レースビデオ&リザルト|2017 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第14戦 ベルギーGP
2017 FIMモトクロス世界選手権 MXGPシリーズ 第14戦 ベルギーGPのMXGPクラス、MX2クラスの決勝レースビデオ&リザルトをシェア。
ベルギーGPの舞台は、世界最高峰サンドコースとして名高いロンメル。新コースレイアウトも注目の今大会、ディープサンドの難易度高いコースが今年も見応えある激しいレースアクションを演出。
サンド世界最速決定戦的意味合いを持つ、全世界待望のディープサンドバトルも展開されました。エンジョイ!
【MXGP 総合結果】
1. Jeffrey Herlings (NED), KTM (1-1)
2. Tony Cairoli (ITA), KTM (2-2)
3. Glenn Coldenhoff (NED), KTM (3-4)
4. Clement Desalle (BEL), Kawasaki (6-5)
5. Gautier Paulin (FRA), Husqvarna (7-6)
【MXGP ポイントランキング 14 of 19】
1. Tony Cairoli, 567 points – ポイントリード99点差
2. Jeffrey Herlings, 468 – ランキング2位浮上
3. Clement Desalle, 462
4. Gautier Paulin, 446
5. Tim Gajser, 376
全世界待望のディープサンド世界最速決定戦、両レースでジェフリー・ハーリングスとアントニオ・カイローリによって繰り広げられ、見事ハーリングスがピンピン完全優勝を達成! レース終盤でのカイローリのミスやペースダウンもありましたが両レースで20秒以上の大差をつけてフィニッシュ。カイローリはタイトル獲得優先の為、無理しなかったとのコメント。総合3位にはKTMと来季契約更新したばかりのコールデンホフが得意のサンドコースで今季初表彰台登壇し、レッドブルKTM表彰台独占!
【MX2 総合結果】
1. Jorge Prado (SPA), KTM (2-1)
2. Pauls Jonass (LAT), KTM (1-5)
3. Julien Lieber (BEL), KTM (5-2)
4. Jeremy Seewer (SUI), Suzuki (3-4)
5. Thomas Kjer Olsen (DEN), Husqvarna (7-3)
【MX2 ポイントランキング 14 of 19】
1. Pauls Jonas, 589 points – 遂にポイントリード50点差へ!
2. Jeremy Seewer, 539 – そろそろ勝利量産体制入らないとジョナスを逃がす流れ
3. Thomas Kjer Olsen, 437
4. Benoit Paturel, 429
5. Julien Lieber, 412
KTM期待のルーキー、プラドが今季総合2勝目。チームメイトでポイントリーダーのジョナスやランキング2位スィーバーの転倒もありましたが、好スタートから序盤に積極的にレースをリードしていく持ち味が発揮され、荒れたコースで功を奏した形。総合2位にはレース2スタート直後の転倒から果敢に追い上げていったジョナス。今ラウンドも転倒があったスィーバーに対してポイントリード拡大に成功。総合3位には、今季KTMのマシンを駆るリーベル。MXGPクラス同様、、MX2クラスでもKTMのマシンが表彰台を独占!
V8王者ベテランのカイローリからルーキーのプラドまで表彰台へ。MXGPシリーズにおけるKTMの強さと層の厚さ、恐るべし…
Ray Archer