【成り上がりパイク!AMA界の漢!】Racer X Films: Weston Peick
AMAプライベーター、苦節6年! 遂に念願のフルファクトリー契約をゲットしたW・パイクのスーパークロスプラクティスとコメントビデオです。物怖じせず貪欲に前に突き進む姿は正に「漢」そのもの。エンジョイ!
今季はJGRヤマハへ加入、ファクトリーマシンゲット。フットボール経験もある大柄なライダーでハイパワーのマシンを捻じ伏せるかのようなライディングが特徴。ビデオでは表彰台も、とのコメントありますが、現在負傷しながらの参戦ということもあり、状況が整えば自分には勝てるチャンスもある! と別のインタビューでコメントも。イイです! この成り上がり感! 久々です。
因みにビデオ内でも語られるライディングコーチはB・アントゥネス。キッズ時代から超トップアマチュアとして知られ、スズキファクトリー入り、プロサーキットホンダにも所属。その後はアリーナクロスへ活動の場を移し、5年連続チャンピオン獲得。パイクとアントゥネス、相性も良さそうです。
現在ポイントランキング首位独走のダンジー相手に「漢確定!」のリアルガチブレーキング勝負! 怪我による走り込み不足でレース終盤に順位を落とす展開が続いていますが、1〜2年前なら周遅れにされていたようなトップライダー相手にレース序盤は一歩も引かずに、攻め続ける姿勢は感動。
決して褒められる行為ではありませんが、コレもんです! 資金難でレース活動継続できるかどうかのギリギリの状態でのレース活動だったそうでつい、カッとしてとのこと… いつかパイクが表彰台立つ時がきて、このビデオの自分になんて声を掛けてみたいか聞いてみたいものです。
こういう気合の入ったライダーに業界やメーカー、チームもチャンスを与え、それにライダーも結果や走りで応えていく。最高です! 日本でもメーカーがレース活動続ける限りは、積極的にプライベーターをサポートしていって、日本のパイク! みたいなライダーがどんどん登場してくれていったら全日本も盛りがるのにな〜。