Gモト|「THE RIDER」本田七海 vol. 14
大阪といえばココでしょ。
グリコ。
周りにいた女子達から「かわいい〜」なんて言われて笑顔でパチリ。
前回「私は、話しかけづらいタイプのライダーだと思うのですが」なんてお伝えしましたが・・・。
本田選手、地味に「にこやかな人」です。(笑)
2023年シーズンに向け早々に準備を始めた「本田七海選手のシーズンオフ」に3日間密着取材vol. 2。 レースシーズンが終わり約1ヶ月、12月某日。 早朝、羽田空港から大阪へ。 伊丹空港でTEAM KOH-Zの皆さんと合流し取材が始まる。 まずは本拠地「セントラルモーターサイクルショップ」に向かいました。
Gモトクルー、こちらに伺うのは2度目。 前回は本田選手と出会った「SCRAPPYGIRLS大阪スクール」を開催した以来18年ぶり。 スクール開催時は、鈴木恵美・坂輝子が乗るバイクや開催するコースなどを準備していただき、オーナー辻本氏に大変お世話になりました。 店に近づくにつれ、当時のことを思い出し「あの日」があったから今日は取材に来てるんだなぁと。
夜は本田選手が飾り付けした「クリスマスイルミネーション」でライトアップ。 写真を撮りながら「18年前」に感謝し、18年後の本田選手をしっかり取材するぞと想いを馳せました。
「本拠地に行ってきました。」 チーム本拠地のセントラルモーターサイクルショップは1999年10月にオープン。 1階は地域密着ショップ、2階モトクロス専門ショップと分かれていて、2階には”レースチームワークショップ”と”合宿所”も併設されています。
TEAM KOH-Zは「2010年に全日本モトクロス選手権IA2クラス」、「2016年に全日本モトクロス選手権IBオープンクラス」、「2019年に全日本モトクロス選手権LMXクラス」でチャンピオンを獲得。 全日本モトクロス選手権で活動するプライベートチームの中で「IA2クラス」でチャンピオンを獲得ができて「ファクトリーチーム」とも戦えるチームは稀。 また、育成の最高峰クラスとなる「IBオープンクラス」でもチャンピオンを獲得できるチームとなると・・・。
チームワークショップを本田選手に案内していただきました。 駐車場から荷物専用リフトもある!
2階に上がり、最初に目に入ったワークショップ。 思わず「おー」と声が。 設備がプライベートチームのそれを超えていました。ライダーがワクワクする環境。
様々なバイクが展示されていました。 2010年全日本モトクロス選手権IA2クラスチャンピオンマシンと海外で活躍される、あのFMXライダーのバイクも。
キレイに整備された本田選手のヤマハYZ85LW。
4台整備可能、レースチーム整備室。
2台整備可能、クラブ員整備室。
ライダー専用ロッカー。
洗車場、洗濯室。
清潔でキレイな合宿所。
以前ご紹介しましたが、本田選手はバイク整備をすべてご自身でされます。 この日はクラブ員のエンジンを全バラ中でした。
以前から伺っていた「全日本チャンピオンを獲得するために必要なことは自社で」というチームコンセプト。 今回、Gモトクルーが目で見て触れて感じたことは「まさにその環境作り」でした。 レースと育成への情熱を形にし活動、結果を残すために必要な”ハードとソフト”が詰まった場所。 それがTEAM KOH-Zの本拠地「セントラルモーターサイクルショップ」でした。
残念ながら最近は”ライダーファースト”という言葉が自然に浮かんでくるチームは稀なのが現状。 この2シーズン、本田選手が「TEAM KOH-Zは私のチームであり家族なんです」。 この言葉を取材日の宿泊先で思い出し納得。 ライダーファーストがあるからこそ、ライダーがここまで想えるチームなんです。
怪我、危険と隣り合わせのモトクロス。 そのリスクと向き合いレースするライダーが本気で戦える環境がここにはある。 「あとはライダー次第」という言葉が似合うTEAM KOH-Z。
THE RIDER 本田七海、3日間密着取材、まだまだ盛りだくさん。 次回は・・・・大阪で取材したGモトクルーもビックリな内容でお届け!!
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