【現地ライブTV中継完全版&リザルト雑感】2015AMAスーパークロスRd.10 デイトナ

sr141230banner

sr150309sx

2015AMAスーパークロスRd.10 デイトナの現地ライブTV中継完全版とリザルト雑感です。全米最大のバイクイベント「デイトナバイクウイーク」期間内に行われ、デイトナインターナショナルスピードウェイのインフィールド内に特設コースが作られる特別なレース。シリーズの中でも、この一戦だけは主催者も変わり、日本から視聴可能なオンライン上でのライブ中継も無し…  下記ビデオで満喫しましょう!

下記、リザルト雑感&最新ポイントランキングです。


450SX Main Event Results
1. Ryan Dungey – レース中盤に差し掛かるまで体調不良のショート相手に攻めあぐねている走りは昨シーズンまでのダンジーを思い起こさせましたが、アレッシ転倒によるイエローフラッグ区間を越えてからは突然スイッチ入り、独走状態へ。自身とニューマシンのマッチングも最高とのこと。

2. Eli Tomac – 再びスタート失敗。混戦でペースが上がらない上位陣に追い付いてからは確実にポジションアップに成功。スタート悪いなりにこういうレースを続けて欲しい。レースでは敗れたもののデイトナの主役はトマックという見方も出来ました。

3. Blake Baggett – 250時代に優勝経験もあり相性の良いデイトナで450ルーキーが初表彰台へ。アウトドアが得意なライダーということもありますが、混戦のレースを戦い抜いてのこの結果は快挙。

4. Cole Seely – 乗れてました! あの転倒が無ければ、というレース展開。450ルーキーらしく成績の安定しないシーリーですが次戦以降が楽しみなキレある走りでした。

5. Chad Reed – 今期のリードを象徴するような勝負どころでのミス。前のラップと同じラインでしたが、良いラインが毎周のように変化していくのもデイトナSXの特徴。残念。プラクティスタイム2位、ヒートの勝利もあり、今回も充分勝てるチャンスはありました。まだまだシリーズを盛り上げてほしい。

6. Trey Canard – スタート1コーナーでクラッシュからの追い上げ。プラクティスではトップタイムとライディングそのものは引き続き好調だけに不安定なレースぶりがより浮かび上がります。タイトル争っているライダーとしてはタイムだけでは…

7. Jason Anderson – スタートミス再び。レース中のライン選択も上手く行かずにペースが掴めなかったとのこと。

8. Weston Peick – このラウンドも好スタートから大暴れ!怪我による走り込み不足もあり終盤にペースを落としますがレースを面白くしてくれる存在に成長。コメントによると表彰台はイケると強気のコメント!

9. Davi Millsaps – 体調不良から復活も背中の怪我で苦しいシーズンに。

10. Broc Tickle – まさかのベストラップはこの人!スタート1コーナーでカナードらとクラッシュしてからの追い上げレース。チームオーナーでもあるカーマイケル曰く、クラッシュがなければ表彰台の走りだったと。
11. Josh Grant

12. Andrew Short – 食中毒で体調不良、飛行機トラブルでレース当日早朝にコース着と波乱の一日ながらも得意のスタートでヒート、メイン共に存在感を示したベテラン。
13. Kyle Chisholm
14. Phil Nicoletti
15. Nick Wey
16. Jimmy Albertson
17. Ben LaMay
18. Kyle Partridge
19. Killian Rusk
20. Jake Weimer
21. Nick Schmidt
22. Mike Alessi

450SX Championship Points Standings (After 10 of 17 rounds)
1. Ryan Dungey – 224 pts (4 wins) – 40点差のリード!マシントラブルか怪我無ければ余裕のタイトル獲得という流れ…
2. Trey Canard – 184 pts (2 win)
3. Eli Tomac – 159 pts (1 wins)
4. Ken Roczen – 156 pts (1 win) – プラクティスの転倒で負傷していた左足首を再び痛め欠場。次戦以降も欠場の噂が…
5. Chad Reed – 140 pts (1 win)
6. Jason Anderson – 140 pts
7. Cole Seely – 138 pts
8. Blake Baggett – 135 pts
9. Andrew Short – 109 pts
10. Broc Tickle – 107 pts


 

250 East Main Event Results
1. Marvin Musquin – ホールショットから、ボーグル相手にヒートレースと同じような展開へ。安定したライディングとスピードでボーグルを引き離し完勝!自身のSX初優勝の地デイトナは、中継見ていても相性良さそう。元GP王者らしく荒れたコースでのライン取りやギャップの攻略はレベルが一つ上か?

2. Justin Bogle – 力及ばず。勝てないレースが続きますが確実なリザルトはチャンピオンらしいレース。しかし、早く勝たないとシリーズの流れを引き寄せることが益々難しくなることも。

3. Jeremy Martin – 昨年のAMAモトクロス250王者、プラクティスでも最速と優勝候補でしたがスタートミス。ベストラップで追い上げるもミスもあり、ボーグルには届かず。勝っておきたかったレース…

4. Joey Savatgy – スタートミスが続きます。上位陣の実力伯仲に加えてスタートも大きく外さないトップ3相手にはリザルト以上の差があると思います。

5. RJ Hampshire – ルーキーながら、地元フロリダということもあり大活躍。ヒート勝利に、メインでは好スタートから粘りのレースでキャリア最上位。これをきっかけにブレイクなるか?

6. Jimmy Decotis – 人気プライベーター、前戦から引き続き好調。得意のサンドコースでファクトリー勢相手に健闘。

7. Kyle Peters – プライベーター、肩の怪我を抱えているそうですが久々の上位フィニッシュ。
8. Anthony Rodriguez
9. Mitchell Oldenburg

10. Martin Davalos – 昨年のタイトル争いから一転、厳しいレースが続きます。
11. Kyle Cunningham

12. Jordon Smith – GEICOホンダのルーキー、初メイン進出。スタート1コーナーでのクラッシュから追い上げ、再び転倒してのこの位置。
13. Vince Friese
14. Luke Renzland

15. Colt Nicholsクーパー監督の秘蔵っ子!初のデイトナ。
16. Gannon Audette
17. Justin Starling
18. Dakota Alix
19. Jace Owen
20. AJ Catanzaro
21. Nick Gaines
22. Nick Desiderio

250 East Championship Points Standings (After 4 of 9 rounds):
1. Marvin Musquin – 97 pts (3 wins) – 頭一つ抜け出た感も。ポイント差も有利ですが勝星が大きな自身になっている様子。
2. Jeremy Martin – 85 pts (1 win)
3. Justin Bogle – 84 pts – 13点差。今年のこのクラスのレベルの高さを考えるとギリギリのラインかもしれません。
4. Joey Savatgy – 72 pts
5. Martin Davalos –56 pts
6. RJ Hampshire – 54 pts
7. Anthony Rodriguez – 47 pts
8. Vince Friese – 46 pts
9. Kyle Peters – 43 pts
10. Jimmy Decotis – 42 pts


You may also like...