AMAスーパークロス事件簿|セクストン転倒「赤十字フラッグ」無視ペナルティ判定ロクスン含む4名

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大波乱の一戦となった 2021 AMAスーパークロス 第2戦 ヒューストン2。その最大の事件が、赤十字フラッグ掲示中のジャンプによりペナルティの判断が下された件でしょう。

 

ホールショットから首位快走のルーキー、チェイス・セクストンがサンドセクションでバランスを崩し、直後のリズムセクション進入時に激しく転倒。コース上で動けないセクストン救護のために黃旗後方で赤十字フラッグが掲示されます。直後の混戦の中でケン・ロクスン、ジェイソン・アンダーソン、ビンス・フリージー、マーティン・ダバロスが2連ジャンプをクリア…。

 

ペナルティ対象シーン、一部始終ビデオでチェック!

 

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ショッキングなセクストンの転倒については後述するとして、映像内でセクストン転倒後にイーライ・トマック、ロクスン、アンダーソン、ダバロスが2連ジャンプしている様子がはっきりと確認できます。トマックに関しては赤十字フラッグ掲示直前のジャンプということで、ペナルティ対象外。

 

AMAから公式リザルト&ポイントランキング発表が遅れに遅れた背景には、ペナルティの判断に異議申立てがあった為。ロクスン、ホンダファクトリーからの申立て内容は、対象区間通過時にロクスンからは赤十字フラッグが見ることが出来ずに故意ではないとの主張。

 

 

ロクスンとしてはペナルティが覆れば、新ポイントリーダーに浮上となった重要な一戦でのリザルトだっただけに非常に残念な結果に。ロクスンが故意に赤十字フラッグ無視をするようなライダーではないのはレースファンであればもちろん知っているはずですが、故意かどうかに関わらず実際にジャンプしている映像があるだけにAMAのペナルティの判断は受け入れざるえないでしょう。ペナルティ処分後のロクスンのランキングは5位ということに…。

 

 

心配されるセクストンの容態について。ライブ中継時の様子から鎖骨もしくは手首への大きなダメージが予想されましたが、ジャンプ斜面に叩きつけられた右肩を負傷とのこと。精密検査後の正式な診断は下されていないものの骨折や脱臼等ではないのではとのモトゴシップも。ホンダからのリリースでは週末の第3戦に出場できるかは不明とのこと。450ルーキー当たり年の2021年。セクストン初優勝を期待させる快走だっただけに一日も早い回復を祈るばかりです。

 

 

ペナルティ後の最新ポイントランキングやヒューストン2SX関連トピックは以下記事リンク先からご確認いただけます。

450SXハイライトビデオ|2021 AMAスーパークロス 第2戦 ヒューストン2
250SXハイライトビデオ|2021 AMAスーパークロス 第2戦 ヒューストン2
450SX決勝フルビデオ|2021 AMAスーパークロス 第2戦 ヒューストン2
250SX決勝フルビデオ|2021 AMAスーパークロス 第2戦 ヒューストン2
プラクティスタイム速報&GoProビデオ|2021 AMAスーパークロス 第2戦 ヒューストン2

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