Gモト|ビハインド・ザ・ゲート「森脇緑」予告編

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新企画「ビハインド・ザ・ゲート鈴鹿編」。鈴鹿8時間耐久などレースイベントが多数開催される「モータースポーツ都市鈴鹿市」、「鈴鹿生まれ鈴鹿育ち鈴鹿をベースに世界を目指す小島庸平」。この2つをキーワードにGモトコンセプト「情熱とリアルスタンダード」を併せ、Gモト目線でお届けしていきます。

今回は記念すべき鈴鹿編vol.1の前として「予告編」からお届けします。Gモトクルーが、ゼネラルに誘われメディアを始めた当初に「これがメディアとしてゴールだ」と考えたのが、「鈴鹿生まれ鈴鹿育ちMIE RACING代表 森脇緑さん」へのインタビューなのでした。

3月某日に夢の取材日程が急転直下に決まり、都内某所で森脇緑さんと実際にお会いすることができました。

 

森脇緑さんと聞いて、皆さん頭に浮かぶのは「ヨシムラ」、「モリワキ」ではないでしょうか。現在はモリワキエンジニアリングで幼少期から培った経験、実績を引っ提げ、2018年に自ら「株式会社MIDORI」を立ち上げ、海外に拠点を置き「技術開発」、「人材育成」、「未来のマーケットため」を掲げており、MIE RACINGとしてスーパーバイク世界選手権、スーパースポーツ世界選手権に参戦中。

最近ではロードレース業界での活動にとどまらず、2月に大阪で開催された電動オフロードバイクレース世界選手権「FIM E-XPLORER WORLD CUP」大阪大会ではレースオーガナイザーを担当。モトクロス業界においても未来を見据え活動を始めていらっしゃいます。

 

私の頭の片隅では認識していたんだと思うんですが、ハッキリと森脇さんからインスパイアされたのは、2016年にYouTubeにアップされていた「GLOBIS」での講演。

この下記動画は是非とも皆さんにも見ていただきたいのですが、素晴らしいの一言。どんな困難があっても組織を前に進ませながら結果を出す事への方程式といっても過言ではありません。

 

バイクレース最高峰MOTOGPに挑む町工場の情熱とは?~森脇緑×小林史明 – GLOBIS学び放題

 

この動画を見た時の衝撃は大きく、その後のGSPEED-TOKYOはこの動画が指針。もちろん仲間の支えもありますが、きっとこの動画との出会いがなければ現在の私達はなかった。

その後、J SPOTSでのモリワキエンジニアリング特集ドキュメント番組、海外メディアのYouTubeなどを何回も見てこの方程式を脳裏に焼き付けました。
2016年の初見、時を経てあらためて見た時、森脇さんの発する同じ言葉でも感じ方が異なり、今でも私のバイブルなのです。

 

2018年 小島庸平選手がベルズレーシングを立ち上げた。何の気なしにベルズレーシングンのサイトを見たら、そこにはアドバイザーとして森脇さんの名前が。人づてにベルズレーシングの始まりの経緯を聞いたのですが、聞いた話はまさに画面越しに見ていた森脇さんだった。自分がインスパイアされ続けている人の言動と行動がリンクしていく。

「やっぱりすごい人だ」って。

この頃、ゼネラルに「メディアやらない?」って誘ってもらっていたのですが、2021年にやってみるかと一念発起。ダートスポーツさんでライダーと一緒に企画をやってた経緯はありましたが、メディアは初めて。今でも未熟ですが、当時は酷いもんでした。

それなら何か目標を持ってメディア活動をしようと考え、ご縁があり出会いがあれば… 森脇さんへの取材をし、私が感じている事をお届けして皆さんと共有する。これをゴールとしようと決めて、Gモトが始まりました。

小島選手の活動を取材させていただくにつれ、人づてに聞いていた事をリアルに感じるようになりました。昨シーズン、森脇さんを全日本モトクロス会場でお見受けする機会が多くあり、画面越しに見たり聞いたりする森脇さんと違いがなく「本当に自然なんだなぁ」と。こんな経緯があり企画を説明し、小島選手から取材依頼をしていただきました。

 

ご快諾いただき都内で取材をスタート。現在、低迷中の全日本モトクロスですが、私が感じている森脇さんの言葉をひとつひとつ理解を深め、皆さんと共有すれば全盛期に戻れると信じ取材を進めました。これはお会いする前から確信していて、お話を聞けば聞くほど確信が深まっていきました。

森脇さんが MIE RCINGとしてレースをする理由は3つ「技術開発」、「人材育成」、「未来のマーケット作り」。そこには関わる人すべてに実益と夢があるように感じます

 

今後お届けしていく内容は、森脇さんの幼少期から現在までを時系列に追っていきます。そこには生粋のレーシングがあり「森脇緑」さんだからこその歴史や経験、実績が詰まっている。

モトクロスという境界線はなく「日本モータースポーツ界」の貴重な財産でもあると考えています。

 

MIE RACING タラン・マッケンジー 2023 WSS 第8戦チェコ優勝(映像提供 MIE RACING)- TOKYO GSPEED

 

昨年、ワールドスーパースポーツ第8戦チェコで優勝したタラン・マッケンジー選手(PETRONAS MIE HONDA Team)。苦楽を共にし、チームがライダーファーストだからこそのコメントと表彰台での涙に感動。

MIE RACINGのチーム運営は「世界で戦えるライダーを育てながらスーパーバイクで活躍した後にMotoGPのフィールドに送る」がコンセプト。MotoGPではなく、あえてこのカテゴリーを選んでいるそうです。
これに関しては今後深掘りしてお届けします。

最後にビックニュース!!!

「FIM E-XPLORER WORLD CUP」で、2023年 世界チャンピオン獲得したMIE RACINGが、いよいよ! モトクロスでも世界での戦いへの準備を始めてるとお聞きしました〜。

詳細の発表が楽しみです。

 

新企画「ビハインド・ザ・ゲート鈴鹿編」、次回から本格的に森脇緑さんのご紹介をGモト目線でお届けしたいと思います。お忙しいところお時間を作っていただき約3時間、素晴らしいお話を聞かせていただけました。この取材を目標にやってきて良かったと心から思います。

森脇緑さんを一言で言うならば「人を元気してやる気にさせてくれる人」。
ライダーファースト、技術者ファーストはどこまで突き抜けていくんだろう!
MIE RACINGのMXGPレース活動も今から楽しみだ。

今回、取材の準備をしていただいた小島選手、緑さん、貴重なお時間ありがとうございました。まだまだ続くよ! ビハインド・ザ・ゲート鈴鹿編。
ではまたー。

ビハインド・ザ・ゲート – The Newsmoto

GSPEED-TOKYO


Gモト – The Newsmoto

写真・映像提供:MIE RACING


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