【現地ライブTV中継完全版&リザルト雑感】2016AMAスーパークロスRd. 7 ダラス

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2016AMAスーパークロスRd.7 ダラス の現地ライブTV中継完全版ビデオ&リザルト雑感です。レース事前情報から特集コーナー、インタビュー 等、関連情報満載のTV中継完全版の約2時間、予選レースのフォーマット変更もあり、全レース白熱の展開に。シリーズに動きも出てきました。エンジョイ!

 

 

450SXはダンジーが独走状態を早々と築きあげようとする中、ライバル達の巻き返しに期待。250SXウエストでは、このレースを終えるとシリーズはイーストへと移るためブレイク期間に入ります。ブレイク期間を良い状態で迎えるためにも重要な一戦に。コースはトラクションも良く、コース幅も充分。両クラスでヒートレースから激しく順位を入れ替えるシーンも見られました。

 

*2016シーズン、予選レースフォーマットの変更が行われています。

  • ヒートレース2組(4名×2、メイン進出)
  • セミ2組(5名×2、メイン進出)
  • LCQ(4名メイン進出)

 

以前にも採用されていたフォーマットなので馴染みある方も多いかと。このフォーマットによりヒートレースから積極的なバトルが期待出来ることと、最大三回のメイン進出のチャンスということに。

 

【450SX リザルト】

1. Ken Roczen (SUZ) – 今季2勝目はダンジーに競り勝つ大きな価値ある勝利。ロクスンらしい好スタートからの積極的な展開に加えて、背後にダンジーが付ける精神的にも厳しいレースでの勝利はこの先のシリーズの流れを変えるきっかけとなるには充分な内容に。レース中のベストラップも記録!

2. Ryan Dungey (KTM) – 見応えあったレース序盤のロクスンとのバトルではちょっとした判断ミスがあったとコメント。ロクスン追走中のレース中盤では焦りからか?珍しくミスも。しかし、レース後のコメントでは良いレースだったと振り返り、笑顔も見せながら課題点を振り返る余裕はこれまでのダンジーには見られなかった点かもしれません。

3. Jason Anderson (HUS) – オープニングラップ6番手と今季最上位からのスタート。積極的に追い上げるも上位2人からは20秒弱の遅れ…

4. Cole Seely (HON) – 好スタートから序盤3番手も、昨年手術した肩の違和感もありペース上がらず。

5. Eli Tomac (KAW) – セッティング試行錯誤が続いているようで精彩欠くレースが続きます。

6. Marvin Musquin (KTM) – スタート直後の転倒、最後尾からの追い上げ。プラクティスでは2番手タイムで転倒が無ければ… というところ。

7. David Millsaps (KTM) – 手の親指負傷も好調を維持。

8. Christophe Pourcel (HUS) – シーズン開幕直後からRd. 7 あたりから結果出す!という謎の宣言をしていたプーセルが公言通り、今季最上位! プラクティスではトップ3常連なので今後ますます期待のプーセルです。

9. Trey Canard (HON) – 追い上げ途中に転倒… 噛み合わないレースが続きます。

10. Jacob Weimer (SUZ)
11. Justin Brayton (KTM)
12. Chad Reed (YAM)
13. Andrew Short (KTM)
14. William Hahn (KAW)
15. Phillip Nicoletti (YAM)
16. Mike Alessi (HON)
17. Vince Friese (HON)
18. Justin Bogle (HON)
19. Nicholas Schmidt (SUZ)
20. Deven Raper (KAW)
21. Weston Peick (YAM)
22. Alex Ray (HON)

 

 

【450SX ポイントランキング(After 7 of 17 races)】

1. Ryan Dungey (KTM) – 166 – 23点差のリード。トップ10の顔ぶれも大きな変化なし。
2. Ken Roczen (SUZ) – 143
3. Jason Anderson (HUS)  – 131
4. Cole Seely (HON) – 123
5. Eli Tomac (KAW) – 119
6. Chad Reed (YAM) – 112
7. Marvin Musquin (KTM) – 92
8. David Millsaps (KTM) – 85
9. Justin Brayton (KTM) – 82
10. Jacob Weimer (SUZ)  – 73

 

 

【250SXウエスト リザルト】

1. Cooper Webb (YAM) – Rd.3 アナハイム2以降、久々の勝利で今季4勝目。プラクティス、メインレース共にベストラップではなく、シーズン序盤のスピード面でのアドバンテージはないものの相変わらずの勝負強さと一瞬のミスを逃さない瞬発力はウェブの大きな武器。クレイグ先行に対していつにも増して慎重なレースを見せた印象。サバッチーの転倒もあり、ポイントリーダー再浮上と大きな意味持つ勝利!

2. Christian Craig (HON) – レース終盤でリズムを崩し、ペースを落とすレース再び。体力面ではなく呼吸が息苦しくなるとのこと。今季2勝目も見えていただけに非常に残念なミスも5戦連続表彰台。サバッチーとの接触の件では、海外メディアでも議論が盛んに行われ。クレイグ本人は自分が前に出ていたからサバッチーのラインを抑えようとしたライン変更で悪意は無かったとコメント。ニューモトではこう考察しました

3. Zach Osborne (HUS) – プラクティス時の転倒でダメージが心配されたものの好スタートから確実に走りきり4戦振りの表彰台へ。

4. Colt Nichols (YAM) – プロ2年目の好調引き続きます!

5. Mitchell Oldenburg (KTM) – トップ5前後常連メンバーに。安定感出てきました。

6. Alex Martin (YAM) – 今季最上位タイ。

7. James Decotis (HON)
8. Chris Alldredge (KAW)
9. Kyle Peters (HON)

10. Joey Savatgy (KAW) – あの大クラッシュで大きな怪我なくてひと安心。最後尾から追い上げての10位は見事も、ポイントリーダー陥落。厳しい一戦に。クレイグとの一件は「危険な行為」と非難。

11. Michael Leib (YAM)
12. Fredrik Noren (HON)
13. Cole Martinez (YAM)
14. Hayden Mellross (YAM)
15. Mitchell Harrison (YAM)
16. Kyle Cunningham (SUZ)
17. Cole Thompson (KTM)
18. Scott Champion (YAM)
19. Trevor Reis (YAM)
20. Chris Howell (HUS)
21. Noah Mcconahy (HUS)
22. Austin Politelli (YAM)

 

 

【250SXウエストポイントランキング (After 7 of 9 races)】

1. Cooper Webb (YAM) – 145 – ポイントリーダー再浮上!
2. Joey Savatgy (KAW) – 134 – ウェブに対して残り2レースで11点差…
3. Christian Craig (HON) – 129
4. Colt Nichols (YAM) – 117
5. Zach Osborne (HUS) – 110
6. James Decotis (HON) – 99
7. Mitchell Oldenburg (KTM) – 97
8. Kyle Peters (HON) – 87
9. Kyle Cunningham (SUZ) – 69
10. Jordon Smith (HON) – 63

 

 


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