モトゴシップ|MXGP参戦 2022 GASGASファクトリー「チーム体制」発表

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【追加:GASGAS公式発ビデオ】

FIMモトクロス世界選手権 MXGPシリーズ 2022年シリーズ参戦のGASGASファクトリーの新体制が発表されました。

今季シリーズ開幕直後から、2022年のKTMグループのMXGP参戦に関する組織改編が行われることは強く噂されていました。その中でも最も核となるものが今回発表された、GASGASファクトリー「Red Bull GASGAS Factory Racing」新体制なのです。

これまで何度もニューモトでも触れてきた、MXGPシリーズにおけるレッドブルKTMのファクトリー体制。同じレッドブルKTMチームの運営は、2つのチームに別れていました。ハーリングスやビアル擁するKTM本体が運営するチーム。今季限りで現役引退のカイローリのヤマハ時代から、カイローリを軸としたイタリアのデカーリチームの運営母体の異なる2つのチームなのでした。

今回発表された新GASGASファクトリーチームは、そのデカーリチームがレッドブルのスポンサーはそのままにマシンをKTMからGASGASへ鞍替えというのが、分かりやすい説明でしょうか。

カイローリの引退でチームは平均年齢が大きく下がったフレッシュな顔ぶれに。チーム残留のプラド(MXGPクラス)とガダニーニ(MX2クラス)がマシンをKTMからGASGASへ。今季もMX2クラスにGASGASファクトリーから参戦していた若手ドイツ人ライダーのランゲンフェルダーがチーム間の移籍で新たにデカーリチーム入り。

【Red Bull GASGAS Factory Racing】
・ホルヘ・プラド(MXGPクラス)
・マッティア・ガダニーニ(MX2クラス)
・サイモン・ランゲンフェルダー(MX2クラス)

カイローリの為のチームという表現が当てはまるこれまでのデカーリチーム。プラドやガダニーニ加入を経て、カイローリ引退のタイミングで新たなステージへ。

 

 

マシンに関しては、先日発表されて話題のモデルチェンジした新型KTM(ファクトリーエディション)マシンをベースにGASGASの赤い外装が装着されていることが公式画像から見受けられます。これまでのGASGASファクトリーと同様で、語弊があるかもしれませんが「赤いKTM」といえるものでしょう。

 

MXGP事件簿|空中衝突「プラド VS. ハーリングス」一部始終映像@ 2021 ドイツGP

モトゴシップ的には、上記記事リンク先にある大クラッシュ後にプラドとKTMグループとの関係は急速に悪化。プラドは複数の他メーカー(日本メーカー)への移籍を求める動きも水面下でありましたが、今回の発表でKTMグループのプラドに対する残留交渉が収まるところに収まったということに。

その他、関連モトゴシップとしては今季までGASGASファクトリーを運営してきたスタンディングチームは、ハスクバーナファクトリー運営に鞍替え。そのハスクバーナファクトリーを運営してきた、F1レジェンドのキミ・ライコネン主宰のアイスワインレーシングはカワサキファクトリー運営へと鞍替え。来季に向けてのMXGPオフシーズン、ライダー移籍だけでなく、チーム運営側にも大きな動きがあるのがこれまでとは大きく異る点でしょう。

 

 

マシンがGASGASに変更となったこと以外、ヘルメットがAIROH、ウェアがTHOR、ブーツがSIDI(ゴーグルは個人スポンサー)とKTM時代のデカーリチームと変更なし。

プラドはリリース内コメントで「スペイン人である自分にとって、スペインをルーツに持つGASGASで戦えることは本当に特別なことだ」と意欲を見せています。KTMグループにとっての今後のGASGASマーケティングも非常に気になる今回の発表内容。

短いMXGPの今オフシーズン、まだまだ興味深いモトゴシップ的トピックが豊富です。引き続きお届予定です!

 

【追加】

MXGP事件簿|空中衝突「プラド VS. ハーリングス」一部始終映像@ 2021 ドイツGP

Juan Pablo Acevedo


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