ドキュメントビデオ|ザック・オズボーン「2020 AMAモトクロス 450MX 王者確定レース」最終戦フォックスレースウェイ

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2020 AMAモトクロス 最終戦 フォックスレースウェイ、コロナ禍で全12戦から全8戦に短縮されたシリーズ最終戦。450MXクラスのモト2で自身初450クラスタイトルを獲得した、ザック・オズボーンのレースアクションとフィニッシュ後の歓喜の瞬間を収録した海外メディア発ドキュメンタリービデオをシェア。

 

 

新型コロナウィルス感染拡大により3ヶ月延期されていたAMAモトクロスシリーズ開幕。8月の開幕戦での450MX初総合優勝獲得から転倒やパンクを乗り越え、24点差リードで最終戦を迎えました。何度か訪れた悪い流れを自らの勝利で断ち切れる力強さと集中力が光った今シリーズのオズボーン。今季最終レースでの450初タイトル獲得への緊張感マックスな状況での戦いを振り返ります。エンジョイ!

 

 

【2020 AMAモトクロス ザック・オズボーン スタッツ】
・ホールショット獲得数 2回
・平均スタート順位 4.8位
・トップ周回数 72周(最多シアンサルーロ 131周)
・平均順位 3.7位
・レース勝利 6勝(最多)
・総合優勝 4勝(最多)
・AMAモトクロス最高齢王者 31歳
・AMAタイトル 4冠

 

ディフェンディングチャンピオン、イーライ・トマックの不運なマシントラブルや大失速もありましたが、全8戦で4度の総合優勝は文句なしのチャンピオン獲得といえるでしょう。

 

 

27歳で自身初となるAMAタイトルのAMAスーパークロス250SX王者に。そして、AMA最高齢31歳でのAMAモトクロス450MX王者へ(前記録は29歳ダグ・ヘンリー)。遅咲きオズボーンの活躍の裏には、ここにも数多くのAMA王者を生み出してきた名トレーナー、アルドン・ベイカーの存在があるのです。恐るべし、ベイカーズ・ファクトリー…。

 

 

レーサーとしてだけでなく、良き父親&ファミリーマンの姿も広く知られるところ。AMAでの契約がなくなった若きオズボーンと共に活躍の場を求めてヨーロッパへ同行した奥様。AMAでの好条件契約獲得の為にMXGP参戦し、MX2クラスで総合優勝1回、イギリス選手権チャンピオン獲得。アメリカ帰国時に自身の売り込みのためにスポット参戦したのはAMAスーパークロスだけでなく、ローカル規模のアリーナクロスに賞金目当てで参戦。5年後には再びアメリカでの契約を獲得。

 

我々がこれまで見てきた多くのチャンピオンとは異なり、苦労と遠回りしながらも世界最高峰タイトルをつかみ取ったオズボーン。カッコよすぎます!

 

 

これまで積極的にGNCCやISDEにも参戦してきたオズボーン。450タイトル獲得後もその姿勢は変わらないとコメントしています。

 

残すは世界最高峰シリーズのAMAスーパークロス450SXタイトルのみ。オズボーンのハスクバーナとの現在の契約は2021年限りですが、モトゴシップ的には水面下で、2022年までの延長が内定済みの模様。AMAスーパークロスでも最高齢チャンピオン記録(27歳 トマック)樹立なるか?オズボーンの活躍に期待です!

 

ドキュメントビデオ|ディラン・フェランディス「2020 AMAモトクロス 250MX 王者確定レース」最終戦フォックスレースウェイ

Simon Cudby


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