Gモト|教えて「MFJ」vol. 1
Gモト新企画「教えてシリーズ」。Gモト目線で不思議に思ったり、疑問に思ったり、取材して皆さんに事実を伝えたい。そんな想いになった際に突撃取材をしてお届けします。記念すべき、第1弾は教えて「MFJ」。
MFJとは・・・以下MFJサイトから抜粋。
「一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)は、日本国内のモーターサイクルスポーツを統轄する機関として1961年(昭和36年)に設立され、1990年(平成2年)に文部科学省所管の財団法人となりました。その後、公益法人制度改革に基づき2012年(平成24年)4月1日より一般財団法人へ移行しています。また、MFJはモーターサイクルスポーツの世界 統轄機関である国際モーターサイクリズム連盟(FIM)に加盟する唯一の日本代表機関です。モーターサイクルスポーツの普及振興を図り、もって国民の心身の健全な発達に寄与することを目的として様々な活動を行っています。」と書かれています。
今回はこのGモト目線(メディアとして、MFJ東京都モトクロス部会副部会長として、車検員として、元IAライダーとして)でMFJ本部に突撃取材に行ってきました。

L: 会長 鈴木哲夫氏。R: スポーツ部 スポーツ普及課 課長 菅野大輔氏
まずは、どうして「取材に行かなきゃ」って考えたのかというと・・・昨年、オフロードビレッジにて開催されたMFJ全国モトクロス大会の際に、メディアとしてMFJ菅野さん、嶋崎さんとお話しさせていただく機会がありました。そこで様々な疑問や質問をさせていただいたら、即解決。「話してみなくちゃわからない」という結論に。年末を跨ぎ、年明け某日に取材依頼を菅野さんにさせて頂きました。その後いただいたご連絡には、鈴木会長自らが取材に対応していただけるとの事でした。取材前には、世田谷レーシングや東京都モトクロス部会内で打ち合わせし、取材日当日を迎えました。
鈴木会長、菅野さんにさせていただいた疑問、質問は、私達自身の体験、経験を軸に車検も担当する立場からネット界隈で「これ本当?」という事柄をまとめ、真実を突き止めるために、率直に客観的に投げかけさせて頂きました。約2時間半の取材で、MFJ全国モトクロス大会の際にお話しさせていただいた後の感覚が再現され、何が本当で、何が間違いなのかという事実を理解させて頂きました。特にネットで見かける事柄については「本当に当事者に確認したののだろうか?」という事柄が多くありました。
MFJサイトにも記載されていますが「日本国内のモーターサイクルスポーツを統轄する機関」という事をあらためて認識するべきだと思います。現在の全日本モトクロス選手権は「施設が主催」していて、MFJは統括する機関。また、その機関の中に「中央スポーツ委員会は、国内に関するMFJの方針を議論し、専門委員会に方針を示す役割を持ちます。 また、専門員会は当該種目に関する決定権限と責任を持ち、方針に基づいた具体策を検討する役割を持ちます。」と説明されています。一言で「MFJが」というのは間違いだと気付かされました。
2025年、MFJ東京都モトクロス部会は関東選手権を開催する予定になっています。この取材の最後に関東選手権主催に関してMFJ本部に確認し、即回答を頂からないとならない課題がありました。この事柄についても、鈴木会長の取材後、2時間ほど打ち合わせし、対応して頂きました。その日には回答は出なかったのでとても困りました。取材から戻り、深夜まで部会内で打ち合わせをし、開催中止も検討されましたが、翌朝9時半に本部からご連絡をいただき、課題は無事に解決されていました。
結論。疑問や問題があればまず 「MFJ本部に確認をする」。
この一言ではないでしょうか。確認した上での情報こそが事実。 私も取材に行くまでは知らない事も多く、無知だったなと実感させられました。現在は疑問や質問があれば、すぐに連絡をして解決できています。 この行動をすれば、ライダー、チーム関係者、スポンサーさんの情熱がポジティブな方向に突き進み、レースファンの皆さんに喜んでいただけるレースを施設が主催できる。
「モトクロスが好き」というこのキーワードだけで、レース会場にいる全員で笑顔になれれば最高ですね。
初めてお話しさせていただいた鈴木哲夫会長。この日の取材後にもご連絡をいただき、ありがたいお言葉を頂きました。自分達の役割や、現状、そして未来が明確になりました。「よし!やるか」という気持ちにさせて頂きありがとうございました。
後日、関東選手権、ウィークエンドレーサーズの会場にて、主催、運営に関わる皆さんと行ったミーティングにて取材で確認してきた事を共有。各自が理解を深めました。
教えて MFJ、いかがでしたか?疑問に思ったらまず問い合わせしてみてくださいね。次回以降は具体的に私達が確認した事柄をお届けしていく予定です。まだまだ続くよ教えてMFJ。
取材にご協力いただきました、MFJスタッフの皆さんありがとうございました。
GSPEED-TOKYO