モトゴシップ|AMA「ロックスターエナジーハスクバーナ」2022年チーム体制発表&ギャラリー
AMA参戦のKTMファクトリー「ロックスターエナジーハスクバーナ」2022年新体制発表&公式ギャラリーをシェア。
AMAの今オフシーズンで最も大きな動きがあったチームのひとつ、ハスクバーナファクトリー。2021年シーズンの2大エースといえる、ジェイソン・アンダーソンのカワサキファクトリー移籍。ザック・オズボーンの負傷による突然の引退表明。
大きな戦力ダウンが見込まれたチームですが、AMAで最も人気あるライダーのひとり、マルコム・スチュワートを新たに獲得。残留のディーン・ウィルソンと2名体制で450クラスに参戦します。
250クラスの顔ぶれは変更なし。ベテランのRJ・ハンプシャーを筆頭に契約延長したばかりのジャレック・スウォル、今季ルーキーながらデイトナスーパークロスで2位表彰台登壇も果たしたスタイルズ・ロバートソンの3名体制。
KTM同様にフルモデルチェンジされた、2022 Husqvarna FC 450 Rockstar Edition、2022 Husqvarna FC 250 Rockstar Edition 車で2022年シーズンに挑みます。
モトゴシップ|マルコム・スチュワート「ハスクバーナファクトリー」移籍発表
説明不要かと思いますが、AMAレジェンドであるジェームズ・スチュワートの実弟、マルコム・スチュワートの新加入。2021年 AMAスーパークロスシリーズでランキング6位、最上位3位という自己ベストを記録。これまでは代役ファクトリーライダーやスーパークロスのみの参戦が続きましたが、満を持しての正式なファクトリー契約獲得でAMAスーパークロスとAMAモトクロスの両シリーズが実現。同時にトレーニング拠点をスチュワート家所有のスチュワートコンパウンドから、アルドン・ベイカー氏のベイカーズ・ファクトリー入りも発表。写真では顔も身体もこれまでになく引き締まった様子が確認できます。ハスクバーナとの契約は「2年」。大ブレイクが期待されます。
ファクトリーチームへの出入りもありましたが、6シーズン目を迎えるウィルソン。29歳になり、AMAでは気付けばベテランの域に。怪我や体調不良もありましたが、250時代のような長い手足を活かしたしなやかでキレ感あるライディングの復活に期待。
優勝経験ほこる250クラスのベテランライダーのハンプシャー。スピードに疑いはありませんが、シリーズ内で転倒や不運に巻き込まれる悪い流れを早めに断ち切ることが出来たとしたらタイトル争いに絡んでいける実力者。結果が求められます。
新たに複数年契約を結んだスウォル。プロフル参戦3年目を迎える、下田世代のライダー。2021年シーズンはAMAモトクロスでキャリア初優勝を飾り、AMAスーパークロスでも表彰台登壇を果たし大きな飛躍となった年に。2022年シーズンのAMAスーパークロスには、250SXウエスト参戦がリリース内で発表されています。
負傷や体調不良が目立ったロバートソンのルーキーイヤーでしたが、デイトナSXでの首位快走からの2位表彰台登壇を果たしポテンシャルの高さを証明。今オフシーズンはAMAモトクロス終盤戦欠場の原因となった体調不良からの回復に時間が掛かり、調整に遅れが噂されています。
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Simon Cudby