450SX決勝フルビデオ(リザルト雑感)|2018 AMAスーパークロス 第7戦 アーリントン(ダラス)
2018 AMAスーパークロス 第7戦 アーリントン(ダラス)。プレミアクラスとなる450SXクラスの決勝フルビデオ、リザルト雑感&最新ポイントランキングをシェア。
開幕戦のトマックを筆頭に転倒による負傷や欠場者が目につく今シーズン。アメリカ東部での連戦がスタートする今回のアアーリントンでは、前戦の転倒負傷の影響によりロクスン、ボーグル、ワイマーも欠場表明。タイムドプラクティスでグラントも足を負傷し欠場。更にヒートレースで今季好調ランキング2位につけるバーシアが負傷リタイアと2018 AMAスーパークロスは大変なことになっています。
波乱の450SXメインレース、大注目です。エンジョイ!
【450SX 決勝リザルト】
1. Eli Tomac (KAW), 25 laps – タイムドプラクティストップタイム、ヒートレースとメインレース両方でホールショットから勝利(ベストラップも記録)。スピード、安定感共にライバルとは別次元の勝ちっぷり。前戦リタイア含む、今季の不運やミスが嘘のような完璧なレース。タイトル争いは現実的ではないとし、今後も勝利にこだわっていくとのこと。
2. Marvin Musquin (KTM), +05.695 – 荒れたコンディションのSXコースと好相性のムスキャン。ヒートレースは転倒もありいまひとつでしたが決勝ではレース後半に一時トマックに近づくシーンも。負傷した肩は未だ100%ではなく思うようなトレーニングが出来ていないとのことですが、状態は上向きとのこと。荒れたコンディションが多くなるイースト地区での連戦で巻返しなるでしょうか?
3. Blake Baggett (KTM), +09.798 – レース直前の木曜日に自宅コースでクラッシュ。欠場も考えたそうですが、3戦連続の3位表彰台。欠場者が多いので…とのコメントもありましたが、レース終盤に自身のベストラップ記録しムスキャンを追走するライディング見る限りシリーズ中盤戦以降の活躍から目が離せないひとり。
4. Jason Anderson (HUS), +14.457 – レース日が25歳の誕生日。序盤にトマックから離されたあせりもあったのか?転倒。中盤は7番手走行が続きますが終盤にリズムを取り戻し4位まで追い上げ。バトルやレースの流れの中で順位やリズムを取り戻せるのは今季アンダーソンの最も成長を感じさせるポイントです。4位は第4戦グレンデールSX以来の今期ここまでワーストリザルトです。
5. Cole Seely (HON), +16.469 – 4番手走行から順位を落とす展開もライディングやレース運びに満足しているとのコメント。得意のスタートが決まればまだまだ活躍期待出来そうです。
6. Cooper Webb (YAM), +16.834 – タイムドプラクティス2位やレース終盤までシーリーとバトル繰り広げる様子は確実に調子を上げてきているウェブ。欠場者が多い今季、ウェブの活躍が必要です!
7. Weston Peick (SUZ), +29.367 – キャリア初ヒートレース勝利の勢いで上位を狙いたいところでしたが、荒れていくコースコンディションにマシンセッティングが対応出来なかったとのコメント。パイクの存在感高まってきてます。
8. Dean Wilson (HUS), +39.857 – 今季最上位!開幕戦での肩の負傷が思うように回復しないというウィルソン。調子を取り戻せれば表彰台を狙えると前向きなコメントも。
9. Broc Tickle (KTM), +51.500
10. Justin Brayton (HON), +1 lap
11. Malcolm Stewart (SUZ), +1 lap
12. Vince Friese (HON), +1 lap
13. Kyle Chisholm (YAM), +1 lap
14. Benny Bloss (KTM), +1 lap
15. Chad Reed (HUS), +1 lap – AMAスーパークロスのプレミアクラスでメインレース出場通算227回を記録。この記録はマイク・ラロッコの記録に並ぶもの。順調にいけば次戦タンパSXでメインレース出場回数新記録がリードによって生まれることに。
16. Tyler Bowers (KAW), +1 lap – 前戦での大クラッシュ&負傷も参戦。ヒートレースであわや勝利というパフォーマンスを見せますが、メインレースでは骨折しているあばらを痛めてペースダウンとのこと。タフすぎるスキル。
17. Ben Lamay (HON), +1 lap
18. Cole Martinez (HUS), +1 lap
19. Kyle Cunningham (SUZ), +2 laps
20. Austin Politelli (HON), +2 laps
21. Aj Catanzaro (KAW), +2 laps
22. Henry Miller (SUZ), +11 laps
【450SX ポイントランキング(7 of 17 Rd.)】
1. Jason Anderson (HUS), 160 points – 今季ワーストリザルトもランキング2位につけていたバーシア欠場でポイントリードを28点から36点という大量リードを築くことに成功。以下、バーシアやロクスンらの欠場でランキング上位に大きな変動があります。
2. Cole Seely (HON), 124 – 気付けば2位…
3. Blake Baggett (KTM), 120 – 気付けば3位…
4. Marvin Musquin (KTM), 119 – 気付けば4位…
5. Weston Peick (SUZ), 114
6. Justin Barcia (YAM), 113
7. Justin Brayton (HON), 112
8. Ken Roczen (HON), 102
9. Broc Tickle (KTM), 96
10. Eli Tomac (KAW), 90
11. Cooper Webb (YAM), 89
12. Joshua Grant (KAW), 83
13. Vince Friese (HON), 67
14. Chad Reed (HUS), 55
15. Dean Wilson (HUS), 54
16. Malcolm Stewart (SUZ), 53
17. Tyler Bowers (KAW), 42
18. Jeremy Martin (HON), 36
19. Kyle Cunningham (SUZ), 34
20. Ben Lamay (HON), 33
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