モトゴシップ|マルコム・スチュワート「ハスクバーナファクトリー」移籍発表

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【追加:ビデオ】

AMA参戦ハスクバーナファクトリーチーム「Rockstar Energy Husqvarna Factory Racing Team」が、2022年シリーズ新契約ライダーとしてマルコム・スチュワートを発表。

 

言わずもがな「地球上最速の男」の称号を誇った、ジェームズ・スチュワートの実弟である、マルコム・スチュワート。今季はヤマハファクトリーのスターレーシングヤマハから、AMAスーパークロスのみの参戦。ランキング6位、最上位3位という自己ベストを残し、大きな飛躍となったシーズンとなりました。

 

モトゴシップ|クリスチャン・クレイグ「2022年 再契約」スターレーシングヤマハ

AMA移籍関連モトゴシップとして去就問題が注目されていたスチュワートでしたが、上記記事リンク内でお伝えしたように、ハスクバーナファクトリー新加入は嬉しいニュース。

 

 

リリース抄訳、注目点まとめてみると…

・ハスクバーナファクトリーとの契約は、2022〜2023年の「2年契約」
・AMAスーパークロス/AMAモトクロス 両シリーズにフル参戦(2014年以来)
・ベイカーズ・ファクトリー入り!

 

2016年にAMAスーパークロス250SXイーストタイトル獲得、翌年から450クラスにステップアップ果たすもファクトリーチームとの正式契約は今季のスターレーシングヤマハが初(AMAスーパークロスのみ)。それまでは代役としてのファクトリーチーム加入という形で常に去就問題がつきまとってきましたが、2年契約でのスーパークロスとアウトドアの両シリーズ参戦での念願の複数年契約獲得。

 

AMAヲタとして最大の注目点は、カーマイケルからスチュワート兄、ビロポート、ダンジー、ウェブ等のAMA王者を手掛け続けてきた名トレーナーのアルドン・ベイカー主宰ベイカーズ・ファクトリー入りではないでしょうか。スチュワート家のDNAを感じさせる才能あふれるライディングに反して、フィジカルやメンタル面の弱さを指摘する声が常につきまとっていただけに、AMA王者を生み出し続けるベイカーの手腕でスチュワートの飛躍に期待しかありません!

 

 

先に触れた過去のスチュワートの去就問題については、その類まれな才能やファンから愛されるキャラクターは誰もが認めるところですが、負傷欠場が多いことやスチュワート父による過剰なチームへの干渉、チームスポンサーよりも個人スポンサーを優先する等の手前勝手な点が指摘されきた経緯がモトゴシップ的に伝えられてきていました。しかし、念願のファクトリーチームとの複数年契約という好条件、そして新たなトレーニング環境を手に入れ、遂にスチュワートの真価が問われる時が来ました。

 

一方、スチュワートを新たに迎え入れるハスクバーナファクトリー。モトゴシップ的にはチームの組織再編やペプシのロックスターエナジー買収の影響でスポンサー撤退、規模縮小の噂という複数の大きな動きが予測されていましたが、現状のチーム運営を維持出来る模様。しかし、アンダーソンのカワサキ移籍説やオズボーンの負傷長期離脱? 引退説? もあり、今後もチームの動向をモトゴシップとしてフォローしていき〼

 

【追加】

ダートシャークビデオ|マルコム・スチュワート『27 Malcolm Stewart』

Husqvarna PR


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