レースビデオ&リザルト|2022 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第15戦 スウェーデンGP
2022 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第15戦 スウェーデンGPのMXGPクラス、MX2クラス決勝レースハイライトビデオ&リザルトをシェア。
気温19度、硬質路面ベースの上にサンド系の土質や砂利も混じる難しいコンディションのコースに加えて、時折雨が降る中で開催されたスウェーデンGP。ワダチやギャップも出来て、波乱&ドラマティックなレースが展開されました。エンジョイ!
【MXGP 総合結果】
1. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 2-1.
2. Tim Gajser (SLO, HON), 4-2.
3. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 3-5.
4. Romain Febvre (FRA, KAW), 6-3.
5. Jorge Prado (ESP, GAS), 5-6.
6. Mitchell Evans (AUS, HON), 10-4.
7. Brent Van doninck (BEL, YAM), 8-9.
8. Maxime Renaux (FRA, YAM), 1-DNF.
9. Alberto Forato (ITA, GAS), 11-10.
10. Valentin Guillod (SUI, YAM), 9-12.
シリーズ中盤戦以降調子を上げているシーワーが今季3度目の総合優勝獲得。パッシングがリスキーで難しいとされるコースで両レースで好スタートを揃えられたのが総合優勝を大きく引き寄せた理由とコメント。レース1でも優勝を狙える位置に付けながらも勝負しきれなかったとのこと。滑りやすい硬質路面との好相性を今大会でも見せつける形に。総合2位は、ガイザー。予選日のクラッシュで手首を痛めたものの無理なく安定感あるレース運び。レース1のスタートミスもありましたが、上位勢がほぼ同じペースでのレースでポジションアップに苦戦したコメント。次戦でのタイトル確定に意欲を見せています。総合3位には、好調維持するコールデンホフ。予選日からのセッティング変更が功を奏しての表彰台登壇。レース1はまずまずの展開と語るも、レース2では序盤のポジションアップに手間取り5位。この順位での表彰台登壇はラッキーであるとコメント。
レース1勝利果たした、昨年MX2王者のルノーはレーススタート直後のクラッシュでリタイアするも大きな怪我には至っていないとのことで、次戦出場へ意欲を見せています。
【MXGP ポイントランキング15 of 18 rouuds】
1. Tim Gajser (SLO, HON), 645 points
2. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 530
3. Jorge Prado (ESP, GAS), 496
4. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 478
5. Maxime Renaux (FRA, YAM), 466
6. Ruben Fernandez (ESP, HON), 354
7. Brian Bogers (NED, HUS), 351
8. Calvin Vlaanderen (NED, YAM), 326
9. Pauls Jonass (LAT, HUS), 306
10. Mitchell Evans (AUS, HON), 264
残り3戦のシリーズ、次戦フィンアンドGP終了時にポイントリーダーのガイザーが2番手に「100点」以上のポイント差をキープできていれば、5度目のGPタイトル獲得となります!
【MX2 総合結果】
1. Jago Geerts (BEL, YAM), 2-1.
2. Tom Vialle (FRA, KTM), 1-2.
3. Simon Längenfelder (GER, GAS), 4-3.
4. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 3-5.
5. Mikkel Haarup (DEN, KAW), 5-8.
6. Kay de Wolf (NED, HUS), 7-7.
7. Thibault Benistant (FRA, YAM), 6-9.
8. Roan Van De Moosdijk (NED, HUS), 13-4.
9. Jan Pancar (SLO, KTM), 12-6.
10. Liam Everts (BEL, KTM), 8-10.
総合優勝果たしたのはポイントリーダーのヘールツ(今季総合6勝目、レース11勝目)。転倒もありましたがライディングには満足しているとのことで、勝利を分け合う形も僅差でタイトル争うビアル抑え込んでの価値ある勝利。過去数シーズン、スピードはあるもののミスによる代償が大きかったライダーですが、安定感ましているヘールツに隙なし。次戦フィンランドGPは得意のサンドコースとのことで残り3戦のタイトル争いに意欲を見せています。総合2位には、ビアル。GPキャリア初優勝果たした好相性のフィンランドGP。逆転タイトルには連勝しかない追い詰められている状況でしたが、ヘールツを従えていたもののレース2の転倒は痛かった…。総合3位には、シリーズ中盤から復調し活躍中のランゲンフェルダー(今季5度目の表彰台登壇)。好スタートから上位でアグレッシブなレーススタイルで存在感を増しています。タイトル争いに影響を及ぼす存在として注目されます。
【MX2 ポイントランキング 15 of 18 rouuds】
1. Jago Geerts (BEL, YAM), 637 points
2. Tom Vialle (FRA, KTM), 614
3. Simon Längenfelder (GER, GAS), 507
4. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 446
5. Thibault Benistant (FRA, YAM), 405
6. Mikkel Haarup (DEN, KAW), 387
7. Andrea Adamo (ITA, GAS), 365
8. Kay de Wolf (NED, HUS), 348
9. Stephen Rubini (FRA, HON), 342
10. Isak Gifting (SWE, KTM), 255
最終戦オマーンGPの中止で残り3戦となったシリーズでタイトル争い「23点差」は変わらず。安定感増すヘールツに対して歯車噛み合わない印象のビアル。僅差のMX2タイトル争い大注目です!
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