モトゴシップ|2019 モトクロス・オブ・ネイションズ「フランス代表」発表
オランダのロードサーキット「TTサーキット・アッセン」特設コースで開催される国別対抗世界選手権「2019 モトクロス・オブ・ネイションズ」出場のフランス代表チームが発表されました。
現在大会5連覇中のフランス、AMAとMXGPで活躍するライダー陣の層の厚さとチームワークが強さの秘訣。注目の代表メンバーは?
- ゴーティエ・ポーラン(MXGP)- MXGPランキング3位
- トム・ビアール(MX2)- MX2ランキング3位
- ロマン・フェーブル(OPEN)- MXGPランキング8位
(ランキングは第14戦終了時点のもの)
MXGPクラスにフランス代表のエース、ポーランが選出。ネイションズでの実績からして納得の人選でしょう! MX2クラスはルーキーにしてKTMファクトリー所属し表彰台登壇を重ねる活躍のビアールが初選出。OPENクラスには、今季開幕戦の足首骨折で出遅れるもシリーズ終盤で4レース勝利(総合優勝1回)と尻上がりに本来の調子を取り戻してきたフェーブル。
若手からベテランのバランスの取れたチーム構成。下記はフランス代表チーム紹介ビデオです。エンジョイ!
気になる点としては、マービン・ムスキャン(KTM)とディラン・フェランディス(ヤマハ)のAMAタイトル経験者にしてネイションズでのフランス優勝メンバーでもあった二人が選出されなかった点。
フェランディスは当初より、今年のネイションズ不出場のコメントを出していました。理由は、サンドの特設コースに適応するための準備不足が挙げられていました。ムスキャンはフランスのフェデレーションとの関係が改善されておらず参戦には積極的ではないとの見方がされていました。
背景には、近年のアメリカ代表候補ライダーたちの出場辞退に代表されるように、AMAシリーズの過密レーススケジュールが理由のひとつであるとも言われています。
大会6連覇、通算7度目の優勝を狙うフランス代表チーム。今年度大会も大本命間違いなしでしょう。
ハイライトビデオ&リザルト|2018 モトクロス・オブ・ネイションズ アメリカ大会 レッドバッド
Ray Archer