レースビデオ&リザルト|2021 AMAモトクロス 第3戦 ハイポイント
2021 AMAモトクロス 第3戦 ハイポイント(マウントモーリス)450MXクラス、250MXクラスのレースビデオ&リザルトをシェア。今大会からシリーズは、アメリカ東部連戦がスタートとなります。
AMAモトクロス史上多くの名勝負が繰り広げられた、すり鉢状の地形にレイアウトされた歴史あるコースでの見応えあるレースアクションに期待です。雨予報もありましたが、降雨は最小限に済みベストコンディションでの見応えあるレースに。エンジョイ!
【450MX リザルト】 | |||
---|---|---|---|
1. | Dylan Ferrandis | 2 – 2 | Yamaha |
2. | Adam Cianciarulo | 1 – 4 | Kawasaki |
3. | Eli Tomac | 6 – 1 | Kawasaki |
4. | Ken Roczen | 3 – 3 | Honda |
5. | Chase Sexton | 4 – 5 | Honda |
6. | Aaron Plessinger | 5 – 8 | Yamaha |
7. | Justin Barcia | 9 – 6 | GasGas |
8. | Marvin Musquin | 10 – 7 | KTM |
9. | Joey Savatgy | 8 – 9 | KTM |
10. | Cooper Webb | 7 – 11 | KTM |
450クラスルーキー、フェランディスが3戦目にして2度目の総合優勝獲得! レース勝利はないものの持ち前の勝負強さでロクスンを抑え込み、再びポイントリーダー首位に再浮上。逆バンクやワダチの多い難コースでも勝負どころでのアグレッシブさが大きな武器となりました。総合2位は、今季初レース勝利果たしたシアンサルーロ。レース2では課題の線の細さを露呈したミスからのポジションダウンでしたが、今後の活躍が大いに期待出来そうな両レースで好スタートからの首位快走でした。総合3位には、モト2で1年振り以上に本来の規格外ライディングを披露し勝利を手にしたトマック。多くのレースファン待望のトマック復活劇は今大会のハイライト。スタート順位に左右されてしまうレース展開が今季の課題ではありますが、思わず声出る豪快なライディングを今後も継続できればシリーズの流れを変える力がある激走でした。
【450MX ポイントランキング 3 of 12】 | ||
---|---|---|
1. | Dylan Ferrandis | 133 |
2. | Ken Roczen | 130 |
3. | Aaron Plessinger | 103 |
4. | Chase Sexton | 101 |
5. | Adam Cianciarulo | 101 |
6. | Justin Barcia | 96 |
7. | Eli Tomac | 86 |
8. | Marvin Musquin | 76 |
9. | Cooper Webb | 76 |
10. | Christian Craig | 72 |
フェランディス、ロクスンが頭一つ抜け出した形ではありますが、シリーズは序盤戦。トマックとシアンサルーロのレース勝利でまだまだ目が離せない上位ランキング争いです。
【250MX リザルト】 | |||
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1. | Jalek Swoll | 1 – 3 | Husqvarna |
2. | Jett Lawrence | 3 – 2 | Honda |
3. | Justin Cooper | 5 – 1 | Yamaha |
4. | Colt Nichols | 2 – 5 | Yamaha |
5. | Garrett Marchbanks | 10 – 4 | Yamaha |
6. | Austin Forkner | 7 – 6 | Kawasaki |
7. | Ty Masterpool | 9 – 10 | GasGas |
8. | Hunter Lawrence | 8 – 11 | Honda |
9. | Dilan Schwartz | 6 – 13 | Suzuki |
10. | Carson Mumford | 13 – 7 | Honda |
11. | 下田 丈 | 4 – 40 | Kawasaki |
総合優勝は今大会最大のサプライズ、ハスクバーナファクトリーのジャレック・スウォル。前大会でAMAモトクロスキャリアベスト&初シングルフィニッシュとなる6位を記録したばかりでしたが、今大会で覚醒。チームメイトのハンプシャーのレース終盤での不運なチェーントラブルによるリタイアもありましたが、モト2でも好スタートから3位フィニッシュでプロ初優勝達成(AMAモトクロス87人目の勝者)。プロ転向後は苦戦が続いていましたが、今季からベイカーズファクトリーをトレーニング拠点とし、結果も上向きで注目度高まったタイミングでの勝利。全米アマチュア選手権ロレッタ・リンでMVP獲得した実力は間違いないことを証明。総合2位は、ポイントリーダーのジェット・ローレンスがまずまずのスタートから手堅くリザルトをまとめました。ライバル達のスピードを称え、リスクを犯さずに安定したレースを心掛けたとコメント。総合3位には、モト2でベストラップ記録し今季初レース勝利果たしたジャスティン・クーパー。モト1での転倒が残念でしたが調子を上げてきたクーパーの活躍がこのクラスの盛り上げを左右しそうです。
下田丈選手は、モト1でローレンスとクーパーとバトルを繰り広げた4位入賞がハイライト。モト2では、スタート1コーナーでのマルチクラッシュの影響で他車とマシンが絡み合いマシン破損でリタイアとなりました。
【250MX ポイントランキング 3 of 12】 | ||
---|---|---|
1. | Jett Lawrence | 132 |
2. | Justin Cooper | 121 |
3. | Hunter Lawrence | 90 |
4. | Jalek Swoll | 88 |
5. | Colt Nichols | 87 |
6. | Garrett Marchbanks | 85 |
7. | Austin Forkner | 77 |
8. | Jeremy Martin | 72 |
9. | 下田 丈 | 68 |
10. | R.J. Hampshire | 67 |
僅差でポイントリーダー争いをしていたジェレミー・マーティンは前戦での転倒負傷の影響で欠場。ポイントリーダーのローレンスに対して、クーパーが11点差で追う展開。
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