モトゴシップ|2020 AMAスーパークロス「シリーズ後半戦再開」方針発表
世界的な感染拡大が続く新型コロナウイルスの影響を受け、レース開催中止発表が続いていた 2020 AMAスーパークロスシリーズ。3月26日付けで、中止レースを含めたシリーズ後半戦再開の方針をアナウンス!
リリース抄訳とこれまでのレース中止発表をまとめて以下に整理したいと思います。
すでに中止発表済みであった5大会に加えて…
- 第11戦 インディアナポリスSX
- 第12戦 デトロイトSX
- 第13戦 シアトルSX
- 第14戦 デンバーSX
- 第15戦 フォックスボロ
今回、下記2大会の中止が追加発表。
- 第16戦 ラスベガスSX
- 第17戦(最終戦)ソルトレイクシティSX
これにより、終了済の第10戦デイトナSX以降のレースが、ひとまず全て中止となりましたが、中止が確定した第11〜第17戦(最終戦)を開催地・日程が未定としながらも、レーススケジュール調整して開催する方針を表明(3月26日)。我々レースファンにとっては久々の明るいニュースが公式リリースとして発表されました。
モトゴシップ的には、今週にAMAスーパークロス開催に関する公式リリースが出るという情報があり、第16戦 ラスベガスSXと最終戦ソルトレイクシティSXの中止決定済みとの情報も入手済でした。そして、そのままシリーズ終了〜チャンピオン&ランキング確定するのでは? という憶測もありましたが、シリーズ再開の方針はサプライズ感ある嬉しいニュース!
なのですが「later this year」という開催時期に関するリリース内記述。「年内」とも「今年後半」とも受け取れる言葉なのですが、現在のアメリカ国内での新型コロナウイルス感染拡大状況と新たに発表された6月中旬開幕AMAモトクロスシリーズのスケジュールを考えると、AMAモトクロスシリーズ終了後にAMAスーパークロス後半戦が新日程で再開される可能性もあります。
AMAスーパークロスシリーズ再開は嬉しいものなのですが、全く性質が異なるアウトドアとスーパークロスという競技の特性上、特に各クラスでタイトルを争うライダー達への負担は身体的以上に精神的にも大きなものとなるのは想像に難くありません。というのもUSモトクロス界では、AMAスーパークロスの成績を最優先する傾向が非常に大きく、賞金や各契約内容にもその傾向は反映されています。AMAモトクロス期間に負傷という事態は避けなければなりません。
現時点では、AMAスーパークロス後半戦新日程は発表されておらず、今後の推移を見守る必要があります。しかし、主催者のAMAスーパークロスを再開させようという姿勢と今回の発表は嬉しいニュースです!
Octopi Media