モトゴシップ|レッドブルKTM「ドーピング陽性反応」ティックル解雇
先日、お伝えしたレッドブルKTM所属ブロック・ティックルのドーピング検査陽性反応のニュース。
AMAスーパークロス事件簿|ドーピング検査「陽性反応」ブロック・ティックル
申し立て期間中にティックル側から、異なるBサンプルの検査が行われましたが、結果は再び「陽性反応」…
興奮剤として世界アンチ・ドーピング機関(WADA)から禁止薬物と定められて「メチルヘキサンアミン」が再び検出。
これを受けて、ティックルが所属するレッドブルKTMは、ティックル解雇を発表しました。リリースでは、これまでのティックルとの取り組みに触れつつも、KTMの方針として解雇の判断に至ったことのみの短いものでした。
Bサンプルでも陽性反応が出れば、ティックルから検出されるに至った経緯に関わらず厳しい判断をせざるを得ないというコメントはチームのデコスタ監督から非公式で聞かれており、その通りの結果ということに。
SNS状のコメントでは、2度目の陽性反応後も引き続き身の潔白を主張していく姿勢のティックル。AMAモトクロス参戦に向けてライディングする様子も見られていましたが事実上、AMAモトクロス参戦は不可。今後は、FIMから出場停止期間等の正式な裁定が下されることになるでしょう。
レースファンとしてはティックルの身の潔白を信じたいところですが、他のドーピング案件を調べれば調べるほど、陽性反応や処分の裁定が下された後に結果を覆すことは、極めて困難です。
AMAファクトリーライダーのショッキングなドーピング陽性反応、所属チームから解雇のニュース。ティックルが再びレースする姿が見れる日はくるのでしょうか? ティックルの言葉を信じるならば、真相は?
今後も関連トピックをフォローしていきます。
AMAスーパークロス事件簿|ドーピング検査「陽性反応」ブロック・ティックル
Simon Cudby