モトゴシップ｜ジェレミー・マーティン骨折「シリーズ離脱」表明

by SetagayaRacing · Published 2021-09-02 · Updated 2021-09-02

AMAモトクロス 250MXクラス参戦のジェレミー・マーティンが、第10戦アイアンマンでのモト1首位バトル中の単独転倒。そのままリタイアとなり、怪我の状態が心配されていましたが、正式な情報が公開されています。

所属するスターレーシングヤマハによる発表によると「左腕骨折」。今季シリーズ残り2戦を欠場確定、シリーズ離脱の記載がありました。

今季のマーティン、2月下旬のAMAスーパークロス250SXウエストシリーズ開幕戦で左肩の脱臼。以後のシリーズを欠場。万全の状態ではないものの、5月下旬開幕のAMAモトクロスでは肩の負傷と左手舟状骨のダメージを抱えたまま参戦。第2戦のクラッシュで再び左手を負傷し、第3戦を欠場。第4戦からの強行出場以後は取りこぼすレースもありましたが、クラス最多勝利の活躍を見せるも再び負傷欠場という不運という言葉では言い表せない程の苦いシーズン幕引きとなってしまいました。

@ p r o m o t o c r o s s

転倒時の映像ではジャンプ着地でハイサイド的に転倒、マシンから投げ出されます。手首付近のダメージも確認出来ました。

この大会で250クラス唯一、2分を切るハイペースでジェット・ローレンスを追い詰めていた時のクラッシュ。因みにこの大会で2分を切るラップタイムを記録したのは、450クラスで総合優勝のイーライ・トマックのみ。この事実だけで、マーティンの驚異のスピードをご理解いただけたはず。残念すぎる…。