モトゴシップ|2022 モトクロス・オブ・ネイションズ「日本代表」発表
【追加:大城選手コメント】
2022年 国別対抗世界選手権「モトクロス・オブ・ネイションズ」アメリカ大会へ 2019年以来となる日本代表チーム出場が発表されたのと同時に、注目の日本代表メンバーも併せて発表されました。
まずは代表チームの顔ぶれをご紹介。
・MXGPクラス(450cc)- 大城 魁之輔(22歳)
・MX2クラス(250cc)- 下田 丈(20歳)
・OPENクラス(450cc)- 鳥谷部 晃太(24歳)
今季AMAモトクロスで優勝含む大活躍中の下田選手を筆頭に若手中心のフレッシュかつ、現在勢いに乗る日本人ライダーが選出されています。
各国エース級のライダーが参戦する「MXGPクラス」には、先日の全日本モトクロス選手権 第3戦 SUGO大会でIA1参戦初年度にして初総合優勝を果たしたばかりの大城選手。「MX2クラス」下田選手の代表選出は、至極当然といえるもので説明不要でしょう。「OPENクラス」の鳥谷部選手、マシンを450ccに乗り換えることになるわけですが、250ccと450ccで同じシャーシを使用するヤマハのライダーということで乗り換えも比較的容易なことが予想されるのと第3戦 SUGO大会で日本人最上位となる2位入賞の好調から活躍が期待されます。
レースビデオ&リザルト|2022 AMAモトクロス 第5戦 レッドバッド
モトクロスのオリンピックとも称される国別対抗世界選手権「モトクロス・オブ・ネイションズ」。今年度大会の会場は、2018年にもネイションズが開催されたアメリカMXシーンを代表するコースのひとつである、レッドバッド。そう、下田選手が今季AMAモトクロス250MXクラスで初総合優勝を果たしたばかりのコース。団体での総合順位が争われるネイションズですが、MX2クラス個人成績でも活躍が予想されます。
その下田選手からニューモト読者にコメントが届いています。
「チームとしての目標はここ数年予選を突破出来ていないので、まずは予選を問題なく通過してレースで結果を残せるよう頑張りたいです。個人の目標としてはレッドバットでは初優勝も出来て得意な方なコースなのでもちろん表彰台まで行きたいです。ファンの皆様からは応援はもちろん凄くいいモチベーションになります。あとSNSで盛り上げて頂けたら幸いです。」
– 下田 丈
続いては鳥谷部選手からのコメント。
「目標であったチームジャパンに選ばれて本当に嬉しいです。チーム目標はまず予選通過だと思います。ここ数年予選で苦戦しているので、まずはしっかり予選通過を目標にします。個人的には、ネイションズの舞台が初めてなので、正直自分がどこまで行けるかわかりませんが、予選通過目標と少しでも良いスタートを決めて、世界の速いライダーと戦う事ができると良いと思ってます。ファンの方々へ。日本代表として、まず予選通過と決勝での良い走りができることを目標に頑張ります。また、AMAで活躍中の下田選手と全日本モトクロスIA1で活躍中の大城選手と共に日本のアピール等も頑張りますので、応援宜しくお願いします。」
– 鳥谷部 晃太
大城選手コメント。
「まず、チームの目標としては予選通過です。今年のAMAプロモトクロスのレッドバッドで優勝もしている下田選手もいるので自分たち全日本組が足を引っ張らなければ十分実現可能だと思います。個人的にはプロとして初の海外レース、しかも世界のトップライダー達とレースが出来る事が凄く楽しみですし、自分の力を全て出し切ると共に日本代表の名に恥じないレースをしたいです。
ファンの皆様へ。僕自身は初めて、Team Japanとしても3年ぶりのネイションズですが心強いチームメイト2人と共にまずは予選通過、そして決勝でも熱い走りが出来るよう頑張ります。熱い応援宜しくお願い致します。」
– 大城 魁之輔
新型コロナウイルス感染症の影響もあり、3年振りとなるネイションズへの日本代表チーム出場。2022年9月10〜11日に奈良県の名阪スポーツランドにて開催される全日本モトクロス選手権 第4戦 近畿大会にて、ネイションズ日本代表チーム壮行会が行われるとのこと。サプライズ含めた、日本代表チームの今後の動向を注目していくことオススメし〼
Image courtesy TEAM JAPAN MX PROJECT