AMAモトクロスドキュメンタリー|レッドブル発『MX Nation』シーズン5 Ep.4

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レッドブル発のAMAモトクロスシリーズを題材とした大本命傑作ドキュメンタリー『MX Nation』が、2019年シーズンも帰ってきた。

 

制作は過去「The Great Outdoors」,「The Moto: Inside the Outdoors」,「Supercross: Behind the Dream」というAMAモトクロス、AMAスーパークロスを題材にしたモトクロス史に残るドキュメンタリー映像作品を送り出してきたスタッフが手掛けます。ニューモトでも何度もシェアしてきた作品ばかり。

 

 

業界からの信頼も厚いスタッフによる作品なので、迫力のレースシーンだけでなく、レース業界裏側の「モトゴシップ」的な要素まで鋭く切り込む内容は「傑作」の名にふさわしい納得のクオリティ。エンジョイ!

 

 

エピソード4では、負傷欠場ライダーの代役ライダーとしてKTMセミファクトリーのロッキーマウンテンKTMに加入したジャスティン・ボーグル。特殊な契約状況と来季も含めてAMAトップチームのシート獲得の厳しさをコメント。モトクロス・ユーチューバーとして人気のプライベーター、ジェフ・ウォーカーとそれを支える父親が、プロレベルでのレース活動の厳しさをコメント。第一子懐妊や手の負傷抱えながらの参戦となったブレイク・バゲットにカメラが迫ります。

 

 

華やかに見えるAMAレースシーン。ファクトリーやファクトリーサポートチームの構想から外れると、再びファクトリーレベルの有力チームのシートを再び獲得するのは厳しい世界。契約金よりも優れたチーム体制を優先し、実績を改めて積み重ねてキャリアを再建していくのです。

 

近年では、ジャスティン・バーシアやザック・オズボーン、ディーン・ウィルソン等が成功例として該当します。レースだけでなく、チーム体制や契約金含めた業界のピラミッドの頂点へ駆け上がるという華やかなシーンの裏側。勝負の世界、結果を残し続けられる者だけが頂点を極められる。

 

 

日本国内でもチーム活動休止や縮小等の厳しい状況が続きますが、是非とも国内レースシーンも競争社会をサバイブし、我々レースファンに興奮と希望を与え続けてくれることを期待したです!

 


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