モトゴシップ|2022 モトクロス・オブ・ネイションズ エントリーリスト発表
2022年大会は 2018年以来となるアメリカ開催(レッドバッド)ということで、例年以上に関心度の高い国別対抗世界選手権「モトクロス・オブ・ネイションズ」(9月24日, 25日)。3年ぶりに参戦となる日本代表チームの活躍にも期待がふくらみます。
全34カ国が参戦する今年度大会の公式エントリーリストが公開。有力国の代表メンバー&参戦クラスと共に日本代表のゼッケンのチェックをお忘れなく!
モトゴシップ|2022 モトクロス・オブ・ネイションズ「日本代表」発表
3年ぶり出場の日本代表は、90番台ゼッケンでの参戦に。
- #97 大倉 由揮(MXGP – 450 ホンダ)– 鎖骨骨折した大城 魁之輔の代役参戦
- #98 下田 丈(MX2 – 250 カワサキ)
- #99 鳥谷部 晃太(OPEN – 450 ヤマハ)
ニューモトに届いたライダーコメントは、上記記事リンク先からご確認いただけます。
・イタリア – 昨年の地元大会となった2002年大会以来、3度目のネイションズ優勝を果たしました。ディフェンディングチャンピオンとして現役引退したアントニオ・カイローリをエースライダーに擁して参戦。ガダニーニ、アダモのMXGP注目若手ライダーが脇を固めており、今年度大会も優勝候補といえるでしょう。
・アメリカ – トマック、セクストン、クーパーというビッグネームを揃え、地元大会で 11年ぶり王座奪還が期待されます。ネイションズの主役として過去最多の22勝を飾っています。
・フランス – 近年のネイションズで5連覇含むMX最強国の名をほしいままにしています。フェランディスとムスキャンの2名のAMA王者とMXGPで最も注目すべき若手ライダーのルノーが代表メンバーに名を連ねます。MXGPシリーズ、MX2クラス新王者のビアルの存在もありましたが、来季からの渡米してのAMAチャレンジに向けての準備期間ということで代表辞退。急遽、250マシンを駆ることになったベテランのムスキャンと腰の負傷から復帰先となるフェランディスの活躍が結果を左右するか?
・オーストラリア – ローレンス兄弟に加え、MXGPで才能が高く評価されているエバンス擁するオーストラリア。今やAMAのスーパースター、ジェット・ローレンスの450マシンでの初レースとなります。エバンスはホンダファクトリーでのラストレースとなります。
・オランダ – アウトドア世界最速ジェフリー・ハーリングスを負傷で欠きますが、ネイションズ男として大舞台で結果を残してきたコールデンホフを中心に今季MXGP初優勝果たしているファランデレン、その才能がアメリカでも高く評価されているデ・ウルフという強力布陣。コールデンホフとファランデレンは 2018年のアメリカ大会でレッドバッドにも参戦。コールデンホフは個人成績で優勝。
・イギリス – ウィルソン、アンスティ、サールというネイションズ代表経験豊富なメンバー揃える。全員がレッドバッドでのレース経験もあり、総合力が問われるネイションズでは上位常連国。ネイションズ個人優勝経験あるMX2クラス参戦のアンスティの一発が出るか?
・ベルギー – MX大国。2013年以来の16度目のネイションズ優勝を狙うメンバーは、今季MXGPシリーズ MX2クラスで最後までタイトル争ったヘールツがマシンを450に乗り換えてMXGPクラス参戦。今季限りでGP引退表明したベテランのファン・フォルベークに3代目エバーツのリアム・エバーツにも期待。
日本チームの下田選手を筆頭に個人成績では他にも注目したいライダーの参戦がありますが、団体戦のネイションズということで優勝・表彰台候補の国をまとめてみました。
9月24日, 25日開催の 2022 国別対抗世界選手権「モトクロス・オブ・ネイションズ」アメリカ大会。日本代表チームの活躍とともに、アメリカチームの王座奪還を含む優勝候補国の激戦に注目しましょう!