【モトゴシップ】K・ロクスンと名トレーナー A・ベイカー破局説
今期スーパークロス開幕直後から囁かれていたロクスンとベイカー破局説。どうやら事実のようです… カーマイケル、スチュワート、ビロポートのトレーナー務め、現代AMAモトクロスシーンを語るには欠かせない存在の名トレーナーのベイカー。昨年まではメインクライアントにR・ビロポート、A・シアンサルーロ、K・ロクスンの三名全員がフロリダに拠点を構え合同でトレーニングを行う「チーム」でもありました。
今季はMXGP参戦の為、渡欧するビロポートは例外的扱いとなり、シアンサルーロ、ロクスンに加えて、ダンジー、ムスキャン、アンダーソンとAMAトップライダーのクライアントが一気に増えたことでも注目されたのと同時に、フロリダにベイカー自らがオーナーを務める新しい巨大MXトレーニング拠点「ベイカーズ・ファクトリー」を構えたことでも話題に。
シーズンオフに公開されたロクスンのドキュメントビデオではベイカーも登場しベイカーズ・ファクトリーでのライディングの様子も見れたのですが…
ベイカーのコメントによると、契約解除は事実もロクスンはこれ迄通りベイカーズ・ファクトリーでのライディングに限って可能とのこと。契約解除についての詳細については語られていません。
ゴシップ的にはロクスン所属のRCHスズキのオーナーの一人でもあり、元ベイカーのクライアントでもあったカーマイケルは、ベイカーとの関係が悪化していて他のトレーニング法を薦めている？他にもロクスン自身のダンジーやアンダーソンという同じクラスでのライバルと一緒のトレーニング法に疑問がある？等、色々と囁かれているようです。
昨年迄はロクスンも学ぶ立場としてビロポートを頂点としたトレーニングプログラムに志願して加入しましたが、そのビロポートはMXGP参戦の為、渡欧。それに伴いこれまで使用してきたビロポート所有のトレーニング施設売却。トレーニングプログラムにダンジーらの加入に加えて、ロクスンのRCHスズキへの移籍もあり急激に環境が変わった中での両者の決断なのでしょう。
新たにベイカーのプログラムに参加することなったダンジーは、カーマイケル所有コースをこれまでトレーニング拠点としてきていましたが、ロクスン離脱を受けて、ベイカーズ・ファクトリーに本格的に拠点を移し、住まいも引越すのでは？という話もあるそうです。
ダンジーにしたらカーマイケル・ファームを拠点としながらも、RCHスズキにライバル、ロクスン加入。カーマイケルとロクスンの関係が深くなっていくのは神経質？なダンジーとしては集中出来ないという判断もあるのかも？そこで同じフロリダで名トレーナー、ベイカーの下で新たなスタートを切るというのは充分理解出来る話ではありますがどうでしょ？
ロクスンは以前のドキュメントTVシリーズにもありましたが、キッズ時代からトレーナーを務めてきた父親と仲直り？し、再び一緒にトレーニング。母親も一緒にドイツから渡米中。昨年まで一緒だったガールフレンドとは破局。色々な意味でRCHスズキ移籍が大きな転機となっているようです。
そして日本人として気になるのがダートクール誌等でお馴染みの全日本MXライダーを多く手掛けてきた炎の整体師、鳥屋氏がロクスンのトレーナーとして現在、帯同中。この事実もロクスンとベイカーとの契約解除から、ロクスンが次の環境を作り上げているのでは？と考えることも出来そうです。
ベイカーの下を離れたロクスンがクラッシュでポイントリーダーの座を逃す一方で、ベイカーとの関係を深めていくダンジーが今季初優勝とポイントリーダー浮上と明暗が分かれているロクスンとダンジー。
こんなモトゴシップを頭に入れてスーパークロスを見るとまた違った楽しみ方が出来ると思います！
