モトゴシップ|トライアンフ新モトクロッサー「初ライディングビデオ」カーマイケル&フェリー
予告されていた通り、9月5日にトライアンフ新開発「250cc モトクロッサー」のライディングビデオが公開されました。ライダーは、開発を務めるAMA10冠王者リッキー・カーマイケルに加えて、カーマイケルと同郷フロリダ出身にして同時代のライバルでもあったティム・フェリーの息子、エバン・フェリー(プロデビュー間近)の2名が登場。
モトゴシップ|トライアンフ「AMA & MXGP」2024年レース参戦発表
上記記事リンクの通り、来季からAMA(アメリカ)とMXGP(ヨーロッパ)の2大世界最高峰シリーズへの参戦が発表されており、両シリーズでファクトリーチームを運営する体制や人選にも触れています。
まずは、とにかくビデオ(日本語字幕あり)をチェックすべき。エンジョイ!
Vision to Reality | The Final Test – 日本語字幕あり
マシン詳細については、細部映像もなくコメントでも触れらていません。しかし、過去に公開されたエンジンとシャーシから予想されていた通り、日本メーカーとは異なるベクトルで、KTM(ハスクバーナ、GASGAS)のような開発方針を伺わせる印象を強く受けるルックス。
ハンドルには、複数の電子制御ボタンが確認できる点は特筆すべき点でしょう。
以下は、トライアンフからのプレスリリース抄訳。
「トライアンフモーターサイクルは、リッキー・カーマイケルがトライアンフの新型250ccモトクロスバイクの最終テストを行う、ムービーシリーズ「Vision to Reality」の最終回を公開しました。リッキーは、USアマチュアMX界の注目株エバン・フェリーととも登場。多くのプロライダーとともに新型バイクのテストプログラムに参加し、開発の最終段階を迎えています。ビデオの中で、リッキー・カーマイケルはこう語っている「すごくバランスが取れていて、コーナーからの立ち上がりがいい。コーナーからの抜けもいいし、とても軽快だ」。エバン・フェリーは「フレームに特別なものを見つけたんだと思う。あのような感覚を感じられたのは初めてです」。マシン全貌公開は日程は未定です」
Triumph
アメリカでのトライアンフモトクロッサー開発は、ジョージア州にある元AMAトッププロ、マット・ウォーカーが所有していたコースで行われている模様。今回公開されたビデオも同コースで撮影されたものでしょう。
注目のAMA参戦についてフェリー以外に250クラス参戦ライダーとして、GASGASファクトリーからモジマンやハスクバーナファクトリーからスウォルの加入が根強く噂されており、2025年の450クラス参戦に向けて、現時点からビッグネームとの交渉の噂もモトゴシップとして聞こえてきています。
マシン全貌公開や来季AMA参戦チーム体制に関する新たな情報は、今季初開催となる新プレーオフシリーズ「AMAスーパーモトクロス」期間中に公開されていくのでは? との噂もありますが果たして?
モトゴシップ|トライアンフ「AMA & MXGP」2024年レース参戦発表
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