていますね。ライダーの知り合いはビクトルもそうですしビクトルのお父さんもそうですけどたくさん増えたんじゃないですかとの質問には「行けば行くほど知り合う人っていうのは増えてくるので、新しい人と出会うっていうのはすごい楽しいです」とのお返事。「いろいろな言語に触れていろんな国のいろんな人種の人々と接するのでいい経験にはなりますね」だそうです。
そんな大倉選手の今シーズンの目標は「シーズンオフ2ヶ月間モトクロスだけのことを考えて過ごしてきて、人生で一番今モトクロスに賭けてるんじゃないかなと思うのでそこは自分でやってきたことを信じて本当にチャンピオンだけを目指して精一杯1年間戦って、少しずつコースでも見に来てくださる方だったりちょっとしたイベントとかでもなんか大倉君が出てるから来たよとかそういう声をかけてもらうことが少しずつ増えてきてすごいそういうのも力になってるので応援に来てくれている方のためにも勝ってみんなで笑いたいです」と語っておられました。今シーズン着実に結果を出してこられた大倉選手、第4戦終了時点で、横山選手と同ポイントでランキング3位。この夏のインターバルもヨーロッパでトレーニングを行われる予定とのこと。ちなみにシーズン前半で一番嬉しかった事は総合優勝、一番悔しかったことは「第3戦オフビの第二ヒート!」だそう。後半戦に向けての課題は「スタートの精度をもっとあげて毎回前でスタートをきめる!」とおっしゃっていました。後半戦、スタートを決めてトップを快走される姿が目に浮かびますね。

■能塚智寛
昨シーズン、いまひとつ活躍される姿を見る機会が少なかった能塚選手、開幕前インタビューでは「去年あんまり活躍できなかったんで頑張りたいですね。かっこいいところ見せたいですね。」なんておっしゃってました。
「シーズンオフは12月に1回鎖骨折れて練習中に怪我してまあ1月、一切乗ってなくて2月ぐらいから乗り始めたって感じですけど完全には引っ付いてないですけど、動けてるしいいかなと。でも痛いのは痛いですよ、やっぱりプレート入れてしまったら、わりとすぐ痛みがくるんで。去年はね、表彰台1回だけですね。去年は1回だけしか、北海道でしか乗ってないんで。今年はもう開幕からね、九州は1回しかないし、全部で7戦しかないからですね」と。
そんな今シーズンですが、第3戦のオフロードビレッジ・ヒート2で久しぶりの表彰台、第4戦では両ヒート2位という成績で『速いちーくんがやっと帰ってきた!』と喜んだファンも多かったのでは?

■大城魁之輔
昨年夏にご結婚されてシーズンオフにお子さんが誕生した大城選手。
開幕前インタビューは第4戦中国大会での初優勝に併せてえかきやのnoteにて紹介させていただきました。
たまモト・番外編『全日本モトクロス第4戦久しぶりのヒート優勝おめでとう!な大城魁之輔選手の開幕直前インタビュー。今読むと感慨深いよ!』
https://note.com/ekakiyatama/n/n55cb4f0863b6
YAMAHAにスイッチされて2年目、やっと念願のヒート優勝を手にされた大城選手、上記インタビューではいつもの軽妙な語り口ではありましたが「とりあえずとりあえずと、ずっと言い過ぎて疲れたんですけど、勝ちたいです。勝ちたい。」というあたりに切実な想いが感じられました。それだけに、前半戦の最後のレースに表彰台の真ん中に立たれたことには大きな意味があったんじゃないかなと。この結果が後半戦に繋がることを期待してしまいますね。

■内田篤基
「シーズンオフは国内で、関西チームの拠点で乗り込みをしてました。去年散々だったんで気持ちも改め準備は一番してきました。マシンのテストも練習もトレーニングもフィジカルも全部含めて一番やってきたかなって。フィーリングもすごい良くて。で、事前の練習なんかもすごい気持ちよく乗れたんで自分でもすごい楽しみです。」と語っておられた内山選手。
今シーズンから新しくなったタイヤについては「ピレリ、調子いいです。本当、国内で使ってる人っていうのが今まで少なかったんですが、海外は結構使ってたんで評判いいっていうのは聞いてたんですけど、実際走ってみてすごい良かったです。やっぱり世界GPがメインで結構走ってるんで、そういうデータとかもあるんですごいいいですよ、そこも注目してください。一応チーム名も ヨギボーピレリが入ったんで、チーム名に入るぐらい大きくサポートしてもらってるのでいっぱい宣伝していかないと。今年1年、一番準備してきて、周りもすごい僕のためにいろいろやってくれる人も増えたんで、今年も期待に応えられるように。頑張ります」とおっしゃっていた開幕戦、いきなりの活躍で好調な滑り出しを見せてくださいました。
シーズン前半を振り返っての感想は「シーズンオフから含めてモトクロスを楽しみながらレースが出来ています。今まではレースとなると結果を求めて楽しめなかった。今年は普段の取り組みから色々と考える事も楽しめて、その考えで変化が出てその変化も楽しめています」とのこと。
開幕戦で結果が出せたことが嬉しかった反面、第4戦では体調不良に苦しみ「マシンが非常に良くて乗れているのに自分のミスで十分な準備が出来ないままレースを迎えるというすごい勿体無いことをしてしまいました」と悔しさを語っておられました。「このインターバルでスピードももう1段階上を目指して取り組んでいきたい」とのこと、後半戦の活躍がますます楽しみです。

■大塚豪太
「シーズンオフは2月中旬から3週間ほどアメリカに行っていつもお世話になってるトレーナーのジェフのところで合宿してきました。年々、歳は食ってきてるんですけど、今までの経験値とかこれやったら勝ったなとかって積み重ねてきたんで、すごい効率の良いトレーニングが出たんじゃないかなと思ってて。ローカルレースにも4戦ほど出てきました。いつもと違って1箇所に留まらず遠征しながらあちこち行ってたんで面白かったです。グレンヘレンみたいなコースもいいんですが全日本に近いタイプの小さいコースにも行ったりして」
そんなトレーニングを積んでこられた大塚選手、シーズンの目標については「初優勝することを目標にずっと取り組んできてるんでそれ以外考えてないですね。ヒート優勝が欲しいって気持ちのが大きいです」
今年で11年目の大塚選手「30分のレースの中でも僕は最後まで諦め最後の一瞬まで追い上げられるんで、忍耐力はある方かなって思ってて。もう何回も心折れかけてますけど折れかけつつも折れないでなんとかやってきてるんで、でもやっぱりそれは勝ちたくて、諦めずに続けてるし、本当それだけです。勝ちたい」と。前半戦終了時でまだその目標は果たせていませんが「調子は良かったのですが、リザルトに繋げられなかった。特に第4戦のヒート1、4番まで追い上げてこれからだ!という時の転倒が悔やまれます。後半戦にむけての課題はレース序盤のさばきの改善!決して調子自体は悪くないので、引き続き今やっている事を自分を信じて継続します!インターバルは前半戦の自分の悪かった所を修正して後半戦必ずトップ争いできる自分を作ります!」と折れずに前向きです。ファンは信じて応援してますよ!

■渡辺祐介
昨年の大きな怪我から復帰、新しい体制での戦いとなった渡辺選手には開幕前にロングインタビューをさせていただきました。
たまモト|2025 vol. 2「渡辺祐介の2024-2025」
http://setagayaracing.net/news/66114.html
そんな渡辺選手にシーズン前半を振り返っていただいたところ「やはり2年のブランクは大きい!!みんな速い!!毎戦とても悔しい!!でも少しずつ走りが良くなって来ていて表彰台が見えて来ているから尚更悔しいですね。そんな中、嬉しかったのは、なかなか思うような走りが出来ずに苦しい時も駆け付けてくれるファンのみなさんの応援でした。後半に向けての課題は山積みですね。とにかく課題しかない!でもこのインターバルで全部クリアします!!笑」と明るい。「インターバルは涼しいはず?の北海道で1週間乗り込み、トレーニングの予定です」とのことでした。ナベスケらしい走りの復活を期待したいですね。

■安原志
昨年はランキング7位だったのぞさん。開幕前にお話を伺った時には「昨年は泥のところが得意っぽいのでうまく表彰台に上がったって感じですね。去年の最高位が2位、マディの九州でした。シーズンオフはね…存知の通り、僕、めちゃくちゃ食べるじゃないですか。12月ぐらいまで食べてて、普通にトレーニングとかも練習とかもしてたんですけど、自分が予想してた体重より上を回ってたんですよ。これやばいなって12月の年末に思って。2月にKAWASAKIで体力測定やるってなってたんで、これは間に合わないまずいと思って。年明ける前ぐらいからトレーニングちょっと増やしてやってたんですけど、体力測定でベストシーズン中の体重まで落ちてないけどある程度は落ちてるだろうって踏んでたら思いの外、落ちてなくて…4月の開幕までには体重落とさないといけないって、体力測定を終わってからJNCC含めて食事管理からトレーニング量とかもいつもの倍以上増やしてめちゃくちゃ追い込んで、体重、結局3.5kgぐらい落としたのかな?シーズン中のベスト体重よりもちょっと軽いぐらいまで落とせました。なのでネタ的にはダイエットですね(笑)」とシーズンオフの苦労(?)を語ってくださいました。今シーズン前半は昨年ほどのマディがなかったせいかまだ目覚ましい結果に繋がったレースがありませんが後半戦の最初は地元名阪なのできっと活躍してくださるはず!

■西條悠人
今シーズンからIA1にスイッチされた西條選手は開幕戦からいきなりのご活躍。IA1に上がって4戦戦ってみての感想は「ジャンプの跳び方がIA2と違い差を感じています。250ではアクセル全開で飛んでいたのに対し450では余裕で届いちゃうのでかなり抜いて跳んでいる印象が強かったです。勿論、コーナーやギャップのこなしもトップ勢は上手いですが海外のライダーは更に速いのでこんな所で止まってられないです。今年中に僕もトップ争いに加われるよう取り組んでいきます。」と意欲的。
前半戦を振り返っていただくと「どのレースでも常にベストを尽くす事を集中しているので特に印象に残っている事はないですね。優勝したら印象に残ると思うのでそこを目指します(笑)一番嬉しかったのは開幕戦の両ヒート入賞した時ですかね。オフシーズンは怪我の影響で2ヶ月しか乗り込めなかったので少し心配だったのですが自分の思っていたより上の順位でゴール出来たので嬉しかったです。悔しかったことと言えば、毎戦悔しいですね(笑)開幕と2戦目は入賞する事ができたんですけどまだまだトップとの差は大きく感じどうやったらもっと速く走れるか常に考えています」
そんな西條選手の後半戦に向けての課題は「もう課題ありまくりです笑 ここで話しちゃうと弱点がバレてしまうので、強いていえば450パワーにもっと慣れる事ですかね。あとは体力!暑すぎてやばいので暑さにバテない身体を作っていきます。インターバルは国内で練習します。トレーナーであるボディーアーキテクトさんと共に課題を明確にして練習&トレーニングに取り組んでいきます。月1開催を目標に取り組んでいるスクール!(RIDE+MXスクール)インスタなどに投稿しているので是非チェックして下さい!」とのことでした。

■浅井亮太
西條選手と同じく今シーズンからIA1に上がられた浅井選手。前半戦を振り返っていただくと「1番印象に残っていることは前戦広島のIA1初表彰台ですね。表彰台登れた事が1番嬉しかったです!今までで1番嬉しかったです!オフビのヒート3で1周目2番手で走行出来たことも嬉しかったです。悔しかったのは3,4戦と徐々に良くなって来たのですが、開幕戦までに自分のレベル、マシンの調整含めて時間がかかったことが1番悔しいですね。」とのこと。
「まだまだラップタイムがトップライダー達と差があるのでこのインターバルでタイムをどんどん上げていき、トップ争いに食い込んでいきたいですね。関西で乗り込んで地元名阪でベストを出します!!」と後半戦に向けて意気軒昂です。
以上、IA1ライダーの開幕前のお話や前半戦を振り返ってのお話をまとめてみました。今シーズンのIA1前半戦は開幕前に予想していた以上に接戦で、それぞれのヒートでも「誰が勝つかわからない」という面白いレースが多かったように思います。夏のインターバルを経ての9月からの後半戦、チャンピオン争いだけでなく「それぞれのヒートで誰が勝つのか」も注目ポイントになるんじゃないでしょうか。







