モトゴシップ|ジェフリー・ハーリングス「首負傷」最新情報発表

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2020 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第7戦 ファエンツァGPでの大事件、ジェフリー・ハーリングス「負傷欠場」シリーズ離脱! プラクティス時の転倒から、すぐさまドクターヘリで搬送される深刻な様子はとてもショッキングなものでした(下記記事リンク先で確認できます)。

モトゴシップ|ジェフリー・ハーリングス「首負傷欠場」情報まとめ

 

負傷から約2週間が経過したタイミングでハーリングス自ら負傷に関するコメントがありました。過去のリリース情報と併せてコメント内容を整理しながら抄訳すると…。

 

バイク前方に投げ出され頭部から転倒した直後から、約30分は首から下の感覚が完全に麻痺していた状態。精密検査では頚椎に3箇所の小さな亀裂骨折が確認されましたが、完治にはそれほど時間を要しないという診断結果でした。幸運にも僅かなところで麻痺に繋がる神経へのダメージを逃れた医師から告げられたことも記されていました。

 

シリーズに対しては今季は自身が100%完全にコントロールしていたと語り、2位という負けレースでも受け入れてタイトル争いを掌握出来ていた印象を抱いていたそう。転倒時も特にミスはなかったものの結果的に2年連続して負傷でタイトルを逃すことに悔しさをにじませると同時に、ファンやスポンサー、チームに感謝と謝罪の意を伝えていました。

 

 

先のリリースの通りにイタリア、マントバでの3連戦欠場も併せてコメントしていますが、その後に復帰時期に関してチームと検討していくとのこと。一日も早い回復に務めるとのコメントで締めくくっています。

 

負傷前には、ポイントリーダーとして「60点」のリードを築いていたハーリングス。シリーズをコントロールしていたというコメントの通りの圧倒的な強さと安定感を見せていましたが…。コロナ禍での1週間で同一会場3連戦「トリプルヘッダー」が今後も続き、タイトル争いからは完全に脱落。早期復帰の可能性は低いでしょう。

 

この「首の太さ」でも頚椎負傷と考えるか? この太さだからこの程度?の負傷で済んだと考えるか? 意見は分かれるでしょうが、今回の転倒がハーリングスの選手生命消滅どころか、個人の人生にも大きな影響を及ぼす可能性があったことは事実。再びネックブレースやエアバッグ等のプロテクターの重要性・安全性をを改めて考えるきっかけになることを望み〼

 

モトゴシップ|ジェフリー・ハーリングス「首負傷欠場」情報まとめ

Ray Archer


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