モトゴシップ|ドーピング検査「陽性反応」ブロック・ティックル「JGRスズキ」からレース復帰へ

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2018 AMAスーパークロス 第6戦 サンディエゴ時(2018年2月10日)に行われたドーピング検査にて「陽性反応」が確認され、2年間のレース出場停止処分を受けていた、ブロック・ティックル。2年間の出場停止処分が明けた、2020年2月12日にJGRスズキからの現役復帰が正式にスズキからアナウンスされました。復帰戦は、2020 AMAスーパークロス 第7戦 タンパ。

 

2018年当時の情報&詳細は下記、過去記事リンク先よりご確認いただけます。

 

AMAスーパークロス事件簿|ドーピング検査「陽性反応」ブロック・ティックル
モトゴシップ|レッドブルKTM「ドーピング陽性反応」ティックル解雇

ティックルから検出された禁止薬物は「メチルヘキサンアミン」。この薬物は「興奮剤」として世界アンチ・ドーピング機関(WADA)から禁止薬物と定められています。レッドブルを始めとするエナジードリンクやサプリ業界からのスポンサードを受ける業界では、理由は問わずに禁止薬物検出時点で契約書内に即刻解雇の条件としての記載があることは珍しくありません。ティックルも2度目のBサンプルでも禁止薬物検出、レッドブルKTMを解雇。ティックルによると摂取していたサプリ内から検出されているとのことで、自身の意志とは無関係であることを表明していました。

 

2年間の出場停止処分期間中のティックルは、一戦からは退きますがライディングを継続。TLD KTMチームや某ウェアブランド等のテストライダー業務を行うことも。

 

タンパSXでの現役復帰に向け、ハスクバーナのマシンでプライベート体制を構築していましたが、JGRスズキからオファーが舞い込みます。復帰に関してのコメントとライディングは以下ビデオでチェック。

 

 

JGRスズキの新加入エースライダー、ジョーイ・サバッチーがシーズンオフのオーストラリアSXで足骨折。代役加入のフレドリック・ノレンも第2戦セントルイスSXで足骨折…。ビデオ内ではノレン負傷直後にチーム監督から代役加入に関するコンタクトがあったとコメント。

 

コメントを裏付けるようにティックルのJGRスズキ代役加入のモトゴシップは数週間前からあり、SNS上ではスズキのマシンをライディングする写真や映像も多数アップされてきました。リリースでは、JGRスズキとの契約期間は残りのAMAスーパークロスシリーズのみとの記載。

 

 

コメントにもありましたが、レッドブルKTM移籍前はRCHスズキに所属していたティックル。当時とマシンは変わっているものの馴染みのあるマシンという旨のコメントも。出場停止処分期間中もKTMとハスクバーナのマシンをライディングしていたので、短時間でどこまでスズキのマシンにアジャスト出来るのか?

 

コンスタントなライディングで表彰台登壇経験もあるティックル。復帰戦は特に順位の目標は定めていないようですが、2年振りとなる現役復帰に大注目です!

 

AMAスーパークロス事件簿|ドーピング検査「陽性反応」ブロック・ティックル
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