モトゴシップ|ザック・オズボーン&ジェイソン・アンダーソン「AMAモトクロス」シリーズ離脱
2021 AMAモトクロスシリーズ 第3戦 ハイポイント開催直前にディフェンディングチャンピオンのザック・オズボーンのシリーズ離脱が発表されました。
AMAスーパークロス中盤戦に背中を負傷。椎間板ヘルニアと診断され、シリーズ後半を欠場。ディフェンディングチャンピオンとして挑むAMAモトクロス開幕戦に照準を合わせて回復に努めてきましたが、思うような回復とはいかずに不安を抱えたままのAMAモトクロスシリーズ開幕を迎えたのでした。
シリーズ開幕前から、第2戦サンダーバレー終了後を目処に以後の参戦プランを見直す可能性があることをコメントで示唆していましたが、その通り以後のシリーズ全欠場し治療に専念することへ。モトゴシップ的には、背中の手術が予定されているとの情報もあります。
オズボーンは来季もハスクバーナファクトリーから、450クラスに参戦が決定しています。
第2戦サンダーバレー前でしたが、ジェイソン・アンダーソンも負傷によりシリーズ離脱の発表もありました。開幕戦フォックスレースウェイ後のプラクティスで、ジャンプ時にチェーンが切れるアクシデントが発生。右手の骨折と歯が折れるダメージを負ったとのこと。
リリースによるとアンダーソンの復帰には、6〜8週間を要するとの記載あり。シリーズ終盤戦への復帰に意欲を見せる自身によるコメントもありましたが、今季限りでハスクバーナファクトリーを離れ、カワサキファクトリー移籍説もあるアンダーソン。
過去これまでの移籍を控えたライダーによる、負傷欠場からの実戦復帰の実現性は、高いとは言えないのが残念な事実…。次回レース参戦は違う色のマシンとなる可能性もあるかもしれません。
ハスクバーナファクトリーのメインスポンサーである、ロックスターエナジーはペプシに4000億円で買収されており、事業再編が進行中。その影響でハスクバーナファクトリーとの契約は今季限りではとの噂も…。
オズボーン、アンダーソンの一日も早い回復を祈りつつ、ハスクバーナファクトリーの動向にも注目でしょう。
Simon Cudby