クラシックモトビデオ|『Bar to Bar 2002 – Monster Energy Supercross』

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シーズン毎にリリースされてきた、AMAスーパークロス総集編ビデオ『Bar to Bar』シリーズ。10シーズン以上に渡ってレースファンを楽しませてくれた人気のSX公式映像作品。今回は、2002年AMAスーパークロスシリーズ総集編をシェア。

 

 

1993年からの「キング・オブ・スーパークロス」ジェレミー・マクグラス全盛期の終焉を決定付けたのが、2002年シーズン。2001年に王者マクグラスを倒して新王者に輝いたのが、リッキー・カーマイケル。そのカーマイケルがキッズ時代から慣れ親しんだカワサキからホンダへ電撃移籍初年度。さらに、アマチュア時代からFMX王者としてスーパースターとして広く一般層にまでその名が知られていたトラビス・パストラーナの最高峰クラス参戦初年度でもあります。開幕戦での新王者カーマイケルまさかの転倒リタイア、数々の衝撃のクラッシュや激しい接触伴うバトルは現在では見られなくなりつつあるものばかり。2ストロークサウンドもお耳逃しなく(笑)エンジョイ!

 

 

【2002 ポイントランキング】
1. リッキー・カーマイケル 356
2. デビッド・ビーラマン 321
3. ジェレミー・マクグラス 250
4. エズラ・ラスク 245
5. ステファン・ロンカダ 232
6. ネイサン・ラムゼイ 229
7. エルネスト・フォンセカ 192
8. ニック・ウェイ 173
9. デーモン・ハフマン 151
10. ヒース・ボス 147

 

開幕戦リタイアからの大逆転タイトル獲得のカーマイケル。ビーラマンやパストラーナ、ホンダ4ストローク初優勝のラムゼイ等の活躍もシリーズを見応えあるものにしてくれました。改めて見てもカーマイケルの貪欲なまでの勝利へのギラギラした執念は、今でもドキドキするものがありました。

 

 

このように過去スーパークロスシリーズを振り返っていくと、新しい楽しみを発見したり、現在へとつながるレース史やリザルト以外のところでも様々な因果関係等が見えてくるのものだと思います。

 

懐古主義ではなく、レース関連情報満載な好編集・総集編映像作品を改めてこうして楽しむのもモトクロスやオフロードバイクの楽しみ方のひとつだと考えます。

 


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