モトゴシップ|ザック・オズボーン現役引退
2017, 2018 AMAスーパークロス250SXイーストチャンピオン、2017 AMAモトクロス250MXチャンピオン、2020 AMAモトクロス 450MX チャンピオン、ザック・オズボーン(32歳)が現役引退を発表。30歳を前後してタイトルを獲得した、AMAでは非常に稀な遅咲きのライダー。
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オズボーン引退説は、今オフシーズン最大のトピックのひとつ。上記記事リンク先にあるように、AMAスーパークロス中盤戦に腰から背中にかけてを負傷。椎間板ヘルニアと診断され「欠場・復帰・手術」を経てシリーズ離脱という経緯がありました。欠場中の現役引退についての質問には「否定」、AMAモトクロスシリーズ終了後にライディング再開予定とコメントしていました。
リリースを抄訳すると引退については、そのコメント通りにライディング再開し、スーパークロスコースでのライディングを開始するまでに回復。順調に復帰かと思われましたが、手術した腰が再び悪化。これが引退を決断した直接の理由となりました。
以下は、ハスクバーナ発オズボーン引退記念ビデオとなります。エンジョイ!
・2017 AMAスーパークロス250SXイーストチャンピオン
・2017 AMAモトクロス250MXチャンピオン
・2018 AMAスーパークロス250SXイーストチャンピオン
・2020 AMAモトクロス 450MX チャンピオン(AMA最高齢記録 31歳)
2017 AMAスーパークロス250SXイーストチャンピオンは、オズボーンの初AMAタイトルにして、KTM傘下となりリブランドされた新生ハスクバーナの北米での初メジャータイトルでもありました。
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レーサーとしてだけでなく、良き父親&ファミリーマンの姿も広く知られるところ。AMAでの契約がなくなった若きオズボーンと共に活躍の場を求めてヨーロッパへ同行した奥様。AMAでの好条件契約獲得の為にMXGP参戦し、MX2クラスで総合優勝1回、イギリス選手権チャンピオン獲得。アメリカ帰国時に自身の売り込みのためにスポット参戦したのはAMAスーパークロスだけでなく、ローカル規模のアリーナクロスに賞金目当てで参戦。5年後には再びアメリカでの契約を獲得。
苦労人、オズボーンのレースキャリアを振り返るには上記記事リンク先の内容を併せて振り返ることを強くオススメします。
数々のAMA王者を手掛けてきた名トレーナー、アルドン・ベイカーのトレーニングプログラムから離脱。新たな環境で心機一転、2022年シーズンを迎えるはずだったオズボーンの活躍は非常に楽しみだっただけに非常に残念。
来季のハスクバーナファクトリー450チームは、新規加入マルコム・スチュワートと残留ディーン・ウィルソンの2名体制となることに。
「ネバーギブアップ精神」を地で行くオズボーンの魂のバトルは記憶に刻まれています。リリース内では引退後の活動に関しては触れられていませんが、まずはお疲れ様とありがとうをお伝えしたいです。
Simon Cudby